私的名盤紹介―真の雑食を目指して

自分の心に残った作品を紹介することで、新たな音楽を見つけるきっかけとして頂ければ嬉しいです。

【特集記事】UNCHAINが好きな人にお勧めする楽曲・アーティストたち

【特集記事】UNCHAINが好きな人にお勧めする楽曲・アーティストたち

いつも私的名盤紹介にお越し下さっている皆様、お世話になっております。

管理人の@privategrooveです。昨年の年間ベストを更新して以来、
記事を書けずにおりました。まだまだ半人前、1/3人前位ではありますが、
研修医としての仕事が始まりまして、余裕がない状態が続いておりますので、
もうしばらく更新はゆっくりになるかと思います。

さて、今回の記事では、以前よりTwitterでも話題に上っておりました、
私の大好きな京都出身の4ピースロックバンド、UNCHAINの特集記事を
お送りしたいと思います。次回からは久々に通常のディスクレビューを
お届けできる予定ですので、ご期待下さい。

これまでのレビューはUNCHAINの項を参照して下さい。
彼らのサウンドは、ブラックミュージック、とりわけファンクやディスコ、
モータウン的なノーザンソウルからの影響が強く、
それに加えてAORやブルーアイドソウル、フュージョンやスムースジャズからの影響が
見られ、ここ2, 3年の邦楽でのブラックミュージックブームの、
先駆け的な存在であったと考えることも出来ると思います。

彼らはバンドとしての活動歴が長く、英語詞中心のミクスチャーロック色が
強かったインディー時代、充実した演奏とサウンドにも拘わらず、
売り上げでは中々振るわなかったAvex時代、そしてインディーに戻り、
カヴァーアルバム(椎名林檎/丸の内サディスティック)のヒットをきっかけに売り上げ、
知名度を伸ばしていった時期と、様々にサウンドを変えていきながら、ハイクオリティな
オリジナルアルバムを発表し続けています。

検索などでこの私的名盤紹介にお越し下さった方であれば、どなたにでも勧められる、
平たく言えば「最高にお洒落で、演奏も歌も上手い邦ロックバンド」と言えると思います。
特に、リードボーカル/ギターを務める谷川正憲の声は、デビュー当初から
Stevie Wondeに喩えられ、その他のメンバーのコーラスのクオリティも、
ロックバンドとは思えないほどに高いと言えるため、ロックファンというよりは、
ポップスのファンにとってみても、非常に魅力あるバンドと言えるでしょう。

そして、もう一点申し上げるのであれば、カヴァーアルバムでの選曲と、
リハーモナイズなど編曲のセンスが非常に高いことも、彼らの重要な特徴です。

カヴァーアルバムシリーズであるLove &Groove Delvery Vol.1-3では、
洋楽ではAOR~ウェストコーストロックの名曲、The Doobie Brothers/What A Fool
Believes、ディスコクラシックとして有名なThe Emotios/Best Of My Love,
Stevie Wonder/Don’t You Worry ’Bout a Thing, Donny Hathaway/This Christmas
など70s-80sにかけてのブラックミュージックの名曲を中心に、
90sではアシッドジャズの名曲、Jamiroquai/Virtual Insanity、
邦楽ではキリンジ/エイリアンズ、岡村靖幸/Super Girl, 宇多田ヒカル/Automaticなど、
彼らの世代ど真ん中な邦楽AORやR&Bを中心に、山下達郎/Ride On Timeや,
近年の作品ではファンクバンドのレキシ、90s邦楽ロックバンドとして
隠れた人気のあるMoon ChildのEscapeなど、様々な楽曲を、
ある程度の統一感を持たせながら取り上げています。

それらの楽曲の換骨奪胎が非常に上手く、彼らの懐の深さを感じさせます。

そういったわけで、元々UNCHAINがお好きなファンの方には、
「UNCHAINに似てるバンド、アーティスト」
「UNCHAINが影響を受け/与えている(と思われる、類似している部分のある)アーティスト」

の紹介として、この記事が役に立てば、これほど嬉しいことはありません。
厳密な意味で似ている、というよりは、UNCHAINの音楽の背景にあると想定できる
音楽を中心に纏めておりますので、その点はご容赦ください。

そしてUNCHAINを聴いたことのない方には、これを「逆引き辞典」として頂いて、
彼らのアルバムを聴いたり、ツアーに参加(名古屋のツアーには大抵行っております)して
頂ければ、と思っております。

では、どうぞ。
(この記事を「出発点」とできるよう、メジャーどころを多めに、一部はマイナーどころの
バランスとしました。また、既にカヴァーアルバムに収録されているアーティストは、
原則として除いています。
)

他にも思いつくアーティストなどいましたら、是非コメント欄やTwitterなどに書き込んで頂けると嬉しいです。
私も引き続き「掘り」続けていくつもりです。

【洋楽編】
①90sのUKソウル、アシッドジャズ~ネオアコースティック
Jamiroquai/Virtual Insanityのカヴァーがカヴァーアルバムに収録されています。
80sソウル~スムースジャズの定番の展開に、ジャズファンクからの流れをくむ
クラブジャズ的な軽いリズムがよく合っています。
それに加え、編曲上ソウルからの影響を強く感じられるポップスを幾つか挙げておきます。
●The Brand New Heavies
https://www.youtube.com/watch?v=ZAeJYhKQcp0
●Incognito
https://www.youtube.com/watch?v=CazinYJkWQo
●Raw Stylus
https://youtu.be/Fy8WNcia0Ig
●Workshy
https://www.youtube.com/watch?v=Fy8WNcia0Ig
●Samuel Purdey
https://www.youtube.com/watch?v=wAnMHrwIKN4
●Swing Out Sister
https://www.youtube.com/watch?v=CU9pEi3ByTw

②70sから80sにかけてのソウル~ディスコ
ディスコミュージックの、ミニマルでかつ削ぎ落とされたリズムパターン、ループ性の強い
コード進行は、彼らの楽曲に多く取り入れられています。
ファンク系のリズムでも、James Brown的なリズムと言うよりは、
より白人的なタイムの構築が多いように見受けられます。
●Average White Band
https://www.youtube.com/watch?v=IVd4XstLNcQ
●Sly & The Family Stone
https://www.youtube.com/watch?v=gZFabOuF4Ps
●Luther Vandross
https://www.youtube.com/watch?v=uv7y6PKEYms
●Maze feat. Frankie Beverly
https://www.youtube.com/watch?v=8gyhGxQOWfk
●Remy Shand
https://www.youtube.com/watch?v=wf6GbW82VcQ

③AOR, フュージョン
邦楽AORのカヴァーでは山下達郎、キリンジなどを過去のアルバムに収録していますが、
その同時代のアメリカのAOR、フュージョンにもUNCHAINが知らず知らずのうちに
影響されているであろう楽曲が多く見つけられます。
ギターソロは、初期の曲ではフュージョン的なフレーズが散見され、
フュージョン系ギタリストのオリジナルアルバムはチェックしておきたいところです。
ハードロック的なドラマティックな展開の曲は多くありませんが、
その中でもKenny LogginsのソロはAORとしての雰囲気を保ちながら、
高い熱量を感じさせるボーカルに、影響を感じ取れます。
●Bobby Caldwell
https://youtu.be/6F7hJTwvxlY
●Hiram Bullock
https://youtu.be/nCsDePB9Z7A
●Larsen Feiten Band
https://youtu.be/ME5dSURMhF0
●Larry Carlton
https://youtu.be/KN6AV-NsGVA
●Grover Washington Jr
https://youtu.be/WOuI4OqJfQc
●TOTO
https://youtu.be/7CQpvc8quQ8
●Pages
https://youtu.be/tVjQ_quXzjE
●Kenny Loggins
https://youtu.be/xijGlrN_jKQ
●George Benson
https://youtu.be/g_3eqKX1zpk

④ディスコミュージック、ファンク
近年のDaft PunkやTuxedoに代表されるディスコミュージック再評価の流れの中で、
過去のディスコクラシックスを復習しておくことは、
UNCHAINの「踊れる曲のレシピ」を理解する最も簡単な近道と言えるでしょう。
●Cheryl Lynn
https://youtu.be/84GEk4RUY3s
●Diana Ross
https://youtu.be/zbYcte4ZEgQ
●Jocelyn Brown
https://youtu.be/QgfXYv4OxbM
●Tuxedo
https://youtu.be/5OoZ83lqIbo
●Prince
https://youtu.be/HXcERc3N0zc
●Earth, Wind & Fire
https://youtu.be/wTvQq3AM9N4

⑤ポップロック、オルタナティブロック、ウェストコーストロック、フォークロック
ロックバンドとしてのUNCHAINを考える場合、リズム面ではファンクロックからの
影響を感じ取れますし、リードギターのテクニカルさ、リズムギターのカッティングの
心地良さはExtremeと比較することもできると思います。
その他、Maroon 5のカヴァーがあることからも、ブラックの影響が濃いロックバンドも
この項の中に入れておきます。日本で「ミクスチャーロック」と言われるバンドが
それに当たります。
そうしたバンドの背景にあるのは、70sのウェストコーストロックであり、
カヴァーアルバムではDobbie Brothersのカヴァーも収録されています。
さらに遡れば60sのUKロックやブルーアイドソウル、フォークロックへと繋がっていきます。
●Richie Kotzen
https://youtu.be/hhCqEfkKa5s
●Extreme
https://youtu.be/fLx2Z_uu_1I
●The Zombies
https://youtu.be/43on86AmOw8
●The Rascals
https://youtu.be/nm9ShxXikfw
●5th Avenue Band
https://youtu.be/KcTG8RgL5eY
●kokomo
https://youtu.be/HmUlT_bHurM
●Hall & Oates
https://youtu.be/AYUdldNzLNA
●Mamas Gun
https://youtu.be/MWUNfJkMUTY
●Mutemath
https://youtu.be/iHKIpv1vE_E
●ikkubaru
https://youtu.be/JMrBBvW_DF8
●Young gun silver fox
https://youtu.be/M4_e6SSUCnk
●Wagner Love
https://youtu.be/XUz387OZJ1o

⑥アメリカンプログレハード、ハードロック(に近いAOR)
ハイトーンを得意とする谷川正憲の巧みなボーカルとキャッチーなメロディーは、
Journeyのカヴァーをカヴァーアルバムに収録しているところからも分かるように、
ハードロック的なドラマティックさを楽曲に加えています。
●Boston
https://youtu.be/WGRrOEbY3pI
●David Roberts
https://youtu.be/O1XsHoHc9iQ
●Dweyne Ford
https://youtu.be/WXHMiAKm7E8
●Lionville
https://youtu.be/IOpR4H-bIKk

⑦ニューソウル、モータウン、フィラデルフィアソウル
アルバム”Eat The Moon”は、過去最も多くのゲストを招いて制作されており、
(昨年コラボレーションアルバムも発表していますが)
タイトなリズムや複雑なツインギターの絡みはそのままに、
サウンド面ではソウル色の最も濃い一枚であったと言えるでしょう。
その背景にはStevieやDonny Hathaway、そしてMarvin Gayeなど、
ソウルの偉人たちの音があると言えますし、そういった楽曲は今でも色褪せぬ魅力を放ち続けています。
●Al Green
https://youtu.be/COiIC3A0ROM
●Marvin Gaye & Tammi Terrell
https://youtu.be/Xz-UvQYAmbg
●Four Tops
https://youtu.be/Nz4pJ21Bvco
●Timothy Wilson
https://youtu.be/12yxh6yZ68s
●Aretha Franklin
https://youtu.be/dEWuAcMWDLY
●Curtis Mayfield
https://youtu.be/6Z66wVo7uNw
●Leroy Hutson
https://youtu.be/hSWbVw1fQ1Q
●Leon Ware
https://youtu.be/8tG6nuti70I
●Eugene Record
https://youtu.be/7M2M41tc3hE

【邦楽編】
①Jポップ、渋谷系、ネオアコースティック
椎名林檎や岡村靖幸、久保田利伸、キリンジ、米米Clubのカヴァーなどから分かるように、UNCHAINのメンバーにとって渋谷系前後の邦楽ポップスは、彼らの世代を考えても
非常に親しみ深い存在であったことでしょう。
90s後半から00sにかけてのJPOPを中心に選んでみました。
●Bonnie Pink
https://youtu.be/TRrMZYZBLI4
●朝日美穂
https://youtu.be/a-8whmrvkZU
●SMAP
https://youtu.be/mTYlCLMN3NQ
●Original Love
https://youtu.be/kh78G2ypDiE
●Sing Like Talking
https://youtu.be/0fjfIzqiPCE
●Flying Kids
https://youtu.be/5Bj9KT-aih0
●Skoop On Somebody
https://youtu.be/V9vT9axzPaQ
●堂島孝平
https://youtu.be/36VPETG9nV8
●中田裕二
https://youtu.be/Bl-lBaJpVFo
●平田志穂子(TVゲーム『ペルソナ4』OST)
https://youtu.be/tz7jCLLrZ0U

②90s以降の邦楽ロック、ミクスチャーロック、ブラスロック、ファンクロック
デビュー後、初期はミクスチャーロックの文脈で捉えられていた印象がある彼らですが、
10年ほど前から表舞台に出始めたメロディックハードコア系のバンドで、
ブラックからの影響が濃いもの、現在でも活躍するファンクロック系のバンドなどを取り上げてみます。非常に演奏力の高いバンドが多いです。
UNCHAINとは兄弟的存在ともいえる、BRADIOもこのカテゴリーに入れておきます。
●ala
https://youtu.be/TVKrLp9EcGY
●the band apart
https://youtu.be/PGdpJ4QRka0
●Ivory7 Chord
https://youtu.be/JjjAiMuXfiI
●ACIDMAN
https://youtu.be/EXYTyVR1Eac
●BRADIO
https://youtu.be/09wA4qWXOdU
●Scoobie Do
https://youtu.be/UH2wFlAMKtc
●Surface
https://youtu.be/004UFLdIxaE
●lego big morl
https://youtu.be/W4xLzohMQaE
●Awesome city club
https://youtu.be/EzLFdxsjmrQ
●Lucky Tapes
https://youtu.be/lavGP8BMLHo
●Nona Reeves
https://youtu.be/E-fxS_7lKPM
●Keishi Tanaka
https://youtu.be/gwR8ONvKnuA
●Suchmos
https://youtu.be/baTlMHrNW-0

③90s末以降の邦楽R&B, ソウル、アシッドジャズ、ファンク
宇多田ヒカル/Automaticのカヴァーから考えて、90s末のR&Bも彼らの重要な栄養分に
なっていることが想像されます。小室哲哉サウンドがその中心にあったJPOPが、
変化を迎えることになる激動の時代であり、彼らはその波を多感な時期に経験しているはずです。同時期にはアシッドジャズも邦楽に取り入れられ、アンダーグラウンドな
人気を博していたようです。
●Escalators
https://youtu.be/MzYKDlBJ1x8
●ICE
https://youtu.be/F1XtKZUE2so
●Phones
https://youtu.be/bfsdHzEY9Cc
●スガシカオ
https://youtu.be/Jx9LvrRpD0w
●MISIA
https://youtu.be/JeYJnSuYgrs
●Rammells
https://youtu.be/c5gVPBfZwRc
●森広隆
https://youtu.be/cPMaevqQYwA
●DANCE☆MAN
https://youtu.be/sSe20Hf0sNQ

④ニューミュージック、シティポップス、邦楽AOR、邦楽フュージョン
UNCHAINのメンバーが直接的に影響を受けてきたであろう90年代の渋谷系/JPOPの
背景には、アメリカンポップスを独自の形で消化し、邦楽ポップスとして育て上げてきた
ニューミュージック世代の活躍が背景にありました。
その同時代的には、インストゥルメンタルロック/ポップとしてのフュージョンブームが
あり、邦楽フュージョンのキャッチーさ、シンセの音の煌めきと緊張感あるキメも、
彼らのサウンドの中に息づいています。
●Casiopea
https://youtu.be/b73B0NdOVN0
●ブレッド&バター
https://youtu.be/6hZo7P77OpI
●安部恭弘
https://youtu.be/ew-z2RCGzL4
●松任谷由実
https://youtu.be/N6izSXDTojw
https://youtu.be/gW6vvug4wDY
●竹内まりや
https://youtu.be/sq6Ek0ioWH4
●Char
https://youtu.be/7IlMOp3X2qc
●ハイファイセット
https://youtu.be/rU5POa2jNFs
●EPO
https://youtu.be/cIdZur-8rEc
●角松敏生
https://youtu.be/owXNhLF-jJA
●国分友里恵
https://youtu.be/QEtXh0pH7bA
●スペクトラム
https://youtu.be/BGQRTuMm5WE

しかしこうして並べてみますと、「単純に自分の好きな曲を並べただけ」のように
なってしまいましたが、それほどにUNCHAINのルーツとなっているであろう音が、
自分の好きなサウンドの核にあるものに近い、ということだと思います。

好きなアーティストが居たら、そのルーツをたどってみるという方法は、
新たな音楽との出会い方として、最も効率的で、かつ奥深いやり方だと思います。
皆様方が、ご自分の好きな音楽を辿って、さらに深く、音楽を楽しまれることを願うばかりです。ではまた。

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  1. 2017/12/02(土) 16:16:37|
  2. UNCHAIN
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  4. | コメント:0

今日の一枚(340)

Album: N.E.W.S.
Artist: UNCHAIN
Genres: Soft Rock, Rock, AOR

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京都府京丹後市出身の4人組ロックバンド。2005年デビュー。
私的名盤紹介では彼らの作品を何度か取り上げています(UNCHAINの項を参照)が、
今回も新譜が届きましたので、早速記事を書きたいと思います。

本作はオリコンのインディーズアルバムウィークリーで1位を獲得したということだそうで、
ファンの端くれとしては嬉しい限りです。前作の流れを汲んで、ハーモニーやリズムの
複雑化が進んだサウンドになるか、ソウルに接近するか、はたまたフュージョンやシティポップス
に接近するか…と思っていましたが、
当初の触れ込みはダンスミュージック寄りのサウンドと英語詞ということでしたので、
初期に戻るかと思っておりました。実際に聴いてみると、ドラムベースの作り出すグルーブは
確かにディスコライクなものもあったりしますが、全体にビート感の強いサウンドということらしく、
レゲエっぽいグルーブやスウィングのあった前作と比較すると、ストレートなものになった、
という印象があります。一方、ブラック寄りの楽曲もありながら、歪んだギターリフの流れる
ロックサウンドへと傾いた楽曲もバランスよく取り入れられていて、聴き飽きないような構成に
なっているようです。ダンサブルなUNCHAINと言えば、疾走感のある軽いリズムとロックっぽい
カッティングというイメージがありますが、本作ではもう少しテンポダウン、レイドバックした
ものへと変化していて、過去作のどれとも似ていないものを作っています。
2曲ごとにインストを挟んでおり、(これは東西南北の方角の頭文字を取って付け、
裏ジャケの記者会見を行うスーツ姿のメンバーとかけているダジャレなのでしょうが)
適度にクールダウンを図るような構成となっています。ライブではセットリストの中に
どうやってインストを取り入れていくのか、気になるところです。
毎年ツアーに行ったり作品を聴いていて感じるのは、特に吉田昇吾のドラムスの鋭さと
グルーブに対する感覚の成長だと思います。メンバー全員の演奏力も非常に高く、
(特にライブではロックバンドと思えないレベルの綺麗なコーラスを聴けます)
佐藤将文のカッティングやソロにも独特のタイム感があり、フレーズも癖があって、
個性的で素晴らしいのですが、前々作、前作、今作と聴いてきてドラムの作り出すグルーブの
多様さと器用さには驚かされています。付属のDVDには、東京キネマ倶楽部で行われた
アコースティックライブの模様が収録されています。
全ての楽曲がリアレンジされていて、より落ち着いた、レイドバックなアレンジに変更されています。

派手なキメから入っていく#1Spin My Headは初期を思わせる四つ打ちのダンスロックといった感覚で、
硬質で歪んだファンキーなカッティングにはワウを使いながら、
ツインギターのスリリングな絡みが楽しめます。疾走感を煽る16分ハイハットの刻みのバックで
ファンキーなカッティングが映えています。最高。
#2Easy Come, Easy Goは、ハンドクラップとキックでミニマルなリズムパターンを作るメロから、
ブルージーなテーマのメロディを繰り返してギターソロへと向かいます。
コーラスも少し嗄れ声になっていてソウルフルです。
冒頭のリフを変奏していきながら進むインストのスキット#3"NORTH"を挟んで、
#4b b...では右チャンネルのカッティングが流れるパターンミュージック的な冒頭部から、
うねりのあるベースラインとバックに張り付いたシンセの印象的なサビが異色な一曲。お気に入り。
#5The Grounds Heavenは、左右のチャンネルから交互に飛び出すカッティングと、
いつもより太い音のリードギターによるテーマを挟みながらファンキーに展開します。
冒頭のベースリフとギターがユニゾンし、緩くチューニングされたスネアロールをバッキングに
してブルージーな速弾きが唸りを上げるインストの#6#EAST"も面白いです。
へヴィなスネアが鳴る8ビートに一瞬青山純のメリーゴーラウンドでのプレイを思い浮かべてしまった
#7Lite The Truthは、パワフルなリズム隊の演奏の中でか弱いファルセットの歌唱が対照的です。
ユニゾンかましたギターソロとその後のカッティングの乾いた音、ボーカルの生々しい感じと言い、
極めて密室的な音響になっていてこれもまた今までの作風とは異なった曲です。
後半のギターソロではギターシンセのピコピコした音が堪りません。素晴らしい。
谷川正憲と佐藤将文によるツインボーカルに谷浩彰のラップまで飛び出す
#8Hybrid Loveに続いてインスト#9"WEST"は、フュージョンライクなドラムスと、
トレブルの出た饒舌で歯切れの良いベースラインをバックにギターは弾き倒しています。
こういう曲を聴くとthe band apartに近いと言われるのも分からないでもありません。
彼ららしい捻ったメロディのサビが特徴的でポップな#10Little Secret Paradeは、
メロでのソウルフルなコーラスと、ヴォリューム奏法の入ったポストロックっぽい
アプローチのイントロが楽しいです。少し翳りのあるサビから、バリバリした歪みの入った、
派手なギターソロが70s半ばのIsleyのようなファンクロックを思わせます。お気に入り。
最後のスキット#12"SOUTH"は、スネア連打を派手に入れたドラムスと、Venturesのような
クラシカルなサーフロックを思わせる単音カッティングが特徴的です。
#13Number-Oneは、リズムこそダンサブルでソリッドなものになっており、ギターのバッキングも
ロックしているのですが、サビはほぼ完全にソウルのそれになっていて、
見事に自分自身のスタイルに昇華しているようです。
(Marvin GayeとTammi Terrellのデュエット曲であり後にDianna Rossもカヴァーした、
Ain't No Mountain High Enough(1967)へのオマージュなのではないかと言うご指摘もありましたが、
なるほどその通りと思います。
「日本グルーヴチューン振興会」8/16付記事より)
間奏でのトークボックスのような音のバッキングも遊び心があっていいです。お気に入り。

今年のライブにも参加しますが、いつもはおとなしいお客さんの多いUNCHAINのツアーも、
ダンサブルな今作があれば盛り上がること間違いなし、と勝手に思っております。
どの作品にも共通したコンセプトがあってグルーブがあって、
彼らは自分にとって安心して付いていけるバンドであり続けています。勿論、お勧めです。

Spin My Head

N.E.W.S Official Trailer

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  1. 2014/10/05(日) 15:10:29|
  2. UNCHAIN
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今日の一枚(263)

Album: Love & Groove Delivery vol.2
Artist: UNCHAIN
Genres: Pops, Sot Rock, AOR, Acid Jazz, Soul

Love Groove Delivery


このサイトでも過去に何度か取り上げている京都の4ピースロックバンド、UNCHAINが
リリースしたばかりのカヴァーアルバム第二弾です。(バンドの紹介は以前の記事を参照して下さい)
前回のカヴァープロジェクトで録音された、椎名林檎の初期の名曲である「丸の内サディスティック」
(無罪モラトリアムのレビューは椎名林檎の項を参照)の
カヴァーがYoutubeで65万回再生(2014年2月現在)されて大ヒットとなり、
すっかりライブでも定番となった彼らですが、今回新たに発表された本作では、
(洋楽ではDoobieにEmotionsにStevie WonderにDonny Hathaway、邦楽ではキリンジに岡村靖幸に宇多田ヒカル
などなど、筆者の大好きなアーティストだらけの)洋楽のカヴァーが多かった前作よりも、
邦楽の、しかも有名作品のカヴァーが多くを占めていて、少し毛色の異なるものに仕上がっています。
個人的にはファンである山下達郎や久保田利伸の大ヒット曲が収録されているのには
思わずテンションが上がりました。正直申し上げて本当に「トコトン俺得なバンド」というか
自分の趣味と丸被りしまくっていて少し怖いぐらいのバンドです。
内容としては、どの楽曲も見事に彼らのスタイルでリアレンジされていて、
スリリングなキメもあり、リズムギターが心地良いグル―ヴィーな仕上がりになっています。
東京事変のカヴァー、#1能動的三分間(2010)(収録アルバム「スポーツ」については東京事変の項を参照)
は、吉田昇吾(Dr)のボスっとしたドラムスで、原曲のファンクと言うよりは、
より疾走感のあり、ロックフィーリングがあるグルーブを作っており、
左チャンネルのトレブリーなカッティングも、ジャリ付いた音ではなくスムースです。
ベースラインは原曲に割と忠実です。相変わらずコーラスワークの美しさはロックバンドの域を超えた
透明感で素晴らしいです。
久保田利伸のヒット曲#2LA・LA・LA LOVE SONG(1996)(収録アルバム"La La La Love Thang"は
久保田利伸の項を参照)は、ナオミのパートをファルセットのコーラスで補っていて、
これがまた溜息が出るほど上手いです。生演奏ならではの揺れのあり、裏拍の強調された
グルーブが付加されていて、ベースラインの歌いっぷりが際立ちます。
スピッツの大ヒットシングル#3ロビンソン(1995)は、原曲から大胆にアレンジした緊張感のある
リズムワークと、派手にワウの掛かったカッティングでファンキーに仕上げています。
谷川正憲(Vo)も、これほど高い音域でも楽々と(オリジナル曲のキーを考えれば当たり前か…)歌っています。
米米Clubの#4SHAKE HIP!(1986)はゲストとしてお笑い芸人コンビであるダイノジが参加しています。
クレジットにエアギターと書いてありますが音を聴いても勿論分かりません…しかしエロいボーカルです。
Jamiroquai全盛期の代表曲である#5Virtual Insanity(1996)(収録アルバム"Travelling Without Moving"に
ついてはJamiroquaiの項を参照)は、如何にも彼らがカヴァーしそうな曲だと前から思っていましたが、
やはりやってくれました。最近オリジナル曲では英語詞の曲を書いていないので、
久しぶりにお洒落ロックバンドな彼らの演奏を楽しめます。
コーラス部分でのフュージョンっぽい疾走感やベースのフレージングは、ピアノとストリングスが目立つ
原曲のソウルっぽく落ち着いたアレンジとはまた異なる魅力を放っています。
ギターソロも弾き過ぎずジャジーで最高。アウトロのファルセットとコーラスの絡みなんかはお家芸。
一刻も早くライブで大音量で聴きたいです。
自身の主演映画の主題歌となった山崎まさよしの#6One more time, One more chance(1997)は、
弾き語りの静謐で淋しげな原曲のアレンジを損なわず、ゆったりとしていながらエッジの立ったドラムスと
艶のある佐藤のボーカルが非常に印象的です。サビでのオブリガートは歌詞の中に出てくる
星の落ちそうな夜をイメージさせます。
山下達郎のRCA/AIR期を象徴するヒット曲#7RIDE ON TIME(1980)は、松木恒秀が弾きそうな短音カッティングの
フレーズが印象的なメロ部分のアレンジと、サビでの細く柔らかいコーラスワークの再現度に
ただただ驚かされます。サックスが居ないためスッキリとしたオケです。
ドラムスは青山純に比べると軽い音ですがハイハットの刻み方は極めて丁寧でこちらもクールです。
アルバムヴァージョンを元にして作っているため、アウトロはいつも達郎がライブでやっている感じに
近づいています。メロディのフェイクのさせ方や粘り気のある歌い回しはかなり本人を意識した作りに
なっていてニヤニヤしてしまいます。Love SpaceとかBomberのカヴァーも個人的には
聴いてみたくてしょうがないですねこれは… 堪りませんね、何度聴いてもオシャレな進行ですねこの曲。
80年代のアメリカ西海岸の産業ロックを代表するJourneyの#8Don't Stop Believin'(1981)は、
左右に振られたアコギのカッティングが強烈な疾走感をもたらすメロ部分と、
グル―ヴィーでポップな、弾けるようなサビの対比が心地良いソフトロックです。
TOTOのDavid PaichとDavid FosterがプロデュースしたCheryl Lynnの、
知る人ぞ知るディスコ・クラシックであるGot To Be Real(1978)を元ネタとして作られた、
Dreams Come Trueの初ミリオンセラーを記録したシングル#9決戦は金曜日(1992)
(因みにこれは、当時TOKYO FM系のラジオ番組のMCであった中村正人と佐藤竹善が、
Got to be realを元にして楽曲を作ろうという企画に基づいて作られたもので、
同時にSing Like Talkingの代表曲の一つRiseが作られています。)
は、原曲のディスコっぽさは薄くなり、よりジャジーなアレンジになっており、
タイトなリズム隊の演奏が手伝ってこれもロックに生まれ変わっています。
奥田民生を始めとして数多くのアーティストにカヴァーされた斉藤和義の#11歌うたいのバラッド(1997)は、
強めに歪みんだギターのバッキングと重さのあるドラムスでどっしりと展開するシンプルな
ロックバラードです。ギターソロは普段弾かなさそうなフレージングでまた違った側面が見られます。
MOON CHILDのヒット曲#12ESCAPE(1997)は、原曲から大胆にテンポダウンして、
メロウでソウルフルなバラードにアレンジされています。アコギの煌びやかなソロは最高です。
こうして見てみると、彼らの世代を考えるにリアルタイムで聴いて影響を受けた邦楽と
思われるような楽曲が至る所にあって、彼らのルーツの一端を垣間見ることができます。

Love & Groove Delivery Vol.2 unofficial trailer

公式サイトにて全曲試聴できます。

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  1. 2014/02/28(金) 01:38:57|
  2. UNCHAIN
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今日の一枚(168)

Album: Orange
Artist: UNCHAIN
Genres: Soft Rock, AOR, Soul

orange.jpg


京都府京丹後市出身の日本のロックバンド。2005年デビュー。
本作は2013年作(6月5日発売)のメジャー6th。
私の最もお気に入りの、密かに応援している若手の(とはいってももう30歳ですか)ロック・バンドです。
ダンス・ミュージック色の強いパターン・ミュージックのインディーズ期(Music Humanized Is Here)、
スイート・ソウル色の強いMusic Is The Key、ロック色の強いSUNDOGSに、
ソウル・AOR路線の前作、Eat The Moonに続いて、
本作はポップス色の強い作品に仕上がっています。
リズム面ではレゲエやスカのような裏拍を強調したようなアプローチがあったり、
コード進行も複雑なものが採用されていて、これまでの作品にはまたなかったサウンド・スケープを
作り上げています。
勿論メロディはキャッチ―なものばかりで、繰り返しの鑑賞に堪えうる素晴らしい作品だと思います。
太陽、月に続いて、本作のアルバム・コンセプトは「母なる地球」ということになっています。
このため、#5The Inner Lightのようなゆったりとしたバラードや、
生まれ来る子供の愛らしさを描いた#4ジーン・ラプソディなど、
生命への畏敬や愛というテーマで一貫して制作されています。
全員が作詞作曲アレンジに関わり、本当の意味で一つのバンドとして固い結束を持ち、
真摯なアティチュードで音楽に向き合っていると感じる彼らの作品であるからこそ、
本作でのテーマが非常に説得力を持っていると思います。
ライブ・レポートを兼ねて簡単に紹介していきます。
会場は昨年と同じで、音響もなかなか良い環境だったと思います。
観客層は大学生ぐらいの同世代の人が多かったです。
(以下はライブの内容を含んでいますのでご注意ください)
谷川正憲(Vo, G)は赤のテレキャス・シンライン、
佐藤将文(G, Cho, Vo)は緑のストラトと、ジャズマスター(だと思いますけど)を使い分けていました。
基本的にはアルバムの楽曲を演奏していましたが、
アコースティックでの演奏も数多く行われ(前作収録の0.0025など)、
佐藤氏がボーカルを取る#8King Of Comedyも
低音の響きの豊かなスムースなボーカリゼーションで素晴らしいと思います。
#9Time Machine Bluesはゴリラさんこと(怒られますかね(笑))谷浩彰(B, Cho)の
ラップを中心にして、ハードコア的なソリッドなリフで進行する一風変わった一曲に仕上がっています。
コーラスやリズム、カッティングのシャキッとした音は明らかにブラック・ミュージックの
色を残していて、絶妙なミクスチャーとして成立しています。
ライブで盛り上がる定番のShow Me Your Heightでは客たちも前のめりになって
押し寄せていました。去年よりさらに盛り上がっていてとても嬉しく思いました。
カヴァー曲のコーナーではアルバム未収録のMaroon5の名曲This Loveを演奏していました。
4つ打ちのダンス・ミュージック的なアレンジになっておりとてもクールでした。
ソウル色の強い#10Hossanaも、緩いグルーブとすっきりとしたアレンジで
ベースラインのグルーブがとてもクリアに聴こえて、コール&レスポンスもあり楽しい一曲でした。
「Stevie Wonderのような」とよく形容される谷川のハスキーで艶のあるボーカルあってこそ
できる曲だと思います。
ロック色の強いソリッドなリズムと、オブリガートの多い複雑なギターサウンドが
うねるようなグルーブを作り出す#3Smile Againは、ドラムスの手数の多さもとても好みの曲です。
あくまでもサビはポップでキャッチ―です。ソロはシングル・コイルらしい抜けの良い繊細なトーンで、
音の選び方も特徴的で良いですね。
アンコールではもはや定番となりつつある丸の内サディスティックのカヴァー、
そして1stEPのThe Space Of The Sense収録のYou Over Youで情熱的に締めくくっています。
アルバムごとに確実に様々な音楽を吸収して、
新たなエッセンスを加えて優れた作品を作り上げている彼らは、
演奏技術、アレンジ、作曲、メンバー同士の空気感と、どれをとっても非常にバランスが取れていて、
奇跡のバンドの一つといっても過言ではないと思います。
彼らがどのような音楽を吸収して方向性を変えていっても、
そこには変わらない「グルーブ感の追求」という一貫したコンセプトを感じるのです。
そういう意味で、彼らには本当に息長く活動して欲しいですし、
応援し続けていきたいと心から思っています。やっぱりUNCHAINは最高です。

Smile Again

Unofficial Trailer (メドレー形式にまとまっています)

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  1. 2013/06/30(日) 01:57:29|
  2. UNCHAIN
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今日の一枚(3)

Artist: Unchain
Album: Eat The Moon
Genres: Soft Rock
愛の未来-I Saw The Light

eat the moon


2012年6月に行われたライブのライブレポートも兼ねつつ、京都出身の4ピースバンド、
UNCHAINを紹介します。ライブは約2時間の短めのステージでした。
初めてライブに参加したので、演奏技術を心配していましたが、一曲聴いてそれは杞憂だと分かりました。
ワンマンの経験はまだ少ない彼らですが、CD同様のドライブ感のある演奏で、
観客300名を湧かせていました。谷川氏のソウルフルなボーカルも、息遣いが分かるほどに生々しく、
音の良いハコでした。ライブ終盤では、ややPull気味の歌い方になり、
一部ファルセットや、ヘッドボイスといった高音のレジスターに入りずらそうにしていたのは、
ご愛嬌という感じですね。
それにしても、椎名林檎の丸の内サディスティックのカバーも、スリリングでクールな演奏でした。
フリーソウルファンクの影響だけでなく、渋谷系
(山下達郎,大瀧詠一,角松敏生,吉田美奈子,Original Love,Pizzicato Five,椎名林檎(初期),SLT etc)やAORからの影響も感じますね。ニューアルバムのEat The Moonは、
歌詞も日本語となり、よりエモーショナルでソウルフルなボーカルを聴かせてくれます。
本曲は、艶のあるファルセットから始まるミドルテンポのロックバラードです。
ファンク的なゴリゴリとリフ中心に押しまくる展開から、
サビに掛けてポップでキラキラとしたメロディに変化して行く曲の構成も秀逸ですが、
それよりもなによりも、このアルバムはとても音が良いです。
抜けが良く、ドラミングの一音一音が細やかに聴こえますし、
ボーカルの魅力も最大限に生かされています。
日本のソフトロックを背負って立って欲しいバンドだ、と私は感じました。

愛の未来 - I Saw The Light -

Super Collider

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  1. 2012/12/22(土) 23:01:26|
  2. UNCHAIN
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プロフィール

Systematic Chaos

Author:Systematic Chaos
独断と偏見により、お気に入りのCDを紹介して行きます。
医学部医学科の大学生として臨床医となるべく勉強していました。(2011/04-2017/03)
無事医師免許取得し、2017年より研修医一年目として社会人生活が始まりました。
新しいことばかりでストレスも多いですが、相変わらず様々な音楽に触れております。
山下達郎ファンクラブ
TATSURO MANIA会員。
水樹奈々ファンクラブ
S.C. Nana Net 会員。
上坂すみれファンクラブ
コルホーズの玉ねぎ畑 会員。
自分にとって魅力的な音楽を、様々な視点で、
新旧洋邦を問わず掘り下げて参ります。
初心者ですが宜しくお願いします。
好きなジャンル:
1. AOR, MOR, ソフトロック
2. R&B,ファンク, モータウン,
ニュージャックスウィング,
フィラデルフィアソウル, シカゴソウル,
ブルーアイドソウル
3. ポップス、Jポップ
渋谷系、ニューミュージック
4. プログレッシブロック
5. ハードロック, へヴィメタル,
プログレッシブメタル, スラッシュメタル,
メロディックデスメタル,ブラックメタル
6. ジャズ,フュージョン,
ハードフュージョン, アシッドジャズ,
ハード・バップ, ジャズファンク,
ジャズロック
7. ジャジーヒップホップ,
オルタナティブヒップホップ
8. エモ, スクリーモ
9. ハウス, アシッドハウス,ディスコ

ライブラリは65,000曲ほどです。
ヘッドフォンはAKGのQ701、Audio TechnicaのATH-ESW9、
イヤフォンはShure-SE425を使っています。
①DENON PMA-50 + Zensor1 (USB-DACプリメインアンプ+スピーカー)
②iPod Classic+TEAC-HAp50(ヘッドフォンアンプ)
③ONKYO DP-X1A のいずれかで聴いています。
ブログとして記事を書くことを通じて
自分のライブラリと向き合ってみると、
相当趣味が偏ってるということを
痛感しています。
これから沢山の音楽に触れ、勉強していきたいです。
たまに医学関連の記事や日々の雑感を書いております。
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