私的名盤紹介―真の雑食を目指して

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私的名盤放送第65回 「声優レアグルーヴ/声優シティポップ特集続編、90sR&B, スロウジャムで棚から一掴み」

私的名盤放送第65回
「声優レアグルーヴ/声優シティポップ特集続編、90sR&B, スロウジャムで棚から一掴み」


私的名盤放送第65回1

私的名盤放送第65回2

M1 何なんw /藤井風 『HELP EVER HURT NEVER』 (2020)
M2 Someone Like You /Patti LaBelle 『Flame』 (1997)
M3 The World We Live in /Cleopatra 『Comin' Atcha!』 (1998)
M4 Littlestone /明香 『AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.2』 (2003)
M5 Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit) /Shin Sakiura, SIRUP 『Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit)』 (2019)
M6 Darlin' /仙人掌, JJJ 『BOY MEETS WORLD』 (2018)
M7 Come And Go With Me /Tim Miner 『Tim Miner』 (1992)
M8 恋はイリュージョン /三森すずこ 『サキワフハナ』 (2017)
M9 On My Way /駒形友梨 『a Day』 (2020)
M10 カナリア /池澤春菜 『caramel』 (2001)
M11 Change My Mind /EXILE 『Lovers Again』 (2003)
M12 Girl's In Love With Me /芳野藤丸 『YOSHINO FUJIMAL』 (1982)
M13 12345(Get Real) /Leven Kali 『HIGHTIDE』 (2020)
M14 Positiveな明日 /大谷育江(大平勉・矢吹敏郎) 『「影技~SHADOW SKILL」3』 (1994)
M15 Time /宇多田ヒカル 『Time』 (2020)
M16 シンフォニー /ROUND TABLE feat. Nino 『恋をしてる』 (2008)
M17 What Do We Do? /Xavier Omar 『Moment Spent Loving You』 (2019)
M18 He's Mine /MoKenStef 『Azz Izz』 (1995)
M19 ずっと読みかけの夏 /冨田ラボfeat.CHEMISTRY 『Shiplaunching』 (2006)
M20 Together /ZMAP 『Forever Love』 (1998)
M21 In My Dream /Roomies 『In my Dream』 (2020)
M22 I Wanna Be Yours /Trellini 『Trellini』 (1994)
M23 月の夜に /久川綾 『AYA〜時間を紡いで〜』 (1993)
M24 moonlight /森大輔 『OPUS ONE』 (2005)
M25 大好きな君へ /水樹奈々 『ALIVE & KICKING』 (2004)

「放送アーカイブはこちらから」

【放送後記】
今回は前回に引き続いて、声優さんの楽曲のうち、
ブラックコンテンポラリーやシティポップの影響が色濃い楽曲を取り上げる
「声優レアグルーヴ、声優シティポップ特集」の続編としました。
そのほか、90年代から現行のR&Bのうち、スロウジャムと呼ばれる甘く都会的な楽曲を集めました。

M1 何なんw /藤井風 『HELP EVER HURT NEVER』 (2020)

HELP EVER HURT NEVER

1997年、岡山県生まれのSSW, 1stフル。
柴咲コウ、水曜日のカンパネラ、上白石萌音、Charisma.com、SIRUP、iriなど
で知られるYaffleをプロデューサーに迎えています。
ORIGINAL LOVEのような、90年代渋谷系~ブラックコンテンポラリー以降の
ソウルの香りが漂う楽曲と、デビューしたばかりとはとても思えない
円熟したボーカル、暖かみのあるトラックのバランスが最高です。
わずかによれたリズムを作るドラムスと、16ビートのコードバッキングが組み合わさることで
生まれるグルーブが素晴らしい。サビ前のネオソウル的な展開から一気に弾けるサビと、
歌の間を埋めるオブリガートの作る高揚感が聴きどころです。
次世代のJPOPを担う存在となるのは確実でしょう。
Youtubeで話題になったカヴァー動画では、パーカッションのようにビートを刻む
ピアノや、スモーキーなボーカルの魅力を存分に楽しむことが出来ます。

M2 Someone Like You /Patti LaBelle 『Flame』 (1997)

FLAME

1944年生まれのフィラデルフィア出身のソウルシンガー、
97年作の本作はJam & Lewisプロデュースで、その他にもGerald Levert, Brenda Russell,
David Foster, Arif Mardinなど著名なプロデューサーが参加しています。
鋭くボーカルが荒々しく歌う弾き語りのイントロから始まるクワイエットルーム、
M1を選びました。Anita Baker/Sweet Love系の楽曲がお好きな方には堪らないと思います。
歯切れの良いスネアや、低域の多いベースラインが作るシンコペートしたリズムがファンキーで、
80sのブラコンとヒップホップ・ソウルのちょうど間を取ったような、冷ややかな温度が感じられます。

M3 The World We Live in /Cleopatra 『Comin' Atcha!』 (1998)

Cleopatra

UK, イングランドのマンチェスター出身の3人組女性ボーカルユニット。
1stシングルがUK3位のヒットとなりました。アルバムはUK20位。
TLC, Destiny's Child, SWVなどに代表される無数のボーカルグループが流行した90年代ですが、
その中で忘れ去られてしまったグループが多いのも事実です。
Babyfaceのトラックのような、暖かみのある、スケール感の大きいハーモニーと
囁くようなコーラスの生々しい音に、魂が洗われるようです。Boyz Ⅱ Men, UNVなどお好きな方はぜひ。

M4 Littlestone /明香 『AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.2』 (2003)

AQUA PLUS Vocal Album

主に男性向けの恋愛シミュレーションゲームの名作を生み出した
AQUAPLUS社のボーカルトラックを集めたコンピレーションアルバム。2003年作。
2000年にLeafから発売されたPCゲーム「まじかる☆アンティーク」のオープニングテーマとなった
Littlestoneです。ハウス~2Stepのようなイーブンなリズマシンが作る、いい意味でチープな
ビートと、教科書的なアニメソングのハーモニーが合わさった甘酸っぱいポップス。
派手なホーンのオブリガートやシンセソロ、カッティングフレーズなど、シティポップ~AOR目線でも楽しめる一曲。
チープさこそが説得力をもたらしている好例と言えるのではないでしょうか。

M5 Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit) /Shin Sakiura, SIRUP 『Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit)』 (2019)

Shin Sakiura, SIRUP

SIRUPのライブサポート、マニュピレーター、その他向井太一、s**t kingz、showmore、Rude-α、miwaの
作品への参加でも知られるShin Sakiuraと、
SIRUPの共作によるニュージャックスウィングリヴァイバルな現行ブギー。
クリスピーなカッティングと、クリスタルなシンセが定番のニュージャックスウィングビートに重なった佳曲。

M6 Darlin' /仙人掌, JJJ 『BOY MEETS WORLD』 (2018)

仙人掌 JJJ

元MONJUのメンバーでありラッパーの仙人掌の2ndフル。
1989年生まれのトラックメイカーであり、febb as Young Mason、KID FRESINOとの
グループであるFla$hBackSとして活動しつつ、ソロでも活躍するJJJの共作。
ピッチを上げて作られたクラシックソウルをバックに、太いキックが作る
ミニマルなビート、過去の回想が鮮やかに描き出されていくリリックと、
リズムに対してストレートに載せる愚直なフロウが心地よいチルな一曲でした。

M7 Come And Go With Me /Tim Miner 『Tim Miner』 (1992)

Tim Miner

1980年代はCCM系のレーベルからアルバムを出していたシンガー。
Motownからの1st, 1992年作。 Darrale Jonesプロデュースで、
Diana King, Smokey Robinsonを手掛けたKeith Andesによるブラコン、M1を選びました。
Keith WashingtonやGlenn Jonesなどと比べると、比較的あっさりとした歌いまわしで、
ニュージャックスウィング由来のスウィンギーなビートとキャッチーなイントロで、一気に引き込まれます。

M8 恋はイリュージョン /三森すずこ 『サキワフハナ』 (2017)

恋はイリュージョン

1986年生まれの声優、歌手。ミルキィホームズやμ'sのメンバーとしての活動も知られています。
7thシングルのサキワフハナのC/Wに収録された声優シティ・ポップなトラックです。
渋谷系を代表するバンドの一つであるCymbalsのメンバーとして知られる矢野博康
(牧野由依、花澤香菜、Negicco, 南波志帆など)の作曲によるグルーヴィーでゴージャスなポップス。
速いテンポでハネるビートに華美なホーンが彩る上物のバランスが夢を見るような気持ちにさせる、
多幸感溢れる一曲です。これだけ多彩な楽器を鳴らしながら、ボーカルと楽器が調和して、
濁らずに聴こえる録音バランスにはただただ驚かされます。
花澤香菜さんなど、ヨーロピアンな香りがするハーモニーが好きな方は必聴の名曲。
スリリングなサックスとタップダンスの音を組み合わせたソロパートも最高。

M9 On My Way /駒形友梨 『a Day』 (2020)

a Day

スペースクラフト所属の女性声優、1991年生まれ。
学生時代はバンドを組んでいたこともあり、現在でもYoutubeチャンネルで
ギター弾き語り動画をアップしています。
1stEPの[Core](2018)は、グルーヴィーで徹底的に作り込まれた編曲と、
キャッチーなメロディが組み合わさった、声優シティ・ポップを代表する名盤と言える一枚でした。
今作は3rdEP。水樹奈々/glitch, 水瀬いのり/brave climber, MELODY FLAGなど、
現代のアニメソング、声優ソングのメインストリームを担う作曲家、中野領太(1988-)が手掛けた、
疾走感溢れるアーバンブギーM3を選びました。アシッドジャズなイントロから始まり、
クラヴィネットやエレピのファンキーなバッキング、SMAPの90年代の楽曲のような
派手なホーンの組み合わさったスリリングな一曲。

M10 カナリア /池澤春菜 『caramel』 (2001)

caramel

1975年生まれの声優、自身で作詞を行った2001年作の3rd。
ACO/悦びに咲く花やUA/リズムなどを彷彿させる、
90sJR&Bのマナーに則ったアンニュイなヒップホップソウル。Jam-T作曲。
生々しい音色のドラムスとメロディアスなベースライン、Bメロの不穏な展開に、表情を出さない
アンニュイなボーカルが組み合わさった、冷ややかな魅力のある一曲。
立派な声優レア・グルーブの一枚と言えるでしょう。

M11 Change My Mind /EXILE 『Lovers Again』 (2003)

Lovers Again

説明不要のJR&Bを代表するダンスボーカルグループの傑作シングル、Lovers Again。
このC/Wに収録されたシルキーなアーバンミッド。
May'n, AKB48, Beverlyなどへの楽曲提供でも知られる和田耕平のペンによる
80sソウルからの影響が色濃いホーンのバッキングと、煌めく上モノのバランス、
センシュアルでありながら、しかし優しさのあるATSUSHIのボーカルと組み合わさった
JR&B全盛期の名曲の一つです。

M12 Girl's In Love With Me /芳野藤丸 『YOSHINO FUJIMAL』 (1982)

Yoshino Hujimaru

男達のメロディーやBAD CITYなどのヒットで知られるフュージョンバンド、
Shogunのギタリスト、1951年生まれ。Shogunでの活動のほか、
ファンク~フュージョンバンドAB'sでの活動で、シティポップ~AORマニアからも
注目を集めています。
このセルフタイトルの1stソロは希少盤のひとつで、CDでも
以前lightmellow choiceでリイシューされてから、手に入らない状態が続いています。
松下誠(G), 渡辺直樹(B, スペクトラム), 岡本郭男(Ds, スペクトラム)、
コーラスにはEPO、桑名晴子などが参加しています。
この中から分厚いコーラスとシンセのゆらめく白玉が心地よいメロウM5を選びました。
伸びやかなサックスの長いソロも素晴らしい。
その他にも歌謡曲感漂うメロディにアーバンミッド~リゾートミュージックなトラックが載ったM1,
中華シンセの印象的なM6, TR808のリズムトラックと枯れたギターが組み合わさった妖しげな
クワイエットストームM8など、良曲満載です。

M13 12345(Get Real) /Leven Kali 『HIGHTIDE』 (2020)

12345Get Real

2010年代後半から活躍し始めたソウル系シンガーの中で特にお気に入りの
Leven Kaliのニューアルバムから、先行シングルに選ばれた12345(Get Real)です。
深い低域の効いたベースと、オールドファッションなリズムマシン風の
ハイハットで作られるリズムパターンは、曲に90sR&Bの質感を与えています。
ZAPPのようなトークボックスのコーラスも加わった、
現代的なクワイエットストームの形なのでしょう。

M14 Positiveな明日 /大谷育江(大平勉・矢吹敏郎) 『「影技~SHADOW SKILL」3』 (1994)

Shadow Skill3

テレビアニメ『影技-SHADOW SKILL』のイメージアルバム第3弾、1994年作。
大谷育江によるハイトーンボーカルに、マシンファンクなビート、
鋭くペキペキしたカッティングが加わった声優レアグルーブ。
間に挟まれるブラジリアンなピアノフレーズや、安っぽいストリングスが合わさることで、
Swing Out Sisterのような爽やかな魅力がある一曲。

M15 Time /宇多田ヒカル 『Time』 (2020)

Time 宇多田ヒカル

宇多田ヒカルによるニューシングル。小袋成彬とのco produceによる
久々のR&B路線な楽曲になりました。
大胆にオートチューンを掛けたボーカルから、Timberland~Stargate的な
変則ビートが圧倒的な音圧感で迫りくるイントロは、
かつてJam & LewisがプロデュースしたAddictied to Youを思い起こさせます。
徐々にベースが入りながら、サビでも音数少なくマットに仕上げられた渋いトラック。
パーカッションの一つ一つや、2番で入るBod Up的なシンバル音など、
一つ一つの音色をしっかりと聴かせようという意図が感じられます。
後半になりボーカルとパッドのみになっても、宇多田ヒカルの歌の技術だけで
裏にあるビートが聴こえてくるようです。
ハイハットのトラップビートに、イーブンなキックと少しずれたスネアを
組み合わせることで、独特なグルーブを生み出しています。
R&B期の宇多田ヒカルを最新の形にアップデートした名曲と言えるでしょう。

M16 シンフォニー /ROUND TABLE feat. Nino 『恋をしてる』 (2008)

恋をしてる

ROUND TABLE feat Nino時代のシングル、恋をしてるのC/Wに
収録された邦楽クワイエットストーム。
今や花澤香菜のプロデューサーとして、アキシブ系~声優シティ・ポップを
代表する存在となった北川勝利によるグループの2008年作です。
Charaを思わせる甘茶のようなボーカルが揺蕩う中で、
多重コーラスと、オクターブのカッティングフレーズが気持ち良い
控えめなリズムギター、リズムマシンの暖かい音が優しい気持ちにさせてくれます。
Norman Brownのようなクリスピーなギターソロがフュージョン的な香りを与える味付けも最高。

M17 What Do We Do? /Xavier Omar 『Moment Spent Loving You』 (2019)

Xavier Omar

詳細不明なUSのトラックメイカー。2019年作のフルから、
不穏な女性コーラスと細やかなトラップビート、乾いたスネアに
ウィスパーボーカルの加わったトラップソウル~クワイエットウェイブ。

M18 He's Mine /MoKenStef 『Azz Izz』 (1995)

Azz Izz

1994年にLAで結成された3人組女性R&B系ボーカルグループ。
Billboard Hot 100で#7となったヒット、He's Mineを選びました。
唯一作となった1stフルアルバムはDef Jamからリリースされました。
当時流行のTLC/Waterfalls~Changing Faces/Stroke You Up系のヒップホップソウル。
煌めくシンセが80sの香りを少し残したイントロから、
少し幼いボーカルが気怠く歌うコーラス、残響の効いたスネア、
頽廃的なループするハーモニーを合わせたチルなクラシックス。

M19 ずっと読みかけの夏 /冨田ラボfeat.CHEMISTRY 『Shiplaunching』 (2006)

Shiplaunching

冨田恵一によるソロプロジェクト、冨田ラボの2ndフル、2006年作。
CHEMISTRYをゲストに迎えたスロウ。リッチなストリングスと透き通った
リムショットのドラムス、CHEMISTRYの2人の柔らかく歌うファルセットが愛おしい
現代的なリゾートミュージック。この豪華なフレーズを奏でるストリングスを、
敢えて遠い定位で鳴らしてしまうセンスに驚かされます。

M20 Together /ZMAP 『Forever Love』 (1998)

声優レアグルーブ2

置鮎龍太郎, 川上とも子などが参加した声優によるボーカルグループ。
『声優レアグルーブ』のコンピレーションアルバムで発見しました。
久保田利伸~90sのSMAPを思わせるような、
ニュージャックスウィング的なイントロに掴まれるアーバンミッドです。
残酷な天使のテーゼを初めとする高橋洋子の数多くの楽曲を手掛けた
大森俊之のペンによる一曲でした。

M21 In My Dream /Roomies 『In my Dream』 (2020)

In My Dream

邦楽アシッドジャズ~ネオソウル系バンド、CICADAの
及川創介によるバンド、Roomiesのニューシングル。
Kashifのようなドリーミーなシンセと密室間のある音作りのバンドサウンドで
聴かせ、サビへの高揚感が堪らないアシッドジャズ。
Suchmos/THE BAYやNeighbors Complain/NBCP、
古くはSkoop of SombodyやEscalatorsを現代に蘇らせたような音です。
久々に邦楽ロックバンドの一押しを見つけられました。

M22 I Wanna Be Yours /Trellini 『Trellini』 (1994)

Trellini

フロリダ州出身の女性R&B系シンガーによる1st。
Bishop Burrellプロデュースです。
70年代末から80年代に掛けて活躍したUKのディスコ/ファンクバンドの
Delegation/Oh Honeyを大胆に引用したヒップホップソウル。
弾けるような音色のスネアとメロディアスなベース、
幼さが残りながらも、軽々とビートに乗ってビブラートをビシビシ決める
ボーカルが最高にクールなアーバンフローター。

M23 月の夜に /久川綾 『AYA〜時間を紡いで〜』 (1993)

AYA

『美少女戦士セーラームーン』や『ああっ女神さまっ』などの代表出演作を持つ
1968年生まれの女性声優によるソロアルバム。1993年作。1st。
『けいおん!』関連楽曲の編曲やAKB48の楽曲の編曲でも知られる百石元の
ペンによる邦楽クワイエットストーム。
Gerald Albrightのような90年代のスムースジャズを彷彿させるハーモニー、
SOUL Ⅱ SOUL的なUKグラウンドビートの影響を感じさせるリズムトラックと
アンニュイで透き通ったボーカルが歌うメロディとが絡み合う佳曲。

M24 moonlight /森大輔 『OPUS ONE』 (2005)

OPUS ONE

1981年生まれのR&B系シンガー、SSW。
ソロシンガーとして4枚のアルバムを残すほか、
久保田利伸のバック、楽曲提供などでも知られています。
Stevie Wonder, Donny Hathawayからの影響を公言しており、
70年代以降のR&B, ソウルにJPOP的なエッセンスを加えた良質な楽曲を
数多く生み出しています。
山下達郎/鈴木雅之~佐藤竹善~久保田利伸/中西圭三
~ゴスペラーズ~さかいゆうといった邦楽R&Bの正統な伝統を継ぐ
重要なシンガーソングライターではないかと思います。
2005年作の1stから、フュージョン色の強くオーガニックな涼し気なmoonlightを。
さっぱりとした声質と、繊細なファルセットのコーラスが美しい。

M25 大好きな君へ /水樹奈々 『ALIVE & KICKING』 (2004)

Alive & Kicking

女性声優、歌手の水樹奈々の4th, 2004年作。
そこから声優シティ・ポップの香り漂う端正なリズムと、古き良きガールポップな
メロディが組み合わさった、切なさたっぷりの甘酸っぱいポップスで締めくくりました。

私的名盤放送、次回もお楽しみに。








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  1. 2020/06/05(金) 00:00:08|
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私的名盤放送第64回 「昭和歌謡、アイドルポップス特集 ゲスト:DJゆか坊さん」

私的名盤放送第64回 「昭和歌謡、アイドルポップス特集 ゲスト:DJゆか坊さん」

私的名盤放送64回

「放送アーカイブはこちらから」

M1 マジカル・ファンタジー・ツアー">マジカル・ファンタジー・ツアー /花澤香菜 『Blue Avenue』 (2015)
M2 今夜だけDance・Dance・Dance /中原めいこ 『ココナッツ・ハウス』 (1982)
M3 Fantasy /中原めいこ 『2時までのシンデレラ -FRIDAY MAGIC-』 (1982)
M4 黒い瞳のリサ /大橋純子 『HOT LIFE』 (1980)
M5 銀河特急 /松崎しげる 『銀河特急』 (1978)
M6 女になって出直せよ /野口五郎 『女になって出直せよ』 (1979)
M7 愛のメモリー /松崎しげる 『愛のメモリー』 (1977)
M8 太陽がいっぱい /松本伊代 『Endless Summer』 (1983)
M9 LOVE GOES ON /山下達郎 『RARITIES』 (2001)
M10 MY BABY QUEEN /山下達郎 『POCKET MUSIC』 (1986)
M11 マーマレイド・グッドバイ /山下達郎 『僕の中の少年』 (1988)
M12 ディスコ・ギャル /朝比奈マリア 『MARIA』 (1979)
M13 恋の横顔 /国分友里恵 『Relief 72 Hours』 (1983)
M14 片思い同盟 /ラ・ムー 『Thanksgiving』 (1988)
M15 青山Killer物語 /ラ・ムー 『青山Killer物語』 (1989)
M16 七つの海よりキミの海 /上坂すみれ 『七つの海よりキミの海』 (2013)
M17 DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~ /サザンオールスターズ 『DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~』 (2006)
M18 アノネ~まみむめ★もがちょ~ /水樹奈々 『想い』 (2001)
M19 /サザンオールスターズ 『人気者で行こう』 (1984)
M20 ポールポジション /今井美樹 『elfin』 (1987)
M21 PEARL /伊藤美来 『PEARL』 (2019)
M22 HABANA EXPRESS /寺尾聰 『Reflections』 (1981)
M23 カサノバL /岩崎宏美 『わがまま』 (1986)
M24 Back Again /David Sanborn 『As We Speak』 (1981)
M25 身長差のない恋人 /嵐 『How's it going?』 (2003)
M26 Let It Be /SMAP 『SMAP 014』 (2000)
M27 Physical /林田健司 『Marron』 (1996)
M28 ヨコハマA・KU・MA /中森明菜 『ヨコハマA・KU・MA』 (1982)
M29 サクセス /ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 『Once Upon A Time In YOKOHAMA』 (1987)

今回は2回目のゲスト出演となる、昭和歌謡DJ、「DJゆか坊」さんをゲストにお迎えしお送りしました。
昭和歌謡曲を中心にしつつ、雑談多めでお送り致しました。
音楽の話以外に、声優さん、昭和な文化・建築の話など、お楽しみください。

以下、少しご案内です。

DJゆか坊さんの最近の活動↓
最新のMIX「和モノMIX*70s, 80s*DJゆか坊」

和モノMIX70s, 80sDJゆか坊
MIXCLOUDはこちら

僕の最近の活動から、特に気合を入れて作った
「お洒落系声優ポップス」(曇りめがねさんとの共作)
をぜひフォローください。


録音の動画はこちらから












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  1. 2020/05/10(日) 21:58:29|
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私的名盤放送第63回 「声優シティ・ポップ/声優レアグルーブ特集続編、90sJPOPとレアグルーブで棚から一掴み」

私的名盤放送第63回
「声優シティ・ポップ/声優レアグルーブ特集続編、90sJPOPとレアグルーブで棚から一掴み」


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「放送アーカイブはこちらから」

M1 エイプリルフール /冨田ラボ feat.坂本真綾 『冨田恵一 WORKS BEST~beautiful songs to remember~』 (2011)
M2 光速道路 /SO NICE 『LOVE』 (1979)
M3 Baby, I'm Hooked /Kathy Mathis 『Katt Walk』 (1987)
M4 アイスティー /田中理恵 『24 Wishes』 (2003)
M5 All My Love /L.A.X. 『All My Love』 (1980)
M6 Cruise /Kevin Ross 『Drive』 (2017)
M7 あまい夢 /上田麗奈 『Empathy』 (2020)
M8 Dreaming of you /川島瑞樹 (東山奈央) 『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 16』 (2018)
M9 Hold Tight /Magic Lady 『Hot 'n' Sassy』 (1982)
M10 Local Area /KANDYTOWN feat. Gottz, Neetz & KEIJU 『ADVISORY』 (2019)
M11 I Get Lonely /Janet Jackson 『The Velvet Rope』 (1997)
M12 洗濯機の中から /堀江由衣 『水たまりに映るセカイ』 (2000)
M13 Sing A Song /杉田智和 『ちょびっツ キャラクターソングコレクション』 (2002)
M14 消せない想い /谷村有美 『愛は元気です。』 (1991)
M15 Now I'm Alive /Tim Miner 『Tim Miner』 (1985)
M16 KALAPANA BLACKSAND BEACH /二名敦子 『ロコ・アイランド』 (1984)
M17 Love Again /中西圭三 『KEIZO 〜かなわない夢もあった』 (1991)
M18 Happy Tomorrow /水野愛日 『Joyful』 (1999)
M19 放課後の約束 /吉谷彩子 『放課後の約束』 (2012)
M20 I'm The One /Perri 『I'm The One』 (1988)
M21 Mismatch /米倉利紀 『passione』 (1993)
M22 Overnight Sensation /Moses Tyson 『Do You Want It』 (1983)
M23 テルミドール /水樹奈々 『NOeL 〜La neige〜 depart chisato×nana』 (1998)
M24 Solitude /金月真美 『ときめき』 (1996)

私的名盤放送最新話は、前回の曇りめがねさんとのコラボレーションでお送りした
「声優シティ・ポップ、声優レアグルーブ」の楽曲を、手に入れたCDからいくつかお送りしました。
その他、レコードから起こした80年代ブギー、クワイエットストームなど得意ジャンル、
現代のソウル・R&Bなどから様々に選曲してみました。

M1 エイプリルフール /冨田ラボ feat.坂本真綾 『冨田恵一 WORKS BEST~beautiful songs to remember~』 (2011)
冨田恵一best works

冨田恵一と坂本真綾のコラボによるアルバム曲。
ワンショットサンプルを重ねることによって作られるグルーヴィーで、
ブラジリアンフュージョンを感じるリズムパターン、
サビ前の生々しくスリリングなストリングスのフレーズが印象的です。
冨田恵一による精緻な編曲の極点ともいえる楽曲でした。

M2 光速道路 /SO NICE 『LOVE』 (1979)
So Nice Love

日大芸術学部のフォークソング・クラブで結成された、SUGAR BABE, 山下達郎の
カバーをしていた学生バンドによる自主制作の唯一作。
やや音質の良くない録音ですが、伸びやかなボーカル、70年代末ならではの
ややルーズなグルーブと、メジャーセブンス系の明るく切ないハーモニーが心地良いシティ・ポップの隠れた名盤です。

M3 Baby, I'm Hooked /Kathy Mathis 『Katt Walk』 (1987)
Katt Walk

ミネアポリス・ファンクのレーベルであるTabu Recordからリリースされた、ミシガン出身のシンガー
による1987年作の1st。彼女のほかにも、Alexander O'Neal, S.O.S. Band, Cherrelleなど、
Jam & Lewisによる優れたプロデュース作が多数あります。
ここからバキバキのマシンビートが作るアーバンミッド、M6を選びました。

M4 アイスティー /田中理恵 『24 Wishes』 (2003)
24Wishes.jpeg

1979年生まれの声優による2ndフルアルバム。
高浪敬太郎、かの香織、新居昭乃、河野伸、渡辺善太郎など、渋谷系に関わった
プロデューサー、作曲家などが参加しています。
CLAMP作品のアニメーション「ちょびっツ」のヒロイン役、ED曲を担当した時期の一枚。
かの香織がペンを執ったメロウなJR&B, M3アイスティーを選びました。
ヒップホップソウル的なリズムマシンの低域が効いたメロウなトラックでした。
録音も非常によく、密室的な音と合わさって大沢伸一プロデュースのbird/SOULSやUA/リズム
などを思い起こさせます。

M5 All My Love /L.A.X. 『All My Love』 (1980)
All of You

AOR, ブルーアイドソウルグループとして知られるPiecesの後進として
結成されたファンク/フュージョンバンドによる1980年作の2ndフル。
スタジオミュージシャンによって結成されたプロジェクト。
A1を選びました。トレブリーなカッティングと重心の低いリズムの組み合わせで
ずっと聴いていられるダンサーです。

M6 Cruise /Kevin Ross 『Drive』 (2017)
Drive.png

ワシントンD.C.出身のソングライター、プロデューサー。
Trey Songz, Nicki Minaj, Jamie Foxx, SWV, Johnny Gill, Toni Braxtonなどに
楽曲提供しており、2017年に1stフルを発表しています。
モータウンとの契約を結んでのデビューとなりました。
新進気鋭のプロデューサーでありながら、彼の作る楽曲には
オールドスクールなR&Bの魅力が詰まっています。
Babyface~Brian McKnightの流れを汲むシンガーを探している方には必聴でしょう。
Lucky Dayeと共に今一番注目しているシンガーです。

M7 あまい夢 /上田麗奈 『Empathy』 (2020)
Empathy.png

1994年生まれの女性声優。1stフル。
ソウル、ジャズ/フュージョンからの影響が色濃く、テクニカルな演奏や
複雑かつ独特なコードワークで知られるMONACAの広川恵一、田中秀和や、
80sディスコとJPOPのキャッチーさを兼ね備えたブギーを量産するORESAMA,
邦楽ロックバンドの中で最高レベルの演奏技術を持ち、
ネオソウル、ファンクからの影響が色濃い楽曲を生み出す
Lucky TapesのKai Takahashiなどが参加しています。
そのほか、声優レアグルーブ/声優シティ・ポップの名盤といえる
駒形友梨/[Core]のプロデュースで知られる高橋諒も参加しています。
その中からORESAMAが参加した、とびきりポップなM2を選びました。
やや容易にフリップしそうになるボーカルと、キュートな曲調がよく合っています。

M8 Dreaming of you /川島瑞樹 (CV 東山奈央) 『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 16』 (2018)
Dreaming of You

アイドルマスターシンデレラガールズの楽曲を収めたシングルから、
MONACAの広川恵一が作曲するブラックコンテンポラリー~AORのM2を選びました。
シカゴソウルのリズムパターンが強調されたAメロ、ネオソウル的~フューチャーファンク(Steve Lacy, Thundercatなど)
な展開が目立つBメロ、女性コーラスの分厚いダンサブルなサビへと目まぐるしく変化する楽曲ですが、
統一感を持って提示できているのが素晴らしい。
現代版Bobby Caldwell/What You Won't Do for Loveとも言える佳曲。

M9 Hold Tight /Magic Lady 『Hot 'n' Sassy』 (1982)
Hot N Sassy

Enchantment, Sherrick, Patti LaBelle, L.T.D, Active Forceなどのブラックコンテンポラリー系
シンガーを多数プロデュースしたことで知られるMichael Stokesの妻、Linda Stokesが在籍する
3人組、Magic Ladyの2ndフル、82年作。メロウなA4をどうぞ。

M10 Local Area /KANDYTOWN feat. Gottz, Neetz & KEIJU 『ADVISORY』 (2019)
Advisory.png

東京都世田谷区出身の16人のMC、DJ、トラックメイカーからなるヒップホップ・クルー。
2ndフルアルバム。特にジャジーなトラックのLocal Areaを選びました。

M11 I Get Lonely /Janet Jackson 『The Velvet Rope』 (1997)
Velvet Rope

Jam & Lewisのプロデュースで数々の名作を残してきたJanet Jacksonの97年作。
同性愛やDVなどセンシティブなテーマを積極的に扱った歌詞世界も印象的ですが、
ヒップホップソウル的な、モノトーンの硬質なサウンドと、美しいメロディが完璧に
組み合わさったスロウジャムを。

M12 洗濯機の中から /堀江由衣 『水たまりに映るセカイ』 (2000)
水たまりに映るセカイ

堀江由衣の1stフルから、イズミカワソラ(雲子)の作曲による
声優レアグルーブの筆頭、洗濯機の中からを選びました。
90sJR&B的な打ち込みビートと、DeBarge/I Like Itを思わせるような、
シャープなホーンのバッキングが印象的な、声優ブラックコンテンポラリーの名曲です。

M13 Sing A Song /杉田智和 『ちょびっツ キャラクターソングコレクション』 (2002)
ちょびっツキャラクターソングコレクション

銀魂、涼宮ハルヒの憂鬱などで2000年代半ばから無数のアニメ作品に出演する
実力派声優、杉田智和さんの、歌手として貴重なキャラクターソングの一曲です。
CLAMP作品であるTVアニメ「ちょびっツ」のキャラクターソングアルバムから、
ORIGINAL LOVEを思わせるようなグルーヴィーな歌ものアシッドジャズ~フュージョンの
Sing A Songをどうぞ。2002年の段階でAI, 機械学習、ディープラーニングを
テーマにした、どこか不思議な雰囲気のある作品でした。

M14 消せない想い /谷村有美 『愛は元気です。』 (1991)
愛は元気です

80年代後半から90年代に掛けて、ガールポップを代表するシンガーの一人として活躍した
谷村有美の5thフル。西脇辰弥の作曲、編曲によるトータルプロデュースで、
グルーヴィーでキャッチーなトラックが多数収録されています。
角松敏生~山下達郎的なシティポップ, David Foster作のようなバラード、
ファンク, ブラックコンテンポラリー~ディスコなどの影響下に
ある楽曲が多く、かつ安価に手に入れられる点も素晴らしい。
Average White Bandのようなブルーアイドソウル、消せない想いを選びました。
柔らかくサウンドを包むエレピのバッキング、ウインドシンセのような音色の
オブリガートはBoz Scaggs/Lowdownのイントロを思わせます。

M15 Now I'm Alive /Tim Miner 『Tim Miner』 (1984)
Tim Miner

ゴスペル、CCM系のシンガー、SSWで84年にリリースした1stフル。
TOTO~AIRPLAYのような、メロディックハードロック的なドライブ感あるサウンドが
印象的です。

M16 KALAPANA BLACKSAND BEACH /二名敦子 『ロコ・アイランド』 (1984)
Loco Island

1959年生まれのシンガーソングライター、二名敦子の2ndフル。
高中正義作曲によるトロピカル歌謡な一曲を選びました。
Henry Kapono(Cecilio & Kapono), 佐藤博、安部恭弘、村田和人などが参加し、
ハワイで録音された一枚で、ハワイアンAORならではの少し緩いグルーブに
満ち満ちた一枚です。

M17 Love Again /中西圭三 『KEIZO ?かなわない夢もあった』 (1991)
KEIZO かなわない夢もあった

1964年生まれのR&B・ソウルシンガー、SSWです。
邦楽R&Bの黎明期から活躍し、久保田利伸、米倉利紀らと共にその歴史を
形作ったアーティストの一人です。中山美穂やWinkへの楽曲提供や、
名バラードWoman, ZOOへの提供で知られるChoo Choo TRAINのヒットで知られています。
今回は比較的JPOP色の強い1stアルバムを選びました。
ゴスペラーズ、SMAP, 広瀬香美などのアレンジで知られる小西貴雄との
タッグによる、歌謡曲由来の濡れたメロディが沁みるクワイエットストーム、Love Againです。

M18 Happy Tomorrow /水野愛日 『Joyful』 (1999)
Joyful.jpeg

群馬県出身の女性声優、Serial experiments lain, まほろまてぃっくなどへの出演で
知られています。2ndフルアルバム。
全体として当時流行のハウス、邦楽R&B的なサウンドがフィーチャーされた一枚です。
コケティッシュなボーカルとタイトなリズムマシン/ホーンが組み合わさった
グルーヴィーなM9を選びました。

M19 放課後の約束 /吉谷彩子 『放課後の約束』 (2012)

現在はテレビドラマ「グランメゾン東京」やCM「ビズリーチ」などでその名が
知られるようになった女優・声優。1991年生まれ。
声優としては2012年に植芝理一原作の「謎の彼女X」にヒロイン(卜部美琴役)で
出演しているのみです。OP, EDを共に吉谷彩子が歌唱しており、
ROUND TABLEの北川勝利(花澤香菜など)が作曲を担当しています。
流麗で精緻なストリングス、レイドバックしながらも堅いドラムスと、
ふわふわと揺蕩うボーカルが合わさることで、アニメ作品の、白昼夢のような
不思議な世界観を見事に表現しています。

M20 I'm The One /Perri 『I'm The One』 (1988)
Im the One

4人組の姉妹で結成されたゴスペル系ボーカルグループ。
Anita Bakerのバックコーラスでその名が知られるようになったようです。
Jaco Pastorius/Word Of Mouthのプロデュースで知られる
Ricky Schultzが手掛けた12インチシングルを選びました。
Michael J. Powellもプロデュースに参加しています。
NJS前夜の堅い音色のリズムマシンと、Chaka Khan/Ain't Nobodyを
彷彿させるベースラインが組み合わさったエレクトリックファンクです。

M21 Mismatch /米倉利紀 『passione』 (1993)
passione.jpeg

1972年生まれのR&B系シンガー、Donny Hathaway, Luther Vandross,
Maxwellなどからの影響を公言しているからも分かる通り、
USR&B直系のサウンドをJPOPに取り入れていった先駆者の一人といえるでしょう。
まだ比較的90sJPOP的な要素が強く、ブラックミュージックファン以外でも
受け入れやすい93年作の3rdからGot To Be Real/Cheryl Lynnネタの
グルーヴィーなミッドダンサーM8を選びました。

M22 Overnight Sensation /Moses Tyson 『Do You Want It』 (1983)
KEIZO かなわない夢もあった

Sly Stoneの従兄弟であり1961年生まれ、カリフォルニア出身のソウル・ゴスペルシンガー。
1983年にリリースされた1stフルを選びました。
典型的なブラコン・ジャケット(物憂げな表情をした男女が身体を傾けて映っている)だけを
見て購入しましたが、期待通りのサウンドで安心しました。
Richard EvansプロデュースによるOvernight Sensationは、
Jermine Jackson/You Like Me Don't Youを思わせるような
多幸感溢れるメロウフローターです。

M23 テルミドール /水樹奈々 『NOeL ?La neige? depart chisato×nana』 (1998)
Depart Chisato cross Nana

1980年生まれ、愛媛県出身の声優・歌手による恋愛シミュレーションゲーム
「NOëL 〜La neige〜」のキャラクターソングアルバムの体裁を取っていますが、
実質上は水樹奈々として初めてのアルバム作品と言ってよいと思います。
声優レアグルーブのオールドスクールともいえる歌謡AOR, テルミドールを選びました。
クリーントーンのカッティングと、レトロな音色のシンセが作る白玉をバックに、
持ち前のビブラートを抑えた歌唱法など、初々しさが残る歌が印象的です。
Bメロでの歌のタメ方や地声の張りなど、まだ演歌の歌唱法が色濃く残っている
所も面白い。

M24 Solitude /金月真美 『ときめき』 (1996)
Tokimeki.jpeg

1965年生まれ、兵庫県明石市出身の声優、歌手の1stアルバム。
恋愛シミュレーションゲームの代名詞、『ときめきメモリアル』(ヒロイン、藤崎詩織のCVを担当)
のオープニングテーマM6に加え、ゲーム内ではBGMとなっているM10、ED M11などを収録しています。
作曲陣には高井萌、藤田亘、あきろぴと、大内正徳などが参加しています。
スタジオミュージシャンも非常に豪華で、
梶原順(G, WITNESS, 角松敏生、西脇唯、堀江由衣etc), バカボン鈴木(B, PONTA BOX, 渡辺香津美etc)
青木智仁(B, 角松敏生、杏里、DIMENSION, Four of a Kind etc)などが参加しています。
その中でも特にスリリングなキメと、青木智仁のリッチな音色のスラップベースが絡みつく
グルーヴィーな声優シティ・ポップの名曲の一つ。
曲間のピアノソロなど、モーダルなロングソロが入っており、Cメロに掛けて
ホーンが入ってくる展開も最高です。

次回もお楽しみに。








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お洒落系声優ポップスSpotifyプレイリスト(声優レアグルーブ/声優シティ・ポップ) のご紹介

お洒落系声優ポップスSpotifyプレイリスト(声優レアグルーブ/声優シティ・ポップ)
のご紹介


声優シティポップ

↑プレイリストに収録されている代表的な作品たち

PopSkip/伊藤美来(2019)
Empathy/上田麗奈(2020)
JUNCTION/早見沙織(2018)
[Core]/駒形友梨(2018)
Blue Compass/水瀬いのり(2018)
ALIVE & KICKING/水樹奈々(2004)
歩いていこう!/東山奈央(2020)
apple symphony/竹達彩奈(2013)
ノーフューチャーバカンス/上坂すみれ(2018)



ここ数年来、再評価の流れにあるシティポップ・AORに関して、私的名盤紹介/私的名盤放送では
新旧様々なアーティスト、楽曲を紹介してきました。

また一方で、CDメディアが終焉へと近づくにつれて、ストリーミング/サブスクリプションサービスで取り上げられずに
埋もれてしまったJPOPが無数に存在します。

こうした作品たちに光を当てたディスクガイドが「オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド」でした。
このオブスキュア~でも数多く取り上げられたのが「声優ポップス」です。

シティポップ, 渋谷系のサウンドを取り入れた声優ポップスの代表として語られるのが、
花澤香菜さんと北川勝利さん(ROUND TABLE)のタッグでしょう。
花澤さんの場合は、アルバムごとに様々な時代・地域の音楽を取り上げつつ、
それらをキャッチーなポップスとして提示している点が評価されているのではないでしょうか。

こうしたシティポップ×声優の楽曲を、Twitterなど一部では
#声優レアグルーブ #声優・シティポップ などとして取り上げている方もおられます。
大阪で行われているイベント「アニメロウ」http://animellow.blog.fc2.com/ などが分かり易い例でしょう。

そこで、僕のTwitterフォロワーの「曇りめがね(@fumimegane0924)」さんからのご提案で、
「お洒落系声優ポップス」プレイリストを作成しました。

声優さんがボーカルで参加した楽曲で、ソロ作品、グループ/バンドでの作品のほか、
キャラクターソングなども取り上げています。

関連するジャンルを列挙しておきます。

①渋谷系 ポスト渋谷系
②ネオアコースティック
③スウェディッシュポップス
④フレンチポップス
⑤AOR ブルーアイドソウル
⑥ディスコ、ファンク
⑦フュージョン、スムースジャズ
⑧歌謡曲 
⑨90sJPOP ガールポップ
⑩ネオソウル、フューチャーファンク、フューチャーソウル
⑪ニュージャックスイング、90sR&B
⑫Lo Fi HipHop, ジャジーヒップホップ




ぜひフォローされてください!今後も楽曲を随時追加していく予定です。
これまでのツイキャスによる放送企画、「私的名盤放送」でも沢山のおしゃれな声優曲を多数紹介してます。
こちらも興味がありましたらご覧下さい。

放送楽曲を纏めたSpotifyプレイリストはこちら

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  1. 2020/04/26(日) 20:12:10|
  2. 雑記(音楽関連)
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プロフィール

Systematic Chaos

Author:Systematic Chaos
独断と偏見により、お気に入りのCDを紹介して行きます。
医学部医学科の大学生として臨床医となるべく勉強していました。(2011/04-2017/03)
無事医師免許取得し、2017年より研修医一年目として社会人生活が始まりました。
新しいことばかりでストレスも多いですが、相変わらず様々な音楽に触れております。
山下達郎ファンクラブ
TATSURO MANIA会員。
水樹奈々ファンクラブ
S.C. Nana Net 会員。
上坂すみれファンクラブ
コルホーズの玉ねぎ畑 会員。
自分にとって魅力的な音楽を、様々な視点で、
新旧洋邦を問わず掘り下げて参ります。
初心者ですが宜しくお願いします。
好きなジャンル:
1. AOR, MOR, ソフトロック
2. R&B,ファンク, モータウン,
ニュージャックスウィング,
フィラデルフィアソウル, シカゴソウル,
ブルーアイドソウル
3. ポップス、Jポップ
渋谷系、ニューミュージック
4. プログレッシブロック
5. ハードロック, へヴィメタル,
プログレッシブメタル, スラッシュメタル,
メロディックデスメタル,ブラックメタル
6. ジャズ,フュージョン,
ハードフュージョン, アシッドジャズ,
ハード・バップ, ジャズファンク,
ジャズロック
7. ジャジーヒップホップ,
オルタナティブヒップホップ
8. エモ, スクリーモ
9. ハウス, アシッドハウス,ディスコ

ライブラリは65,000曲ほどです。
ヘッドフォンはAKGのQ701、Audio TechnicaのATH-ESW9、
イヤフォンはShure-SE425を使っています。
①DENON PMA-50 + Zensor1 (USB-DACプリメインアンプ+スピーカー)
②iPod Classic+TEAC-HAp50(ヘッドフォンアンプ)
③ONKYO DP-X1A のいずれかで聴いています。
ブログとして記事を書くことを通じて
自分のライブラリと向き合ってみると、
相当趣味が偏ってるということを
痛感しています。
これから沢山の音楽に触れ、勉強していきたいです。
たまに医学関連の記事や日々の雑感を書いております。
※当ブログはリンクフリーです。
コメント下さると励みになります。
下さったら嬉しいです。
※Twitterもやっております。
アカウント名はprivategrooveです。
https://twitter.com/privategroove
こちらでもおすすめの音楽など情報を流しております!
フォロー下さると嬉しいです。
可能な限りフォローバック、コメントしに参ります。
※放送企画として「私的名盤放送」というラジオを配信しております。
ツイートキャスティングホームページをご覧下さい。不定期に配信、Twitterにて情報を呟いております。ハッシュタグは「#私的名盤放送」です。宜しくお願い致します。
http://twitcasting.tv/privategroove

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