私的名盤紹介―真の雑食を目指して

自分の心に残った作品を紹介することで、新たな音楽を見つけるきっかけとして頂ければ嬉しいです。

私的名盤紹介 2010年代ベストアルバム

私的名盤紹介 2010年代ベストアルバム

私的名盤紹介をご覧下さっている皆さま、お世話になっております。
管理人の@privategroove(名盤さん)です。

今年も年の瀬が近づいてまいりました。いかがお過ごしでしょうか。
2010年代も終わりが近づいて来ています。曲は世に連れ世は曲に連れと言うように、
ポピュラー音楽は常に人々の思い出と共にあります。

サブスクリプションサービスが一般的となった現代では、音楽のジャンル、
スタイルは「ポストモダン化」が進んでいます。それに伴って「ある時代の音」というアイデンティティは
希薄なものとなりました。サンプリングが自然となった現代では、
過去の時代の音楽を正確にトレースするシミュレーショニズムも、相当なクオリティで実現可能になりました。

これは、デジタル録音の技術革新や、ミュージシャン、エンジニアなどのリテラシー向上が確実に寄与しています。
さらに、録音されたオーディオやMIDIデータを編集出来る技術が普及するにつれて、
音楽の「音韻的進化」よりは「音響的進化」が目立った10年間になったと思います。

音楽の音響的側面の進化に伴って、ポピュラー音楽、いわゆるJPOPと呼ばれてきた音楽は相対化され、
デスクトップミュージックやエレクトロミュージック、あるいはワールドミュージック、
ヒップホップなどを取り込みながら多様な変化を遂げています。

しかしながら、平成初期生まれの僕にとって、ポップスとは人々が口ずさめるキャッチーさがあり、
歌謡曲から連綿と続く「歌われる」音楽であって、その中心となる価値観は変わらないものと信じています。

音楽の微細な部分に捉われすぎず、かつ優れたポップスを選ぶ、という観点で選んだ
「私的名盤紹介的」2010年代ベストアルバム20をお送りしたいと思います。

邦楽で10枚、洋楽で10枚、合計20枚を選びました。

前置きで自分なりのポップス論を語っておいて恐縮ですが、この20枚はあくまで
自分の率直な感情で選んだ愛聴盤を並べたリストになっています。そのため、
洋楽では専門のブラックミュージックが多くなっております。ご容赦ください。

2010年代ベストアルバム10 邦楽編

スポーツ/東京事変(2010)

スポーツ

レビューは過去記事を参照してください。

Yellow Dancer/星野源(2015)

Yellow Dancer5000

レビューは過去記事を参照してください。

MODERN TIMES/PUNPEE(2015)

Modern Times

レビューは過去記事を参照してください。

FANTASY CLUB/tofubeats(2017)

Fantasy Club

レビューは過去記事を参照してください。

Retroactive/ブルー・ペパーズ(2017)

レトロアクティブ

レビューは過去記事を参照してください。

BLUE COMPASS/水瀬いのり(2018)

Blue Compass

1995年生まれ、東京都出身の女性声優の2ndフルアルバム。
芸名に、自身が熱心なファンである水樹奈々の「水」の文字を加えている彼女ですが、
いまや若手女性声優アーティストのトップランナーとなった感があります。
滑らかで透き通った声質でありながら、ラウドなトラックでも負けない力強さ、
バラードでのファルセットの巧みな息遣いなど、歌唱の面からみても年々その技術の成長を感じます。
水樹奈々とのタッグでも知られるElements Gardenがプロデュースした楽曲には、
M10のようなラウドなリズムギターとへヴィーなバッキングのトラックもあるのですが、
彼女のトレードマークとなる音は、「キリンレモン」のCM曲「まっすぐトウメイに」のような、
爽やかで甘酸っぱいポップスであろうと思います。
特にこの2ndは、渚のバルコニー/松田聖子を思わせるイントロのM1や、
ファンからの人気も高く切ないコード進行のサビと藤林聖子の可愛らしい歌詞世界が堪らないポップロックM2、
そして管理人一押しのパワフルなブラスのアレンジと4つ打ちのディスコ、M4はソウルフルでこみ上げるサビが最高です。
髭白健(Ds, 大原櫻子、Every Little Thing etc)の手数の多くフュージョン的なドラムス、
地声で張り上げるハイトーン、後半に掛けて盛り上げる展開も、その全てが、
ここ数年間で聴いてきた声優ポップスの中でも間違いなくベストトラックの一つでした。
参加しているスタジオミュージシャンも菰口雄矢(Gt, TRIX), 二家本亮介(B, 水樹奈々、有形ランペイジ、上原ひろみ),
須長和広(B, aiko, 松任谷由実, 大塚愛), 渡部格(G, 水樹奈々、八神純子、崎谷健次郎)、
山本陽介(G, OLDCODEX)、江口信夫(Ds)など、
若手~ベテランまで一流のメンバーが多数参加した、生演奏のトラックが多いことも、注目に値すると思います。
生のストリングスとアコギのバッキングのみずみずしさがあり、可愛らしくも王道なガールポップのM6も、
楽器を詰め込み過ぎずすっきりとした音作りなのが素晴らしい。
最新作の3rdと合わせて間違いなく2010年代声優ポップスの名盤の一つ。
来年のライブツアーからライブにも参加していこうと思います。
また一人、こうしてファンになれる声優アーティストが得られて嬉しい限りです。

Orange/UNCHAIN(2013)

orange.jpg

レビューは過去記事を参照してください。

エクセルシオール/フィロソフィーのダンス(2019)

エクセルシオール

ウルフルズ、氣志團、ナンバーガール、Base Ball Bear、相対性理論などを見出し世に送り出してきた
加茂啓太郎がプロデュースする4人組のダンスボーカルグループで、2015年活動開始しました。
Funky But "Chic"を活動のキャッチコピーとしていることからも分かるように、
Chicに代表される1970年代~1980年代のブラックミュージック、ディスコ~ファンク、ブラックコンテンポラリー、
ニュージャックスウィングなどからの影響を強く感じさせるダンサブルなトラックが満載の彼女たちの作品から、
最新アルバムの3rdフルを選びました。低域の強いスネアとぶっといベースにキュートなボーカルが絡むM1は、
アシッドジャズ的なコード感とチープなシンセリードのオブリガートが心地いいブギーです。
一押しのトラックは、かつてのRod Temperton(Heatwave)を思わせるような高揚感のあるシンセのリフレインに、
ニュージャックスウィング的なスウィンギーなビートを重ねたM3です。ブヨブヨしたシンセベースと歯切れのよいドラムス、
微かに聴こえる左チャンネルの鋭いカッティングも最高です。
Espesiaと並んで、角松敏生~杏里直系のトロピカルなシティポップ~和ブギーを聴かせるM4や、
ジャジーなピアノソロとハンドクラップから始まるイントロと見事にシンコペートするシンセベース、
妖しげなメロディの組み合わせが聴くほどに癖になるM6,
アイドルグループの一員とは思えぬほどのずば抜けた声量とソウルフルな声質を持ち合わせた日向ハルの、
ハリのあるボーカリゼーションを聴かせるサビが最高なM8は、かつての90sのSMAPを思い起こさせます。
エレピのエッジが立ったバッキングや、フィリーソウルなストリングスが目立つ、70sノーザンソウルを思わせるA~Bメロから、
ポップで滑らかなサビへと繋がる展開が見事なM10, アップテンポなアーバンディスコM11など、
全編を通してキャッチー&グルーヴィーな楽曲に満ち満ちています。
「フィロのス」は、僕にとって現代アイドルポップスの中で最も嵌ったグループとなりました。

Ray Of Hope/山下達郎(2011)

Ray Of Hope

東日本大震災の年となった2011年にリリースされた、山下達郎の現時点での最新アルバムです。
キャリアの長さに比して寡作な彼ですが、ここ最近の「シティポップリバイバル」の流れの中で、
シティポップの帝王とまで呼ばれる山下達郎の音楽の背景には、
脈々と続くアメリカンポップスの歴史が背景にある訳で、そこには白人音楽、黒人音楽、
インストゥルメンタルミュージック、様々な音楽のエッセンスが含まれています。
これは今さら僕が語ることでもなく、ラジオ番組のSUNDAY SONGBOOKを聴けば自ずと伝わってきます。
RCA/AIR期、MOON期を超えて、カラりとしたリゾートミュージックやディスコ、ポリリズムファンクから、
良い意味で希望に満ちた歌詞や、祈りとも言えるメッセージが込められた音/歌詞世界へと変化していきました。
ブリブリとしたシンセベースの作る波音のようなベースライン、パワフルでシンプルなパターンのドラムスに、
強い決意を滲ませるM2, 蒼茫から続いて市井の人々の心に寄り添うようなM3,
甘く危険な香りのリズムパターンを援用したM4, 「サマーウォーズ」のテーマソングとなった優しくもどこか淋しげなM6,
絞り出すようなファルセットが切々とした名バラードのM8, 太陽のえくぼからの流れを汲んだ煌めくミドルM11,
一人多重コーラスのM13など、どれも粒ぞろいですが、個人的には現代版クワイエットストームなM5が白眉です。
フリューゲルホルンの柔らかい音色のソロを取り入れるバランスも素晴らしく、現代のクワイエットストーム再評価、
クワイエットウェイブの流れを予感させます。歌詞もこれまでの彼のバラードにはあまりない、
結婚直前のストレートで熱い想いが込められています。
長いキャリアを重ねてきた彼にしか生み出せない、名もない一般の人々への慈愛とも言うべき優しさや、
人間存在への強い肯定感を与えてくれる、そんな傑作だったと思います。

SMASHING ANTHEMS/水樹奈々(2015)

Smashing Anthems

レビューは過去記事を参照してください。

2010年代ベストアルバム10 洋楽編

24k Magic/Bruno Mars(2016)

24k Magic

レビューは過去記事を参照してください。

Channel Orange/Frank Ocean(2012)

channel orange

レビューは過去記事を参照してください。

Drunk/Thundercat(2017)

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1984年生まれのセッションベーシスト、トラックメイカーによるソロ4th。
Kendrick LamarやKamasi Washington, Flying Lotus, Erykah Baduなど、ネオソウル以降の現代ジャズ/フュージョンの
アーティストと多数の共演歴があり、テクニカル系のベーシストとしても知られています。
ベーシストとしての超絶技巧を披露したアルバムというよりは、Kendrick LamarやPharrell Williams, Mac Miller,
Louis Cole, Kamasi Washington、そしてAORの大御所、Michael McDonald, Kenny Logginsを迎えたShow You The Wayなど、
各ゲストの特徴を見事にフィーチャーした、LAの現代ジャズ~フュージョンを代表する名盤に仕上がっています。
Weather Report時代のJaco Pastoriusに勝るとも劣らぬ速弾きとドラムンベースなリズムトラックを合わせたM3や、
Louis Coleの参加したM4ではポップなメロディとメロウなネオソウル的な展開で、
絶品のアンビエントソウル~クワイエットウェイブなM6は、蕩けるようなファルセットと夢見心地なサウンドが堪りません。
コズミックでありながらオハイオファンクのような重いグルーブのあるインタールードM8から、
Michael McDonald, Kenny Logginsを迎えた現代版ジャズ/フュージョンとAORなリード曲M9,
その他にもIsley Brothersのクワイエットストーム名曲、Footsteps in the Darkをサンプリング、換骨奪胎し
重厚なファンクへと作り替えたM15など、
現代におけるアンビエントソウル~クワイエットウェイブの代表的な作品であり、一つの到達点と言えるでしょう。

The Feels & The High/Midas Hutch(2018)

レビューは過去記事を参照してください。
The Feels The High

Keep Movin’/Ole Borud(2011)

keep moving

ノルウェー出身のSSW, ギタリスト、1976年生まれ。AOR人気の落ち込んでいた2000年代にデビューした
北欧AOR系を代表する存在であり、現在に至るまで精力的に活動しています。
Pages~Steely Dan的な精緻なコードワークに、TOTO/AIRPLAY直系のハードロック~ウェストコースト寄りなロックサウンドから、
Earth, Wind & Fire的な、フュージョン感のあるファンキーなグルーブの曲まで、キャッチーな楽曲満載です。
来日公演も多数こなしており、Youtubeでもいくつかライブ映像を観ることが出来ます。
複雑なリズムギターを弾きこなしながら優れた歌唱を聴かせます。傑作揃いのオリジナルアルバムから2ndを選びました。
鋭いホーンのオブリガートが入ったブギーM2もディストーションギターのリフが随所に入っていたりと黒過ぎない編曲です。
表題曲M4も重いグルーブのドラムスとファンキーでトレブリーなカッティング、歪んだ音の太いベースラインで
ゴリゴリと展開しながら、Bメロではジャジーに、サビはウェストコースト的な哀愁漂うメロディセンスを見せるなど、
ブラックミュージックとアメリカンプログレハード的なAORを完璧なバランスで混ぜ合わせた名曲です。
一番のお気に入りM5は柔らかいシンセの白玉が美しいアップテンポのイントロからテンポダウンして
ひときわソウルフルなフックへと繋がっていくスムーズな編曲のセンスに驚かされます。
2番に入るとコーラスの厚みも増して、よりドラマティックに構成されています。
80年代前半のEarth, Wind & Fireの作品群に勝るとも劣らぬ最高のトラックでした。
歌謡曲的な濡れたメロディが心地よいファンクM6, エモーショナルな速弾きギターソロの入ったM7,
ブルージーなギターフレーズのイントロから始まるウェストコーストロックM8も、
枯れた音色のギターのフレージングや、Michael McDonald期に移り変わる時期のThe Doobie Brothersを
思わせるような暖かいサビが美しい。
ブラジリアンフュージョンなリズムパターンにプログレッシブロックな
ギターリフが絡みつくGino Vannelliを思い起こさせるようなM9,
イントロのホーンから一気に掴まれ、現代版Pagesともいえるメロ部分が心地良いM10も、
多重コーラスとエモーショナルなボーカルが堪らないキャッチーな一曲、後半のキメも熱い。
全編を通して、北欧AORらしいリヴァーブ感のある音世界と、透き通った線の細いボーカルで歌い上げる
メロディの美しさは一貫しており、そこに恐るべきほどの密度の編曲、凝ったコードワークが詰め込まれた、
AOR全盛期の名盤達に全く引けを取らない傑作と言えます。

On Point/Teddy Mike(2017)

Teddy Mike On Point

カナダ出身のベーシスト、トラックメイカーによる唯一のソロアルバム。
発売されたレーベルはスペインのNeon Fingerというところのようで、色々と謎の多い人物でもあります。
全ての楽器を一人でこなしながら、Cameo(おそらく3人体制の頃でしょうか), EWFなどにリスペクトを表する彼のスタイルは、
80年代後半~NJS前夜のブラックコンテンポラリーのそれであり、敢えてインストゥルメンタルの形態を取ることで、
当時のバックトラックの、チープであるがゆえに独特の説得力があるサウンドの魅力を最大限に引き出しています。
深いリヴァーブの掛かったドラムスとDX7なサウンドのシンセリードが迫りくるエレクトリックファンクM1も、
生ギターのPaul Jackson Jrを思わせるようなカッティングが人間味を感じさせます。
太い生ベースのスラップが重いグルーブを作るM2も、少し東洋的なメロディを奏でるシンセリードがひんやりとした質感を与えます。
ブラックコンテンポラリー好きであれば誰もが反応するあのカウベルの音がふんだんに入った
エレクトリックフュージョンなM3は、このダサいメロディセンスがFruitscakeにも近い不思議な近未来感
(レトロフューチャリズム)を感じます。
Vaporwaveの楽曲のようなタイトルのM7Shinjukuはどこが日本風なのか謎ですが、自身によるMarcus Millerばりの
スラップベースで作るメロディラインとうねうねした低音シンセ、中華メロディのシンセリードなど、
ずっと身を委ねていたくなるチープなグルーブに満ちています。
「インストブラコン」とでも言うべき新たなジャンルを生み出した(?)聴けば聴くほど心が落ち着く不思議な珍盤です。

Floral Shoppe/Macintosh Plus(2011)

Floral Shoppe

言わずと知れたVaporwaveを代表する名盤です。最近ディスクガイドが発売されたりと、再評価が進んでいるVaporwave、
今はめっきりと影を潜め、時代のあだ花といった存在になりつつあるかと思います。
しかし、80年代の「大衆音楽」を、元の形を残さないほどに極限までスクリューして作り、
90年代の安っぽいCG映像、サイケデリックとでも言うべき独特の色彩感あるPVと共に組み合わせることで、
「表層的なファッション」が生み出す、逆説的な真実味や鋭い批評性を持った、
このVaporwaveというムーブメントにとって、「本望」な終わり方であったと言えるのかもしれません。
「敢えて」意味づけが行えないような意味不明の日本語を使ったタイトルや、「敢えて」チープでローファイに作ったサウンド、
ショッピングモールで流れていそうな80年代の有名な楽曲(ブラックコンテンポラリーやAORもこれに含まれます)を
滅茶苦茶にテンポダウンして切り刻んだ構造、その全てが組み合わさることで生みだされる
独特の寂寥感ともいえる感覚が何なのか、これは言語化するのが難しい感覚だと思います。
無理矢理に表現するとするなら、「大衆芸術が生み出す刹那性、コンテンポラリーである/であろうとする」ことと、
「芸術としての音楽の普遍性、録音芸術としての音楽の永遠性」が、実は表裏一体(同じもの)である、
ことを感じとることであると言えるかもしれません。音楽的なレビューをしてどうこうという作品ではないでしょうが、
仕事に疲れて帰って来た時、暗くなった部屋で、深夜にYoutubeを開いて
ぼんやりとしながら聴いている時間が永遠=一瞬に感じる、Vaporwaveとは僕にとってそんな音楽です。

Nathan East/Nathan East(2017)

Nathan East

レビューは過去記事を参照してください。

Tuxedo/Tuxedo(2015)

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レビューは過去記事を参照してください。

Return of The Tender Lover/Babyface(2015)

Return Of The Tender Lover


「90年代」を代表するR&B系プロデューサーであるBabyfaceの作品をここに持ち出すことは勇気が要りましたが、
実際に自分が発売されてからずっと聴き続けている一枚であり、
この10年は結局、「美しい歌もの」を求めるのが自分のポピュラー音楽観である、ということを再確認した10年間でした。
言うまでもなく無数のヒット曲があり、上記で述べたBurno Marsも多大なリスペクトを表して止まない彼ですが、
今作は久々のソロアルバムとなった8thです。
力の抜けた、優しさや慈愛に満ちたボーカルの魅力も最大限に楽しめるものの、
ベッドタイムミュージックとしての90sR&B特有の湿っぽさや、ヒップホップソウル特有のダークな質感は少なく、
彼ならではの柔らかくて、暖かい日差しが差し込むような、スケールの大きいサウンドに満ち満ちています。
ゲストには自身のファミリーグループであるAfter 7や、ブラックコンテンポラリーを代表するシンガーであるEl DeBargeを
迎えたりと、気の通ったスタッフとのびのびと制作されています。
スムースジャズ的なバックトラックにオーセンティックなソウルのメロディが組み合わさったM1,
ほのかにブラジリアンな香りがするM2の繊細なファルセット、
少し分厚いビートと太いベースラインに暖かなボーカルが絡む絶品のクワイエットストームM3,
El DeBargeを迎えたシャッフルのM4は少しAOR的な展開が印象的です。
TOTO/Georgy Porgyを思わせるイントロ~メロ部分から、恋い焦がれる気持ちを歌った切々とした熱唱に
目頭が熱くなるバラードM5は、After 7の熟練のコーラスワークも含めて、聴いているだけで幸せな気持ちになれる、
2010年代でNo1のバラードだったと思います。
サウンド面でも、歌唱でも、歌詞でも、彼はデビュー以来一貫した音楽性を提示し続けていますが、
そこには人生に対する真摯さがあり、愛という普遍的なテーマに対して(たとえ表面上悲しい結末の歌であっても)、
前向きで、希望を与えて人々に寄り添う役割が持たされていると感じます。
こういった音楽こそが、真にエヴァーグリーンなポピュラー音楽であり、紛うこと無き名盤と言えるのでしょう。

私的名盤紹介の2010年代ベストアルバム、いかがでしたでしょうか。
2020年も仕事、プライベートともに忙しい日々が続いておりますが、可能な限りコンテンツを発信して参ります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
2019年ベストアルバムも鋭意編集中ですのでお楽しみに。

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  1. 2020/01/03(金) 00:28:08|
  2. 雑記(音楽関連)
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【祝】私的名盤紹介閲覧者数8万人突破

「私的名盤紹介」をご覧下さっている皆様、ありがとうございます。

2012年年末の開設から約7年が経ちまして、
閲覧者数(ユニークアクセス)が8万人を突破致しました。
2016年秋から始めてきたツイキャスでの放送企画「私的名盤放送」も総閲覧者数2300人弱、
1話あたり300-400回程度の試聴回数で安定してきております。
お聞き苦しい点も多々あるかと存じますが、ご覧いただける皆様のお蔭で継続出来ています。

医師生活も3年目となり、昨年よりは随分と忙しい日々を送っております。また昼夜逆転せざるを得ない業務の
関係上、学生時代ほどのコンテンツの密度や頻度を維持できていないことに、内心釈然としないものもあります。
しかしその分経済力を身に付けたので、
東京(宇田川町、神田神保町、下北沢、新宿)などへLPを探しに行ったりする機会が増えました。

Spotifyを利用している分、触れられるコンテンツは増える一方ですが、
その分だけより一層自分の感性をより研ぎ澄ます必要性を感じます。引き続き深く音楽の歴史や成り立ちを学び、
「サンデーソングブック」や「メロウな夜」、「Crossover Laboratory」(終了してしまいましたが…)など、
プロフェッショナルの選曲に負けない、個性的で、キャッチーで、グルーヴィーな楽曲を掛けられるよう邁進して参ります。

また職員寮から引っ越して自宅のオーディオシステムと防音のよい環境を得たことで、
学生時代一度は諦めてしまったPCDJの機材ともう一度向き合う機会も得られました。
Serato DJのシステムやコントローラーと格闘しながら、ロングミックスの作成にも取り組んでみようと考えています。

今年より活動を本格化した「もう一つの」私的名盤紹介、
私的名盤紹介アネックス」も精力的に更新しておりますので、ぜひフォローください。
現在は、東海三県のショッピングセンター、ショッピングモールの機能性を含んだデザインの美しさに焦点を当て、
主に80-00s前半に建設された施設を紹介しています。
近いうちに本サイト上で商業施設一覧をご覧頂けるようなコンテンツを用意する予定です。お楽しみに。

季節の変わり目です、体調にはお気をつけください。
引き続き、「私的名盤紹介」をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

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  1. 2019/11/11(月) 23:27:41|
  2. 雑記(音楽関連)
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#好きなRnBアルバムを30枚挙げてみる

私的名盤紹介/私的名盤放送をご覧下さっている皆様、お世話になっております。
管理人の@privategrooveです。

今回は、Twitterで募集されていた
#好きなRnBアルバムを30枚挙げてみる」に参加したいと思います。

ネット上のR&Bファン有志によるランキングを作ろうと@SOUL_CAFEさんが集計下さっています。

集計結果はこちらからご覧下さい。今年中は公開される予定のようです。

では、私的名盤紹介管理人が選出する1988-2018年に発売された(今回の集計の選考基準となっています)
R&Bの名盤30を一気にご紹介します。どれも自信を持ってお勧めできる愛聴盤ばかりです。
秋の夜長のお供に、最高のスロウ・ジャムをお楽しみ下さい。

Artist - Title (Year)
1 Bruno Mars /24k Magic (2016)
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2 Mint Condition /Meant to Be Mint (1991)
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3 Frank Ocean /Channel Orange (2012)
Frank Ocean


4 SWV /It's About Time (1992)
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5 Anderson Paak /Malibu (2016)
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6 Bobby Brown /Don't Be Cruel (1988)
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7 Don-E /Changing Seasons (1995)
Don E


8 Glenn Jones /Here I Go Again (1992)
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9 Keith Washington /Make Time for Love (1991)
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10 Hi-Five /Hi-Five (1990)
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11 New Edition /Heart Break (1988)
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12 K-Ci & JoJo /Love Always (1997)
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13 Solo /Solo (1995)
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14 Aaliyah /Age Ain't Nothing But a Number (1994)
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15 Brian McKnight /I Remember You (1995)
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16 R. Kelly /12 Play
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17 Universal Nubian Voices /U.N.V. (1995)
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18 Cool'r /Cool'r (1989)
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19 Pebbles /Always (1990)
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20 Adriana Evans /Adriana Evans (1996)
Adriana Evans


21 Ella Mai /Ella Mai (2018)
Ella Mai


22 Keith Sweat /Keith Sweat (1996)
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23 Tony! Toni! Tone! /Sons of Soul (1993)
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24 Gerald Alston /Gerald Alston (1988)
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25 Guesss /Guesss (1994)
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26 Faith Evans /Faith (1995)
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27 Zhane /Pronounced Jah-Nay (1995)
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28 Lynden David Hall /Medicine 4 My Pain (1997)
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29 TROOP /Attitude (1989)
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30 Smooth Approach /You Got It (2000)
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  1. 2019/10/19(土) 02:29:44|
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私的名盤放送Spotify Playlistのご案内


いつも「私的名盤紹介」「私的名盤放送」をご覧下さっている皆様、ありがとうございます。
管理人の@privategrooveです。

近年はTwitter、そしてTweet Castingでの活動が中心となっておりますが、
LP, CD収集や音楽レビュー以外の趣味として、昨今流行している「渋ビル」
(主に1960-1970年代に建築された、意匠の凝らされた窓やファサードが特徴的なビル)のほか、
「昭和なスーパー」(1960年代からバブル時代前後に建築されたショッピングモールやスーパー)を探訪することに、
密かに嵌っておるこの頃です。

そこで、新しくTwitterのアカウントを作成致しました。題して私的名盤紹介別館=「私的名盤紹介ANNEX」です。
こちらにこれまでに撮影してきた「渋ビル」「昭和なスーパー」などを紹介しております。ぜひ、ご覧下さい。

それに加えまして、既に放送44回を重ねた「私的名盤放送」の方も、ゆっくりではありますが、徐々に試聴して下さる方が
増えてきており、嬉しい限りです。これからも、プロのFM放送の選曲やクオリティに負けぬよう、
出来るだけ多くの音楽に触れ、継続していこうと思います。

これまでに放送してきた珠玉の楽曲の中から、私も愛用しているストリーミングサービスのSpotifyから
聴くことが出来る楽曲を集めたプレイリストを作成しました。

339曲、25時間に渡るプレイリストです。シャッフルなどして適宜ご活用いただけると幸いです。
どちらかというと有名な楽曲を多めに採用しております。随時更新してまいりますので、ぜひお楽しみ下さい。

※下記のリンクから試聴することができるようになっています。Spotifyアプリケーションをお持ちの方は、
 アプリでプレイリストをフォローして頂きますと、ライブラリから聴けるようになります。

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  1. 2019/02/16(土) 21:16:17|
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2018年度 私的ベストアルバム15 洋楽編

引き続いて、洋楽作品につき私的名盤紹介管理人が自信を持ってお勧めする15枚の作品たちです。
どうぞ。

【洋楽私的ベストアルバム15】
番外 Francfranc Presents RETRO ELEGANCE/Various Artists
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90年代からインテリア、雑貨販売会社として知られるFrancFrancが、店内放送用BGMとして制作したアルバムです。
基本的には90s末から00sにかけてのネオソウルやヒップホップソウルの楽曲をカバー、
アレンジし直してレコーディングしています。一部に新曲も収録したコンピレーションアルバムとなっています。
Jill Scott feat. Anthony HamiltonによるM1はレトロなヒップホップソウル、Bruno Marsのヒット曲M2、
アシッドジャズ関連ではGroove TheoryのM3, NJS世代ではZhaneのM4, TamiaのM5, その他Erykah BaduのM8など、
これでもかと名曲が詰まった素晴らしいセレクトでした。R&B入門、BGMとして楽しむにもベストな一枚でしょう。一押しです。

第15位 Resume/Moli
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ベルギー出身の19歳シンガーソングライター、トラックメイカーによる1stEP。
インディーポップ系のトラックメイカーですが、サウンドとしては近年のビートミュージック、フューチャーソウルを
基礎としながら、ポップなサウンドの楽曲が揃います。
ビートの黒さや粘りは少なくさっぱりとしていて、M1のサビは80s的なテクスチャーがあり、上物の数も少なくて聴き疲れしません。
チルなシンセのシーケンシャルなフレーズが複数組み合わされたアンビエントソウルM2,
テンポを落としたM3はわずかに訛ったリズムで、後半では徐々にエモーショナルな歌唱に変化します。
同じくファルセットのコーラスにリズムマシンの生々しい音が絡むスロウM4は、どこかインド音楽的なメロディも。
アンビエントR&Bの中にもどこか懐かしさを感じる好盤でした。

第14位 Good Company/Tone Stith
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10年以上USR&Bのトップランナーとして活躍しているChris Brownの最新作リードトラックや、
ブレイク前のDrakeを発見したことでも知られるニュージャージー出身のSSW, 音楽プロデューサーによるEP。
昨年1stを発表し、最新のサウンドのみではなく、オーセンティックなR&Bを作り出しており、
本作は特にBruno Marsが取り上げたことで再度注目を集めているニュージャックスウィング回帰な
Light Flexで注目を集めています(映画Uncle Drewのサウンドトラックに収録されています)。
滑らかで伸びやかなハイトーンが特徴的なボーカルは、90sクワイエットストームの香り漂うM1にぴったりです。
M3はメロディの譜割りは現代の流行りのパターンですが、バッキングのキラキラとしたシンセはブラコン的な音です。
スウィンギーなM4は幾度となくMichael Jacksonの名前が出てくるジャジーな一曲で、巧みなファルセットが光ります。
さらに短めのスロウM6の繊細な歌唱も素晴らしい。リヴァーブの深めに掛かったスネアと太いシンセベースの組み合わせ、
そこに声ネタを重ねて音数少なく進行していくM7は、まさに現代のクワイエットストームと言えるサウンドです。最高。

第13位 Get High/The Doggett Brothers
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UK, ノリッチ出身のソウル、ディスコユニットによる3rdフル。Carl & Greggの二人兄弟によって結成されたグループで、
今作ではアシッドジャズ~UKソウルの名盤、Set The Toneが日本でも人気の高いNate James(私的名盤紹介でも掲載済み)と、
Stevie Wonder的なソウルにSteely Dan顔負けの複雑なコード進行な楽曲で知られるようになった
Jarrod Lawsonをゲストに迎えています。マスタリングにはUK在住の邦人プロデューサー、T-Grooveが担当しています。
(T-Grooveの1stはネオブギーの名盤で、管理人も愛聴盤です)
Nate Jamesを迎えたM1は声ネタを重ね、パッドの醸し出す薄くてコズミックなコードに対して、
Stevieを思わせるボーカルが絡みます。サビはダンサブルなディスコサウンドでありながら、
チルなサウンドはそのままで最高な組み合わせ。今年のブギーの中でも特にお気に入りでした。
平たいビートとハンドクラップの組み合わせで暗く始まるM2、Jarrod LawsonによるM3は一気に生演奏テイストに変わり、
澄んだリムショットのスネア、変態的な多重コーラス、Steely Danも顔負けな精緻なストリングスが彩ります。最高。
B.Thompsonをゲストに迎えたM4はKashifを思わせるシンセのリフ(デトロイトテクノのような音色で)が特徴的なブギーです。
現代的な音色のリズムマシンでBCMのリズムパターンを再現したようなミッドM7は、
後半の単音カッティングのリフを中心としたパートがたまらない。
KING的なアンビエントソウルM9, フュージョン的なギターインストにアンビエントソウルを合わせたM10など、
AOR~ブラコンファンにもうれしい一枚。

第12位 Lost & Find/Jorja Smith
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UK、ウォルソール出身のシンガー、97年生まれ。Drake/More Lifeに2曲ゲストボーカルとして参加して注目を集め、
2018年度のCritic Choice Awardを受賞, グラミーでは最優秀新人賞を受賞しました。
Curtis Mayfieldからの影響を公言しながら、幼いころからレゲエにも触れており、
父がネオソウル系のバンドで活動していたようです。透き通ったハイトーンと柔らかい声質から、かつてのSadeを思わせます。
スウィンギーなビートがNJSを思わせながらも、オーガニックな音色で再構築したようなM1は、
ボーカルが入るとR&Bというよりは、東南アジア的なメロディや節回しがみられ、不思議な魅力があります。
M2もビートはヒップホップソウルのそれに近いグルーブで、これに冷ややかなピアノと70sソウル的なメロディを合わせます。
ヒップホップ的なループの感覚は比較的希薄な一曲です。
Diana Ross/It's Your Moveを思わせるようなピアノリフから始まるM8は、リサフランク/現代のコンピューほど
テンポは遅くなく、ヒップホップソウル的なドラムトラックに歌を載せることで構成しています。お気に入り。
美しいイギリス英語のフリースタイルをフィーチャーしたM9はいかにもネオソウルらしいループが美しい。

第11位 CITY SOUL: FUTURES- SOUL,AOR & BLUE EYED SOUL/Various Artists
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昨年最も読んだ愛読書となったのが元bmr(Black Music Review, かつては松尾潔さんも所属した、
ブラックミュージックを取り扱う専門誌で、現在はウェブ上の雑誌として生き残っています、
普段から最もよくチェックするサイトの一つです)
の編集長である小渕晃氏が編著した「シティソウルディスクガイド」でした。
そこには昨年のベストアルバムに選出したブルーペパーズの福田直木さんも著者として参加していたり、
新R&B入門など、ブラックミュージック関連の書籍を数多く執筆している林剛さんなども参加しています。
そんなシティソウルディスクガイドは重版もされ、注目を集めているようで、これで取り上げたアーティスト、
特に現代のシティソウル(ノーザンソウル、AOR, ブルーアイドソウル、フュージョン、アシッドジャズ、
ブラックコンテンポラリー、NJS, ヒップホップソウル、ネオソウル、アンビエントソウル、フューチャーソウル
などを体系的に指す新たなジャンルの定義)に注目し、
それに適合するアーティストの楽曲を集めたコンピレーションが発売されました。
この内容が素晴らしく、ベストアルバムに選出しました。
TOTO~AIRPLAY, Pagesなど直系のAORではWilliam SikstromやTomi Malm, Steely DanフォロワーのEd Motta,
Monkey House, ブラジル音楽の影響がうかがわれるLucas Arruda, Stevie Wonder的なボーカルのJeremy Passion,
UKソウル~ファンクロックのMamas GunとウェストコーストロックプロジェクトのYoung Gun Silver Fox,
もう少しベテランではSwing Out Sisterとともに日本での人気が高いWORKSHY、
フュージョン寄りのAORとして名作を数多く放ったMichael Franksなどなど、
現代のシティソウルを見事に定義した一枚となりました。
私的名盤紹介の視点は、シティソウルの概念にかなり近いと思います。
そうした意味で、この界隈からは目が離せません。書籍もマスト・バイです。

第10位 Supremacy/Derric Gobourne Jr.
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弱冠20歳にして、自らをNew Jack Singerと名乗るシンガーの1stフル。
Call You TonightのPVは、かつてのBobby Brown/Every Little Stepを思い起こさせるような演出で話題となりました。
最近、NJSリヴァイバルの楽曲が国内外で徐々に出てきています(国内ではRYUCHELL/link, dirty talk/w-indsなどは好例です)が、
そういった勢力の中でも、本作の完成度は圧倒的に高く、NJS当時の名盤群と比較しても引けを取らないと思います。
単音カッティングとブリブリとしたベースの心地いいM1から、NJS、特に初期のBobby Brownの楽曲に近しいトラックが並びます。
現代の録音ならではの分離の良さ、コーラスの心地よさ、トラックの完成度の高さ、
キャッチーさはいずれも見事なものだと思います。
M2はキャッチーなシンセのリフが素晴らしい。M4では典型的なビートに繰り返されるベースリフでミニマルな造りで。
ファルセットで繊細に歌うM5や、Michael Jackson & Rod Tempertonのような質感を見せるM7は特にお気に入りです。
Every Little Stepのリズムパターンをそのまま使ったM8、ブラジリアンなイントロのM9,
ブラックコンテンポラリー後期のサウンドに近いM10、Freddie Jacksonもびっくりの絶品クワイエットストームM11など、
BCM以降のR&B好きをときめかせてくれるサウンドを一杯に詰め込んだ一枚。

第9位 Au Dre/Au Dre
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オーストラリア出身の2人組R&Bユニット。近年リヴァイバルが進むニュージャックスウィングをテーマとした
作品の中でも、彼らのこのアルバムがベストと考えました。実のところ、M1のイントロのフレーズに
ノックアウトされたのが大きかったのですが。
サビ前のストリングスの使い方や、比較的シンプルなサビでも盛り上げ方が圧倒的にうまく、
最高のトラックの一つだったと思います。
後半にはフュージョン的なサックスソロまで入っており、サービスたっぷりです。
キックがビシビシと決まり、90sヒップホップソウル的なメロディが絡みつくM2は少し翳りのある一曲。
シャッフルのM3は少しSteely Dan的なジャジーなコード進行もある変化球な一曲。
さらに緊張感溢れる展開が続くモダンブギーなM4、Mint Condition/Someone To Loveのような
フレーズをテーマにしたクワイエットストームM7も堪りません。
続いてM1同様にNJS的なビートを下敷きにしたM8, M9ですが、特にM9は上物の感じはAOR的で、
独特の新鮮さがあります。ハウス的なM10もまた異色で面白いです。

第8位 AM waves/Young Gun Silver Fox
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ロンドン出身でファンクロック~ソウル、ポップロックの間を行くサウンドで日本での人気が高い
Mamas GunのAndy Plattsと、Shawn Leeの二人組による、現代にウェストコーストロック、AORを甦らせたユニットによる2ndフル。
昨年はTomi Malmの1stフルがTOTO~AIRPLAYのサウンド、David Fosterのサウンドを復活させ、本家に肉薄する
クオリティのアルバムを作り上げましたが、今年はYoung Gun Silver Foxのこれが圧倒的でした。
M1から早速繊細なコーラスが重なる、センチメンタルなウェストコーストサウンドを聴かせてくれます。
後半にはコーラスの効いたエモーショナルなギターソロも。最高。
続いてM2では人力のリズムならではの混然一体となったグルーブが楽しめます。
M3のやや強引な展開とサビの構造は完全にMichael McDonaldのそれで、歌もうまいです。
ストラトの枯れたギターソロも定番ですが、やはりいいものは良い。
さらに何重にも重ねた多重コーラスをフィーチャーしたM5は、後半でほぼ声のみのパートを設けています。
エレピ弾き語りで始まるM6はややブルーアイドソウル寄りな一曲です。少しハネた16分の刻みの作るグルーブと、
豪華なホーンが心地いいM7も素晴らしい。
鋭いホーンのオブリガートが入った重いグルーブのM9など、ジャケットの通り、夕方の海岸が似合う爽やかな一枚でした。

第7位 The Feels & The High/Midas Hutch
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オランダ人プロデューサー、FS Greenによる変名ユニットの1stフル。Midas Hutchの名前は、
おそらくBCMを代表するグループ、Midnight Star/Midas Touchをもじって付けられたのではないでしょうか。
(ちなみにMidas Touchという楽曲は山下達郎/SONORITEにも収録されています)
ゲストにはBluey Robinson, MAAD,Eva(Solangeなど), Kaleem Taylorなどが参加しています。
MAADをゲストに迎えたM1はイントロからBCM全開の打ち込みドラムスで始まりますが、あまり粘りは強くありません。
必殺の80sソウル進行を存分に使ったM2も黒過ぎずのバランスで、
サビの最後のメロディーはFinnese/Bruno Marsを思わせます。最高。
先行シングルのM3ではシンコペーションの多いベースラインとすっきりとしたボーカルの組み合わせ、キャッチーなサビと、
まさに現代版ブラックコンテンポラリーとしてアップデートされた素晴らしいトラックでした。
大仰なイントロとMidnight Star/Curiousを思わせるリズムで始まるムーディーな
M4はトークボックスのうねうねとした音と組み合わせて。最高に僕好みです。
Kashif的なフレーズのシンセをフワフワとした音色に差し替え、クラブミュージック的な展開を加えたM5,
絶品ミッドのM6も、サビまでは00s以降の複雑なメロディーで、サビでは80sソウル的な構造になっています。
特にMarの参加したクワイエットストームM10は、エッジボイスや抑揚の付いたボーカルがオーセンティックなR&Bのそれで、
最もお気に入りな一曲です。Teddy Mikeにも負けないインストブラコンなM11も最高です。
ブラコン、NJS再評価の流れの中でも、特にAOR~ブルーアイドソウル好きの日本人には
間違いなく気に入って貰えるサウンドなのではないでしょうか。

第6位 Geography/Tom Misch
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ロンドン出身のビートメイカー, SSW, ギタリストによるソロ1st。
宅録系のマルチプレーヤーとしてJordan Rakei, FKJ, Alpha Mistらとの共演ののち、遂にアルバム発表となりました。
ギタリストとしてはフュージョン的な音作りであり、リズムギターもソロも見事に弾きこなすのですが、
De La Soulとタッグを組んだM6のように、ラテンフュージョンにネオソウル的なエッセンスを加えた曲など、
ギタリストの枠に収まらない楽曲が多いです。
Lee Ritenourのカヴァーでも知られ、ジャズスタンダードとしても愛されるStevieのIsn't She Lovely
ソロギターでカバーしたM8など収録していたり、全体的に上品で良質なトラックが並びます。
今後、ほぼ確実に現代フュージョンの一翼を担う存在になっていくことでしょう。
ブギーM8では、ディスコの典型的なベースラインと流麗なテーマを組み合わせたさっぱりとした質感に仕上げています。
しかし、M1ではメロウなスムースジャズ的なギターはそのままに、J Dilla的な粘るリズムと組み合わせるあたり、
これまでにありそうでなかった個性的な才能を感じます。アシッドジャズ~ネオフィリーなM3もなかなか良いです。
レイドバックしたソウルM4は薄く流れるオルガンのようなシンセや、素朴なボーカルと合わさり、得も言われぬ淋しさを演出します。
AOR~ブルーアイドソウルのテイストが強いM11は特にお気に入りです。
アルバム全体として非常によく統一されたサウンドで、肩の力が抜けていて衒いのない作品だと思います。
世代関わらず親しみやすく、しかしギターヒーローともなりうる資質を備えた、新たな才能の成長を期待したいです。

第5位 Negro Swan/Blood Orange
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ロンドン出身のSSW, Dev Hynesによるユニット、Blood Orangeの4thフル。
Florence and the Machine, The Chemical Brothersの作品に参加、2011年からBlood Orange名義で活動しています。
プロデューサーとしてはインディーR&Bとチルウェイブ、アンビエントを融合した独特な音楽性のFKA twigsなどを
プロデュースしています。M1はD'Angelo/Black Messiahを思わせるような艶消しな質感の録音で、
暖かみのあるスモーキーなサウンドが並んでいます。最高。
かと思うと、M2では深めにリヴァーブの掛けられたボーカルとアンビエントなシンセがフィーチャーされています。
ジャジーな弾き語りM3は3部作の時代のStevie Wonderを思わせる短い一曲。
ヒップホップソウルの最も重要なプロデューサーPuff DaddyをフィーチャーしたM4は、
当時を思い起こさせるようなスネアはそのままに、穏やかなアンビエントソウルとなっています。
ASAP Rockyをゲストに迎えたM9では、ローファイなドラムトラックに、
深いリヴァーブの掛かったボーカルが歌うメロディは80sソウル的です。
シャワーの音のようなSEから始まるM10はパワフルなファルセットのリードヴォーカルをフィーチャーした一曲で、
これもレトロなサウンドのように見えますが、基本的にはループにボーカルを載せる形で作られています。
後半のドラムマシンが入ってきて、中華メロディなシンセが入ってくるパートが堪りません。
The InternetのSteve Lacy(Kendrick Lamarのプロデュースでも注目を集めています)が参加したM14は
特にミニマルなドラムループがブラコンを意識させるようなフレーズで、特にお気に入りです。
エレキ弾き語りによるM16もStevieを思わせるような節回しと、コーラスの組み合わせが切なく、また懐かしくもある一曲でした。
ヒップホップがシーンの中心となって久しいですが、歌ものとしてのR&Bの魅力を、ただ懐古的に振り返るだけでなく、
現代的なアンビエントソウルやダブ、ヒップホップソウル、BCM, モータウンまで取り込みながら、
新たな形として提示し直した、重要な作品となると思います。

第4位 Ella Mai/Ella Mai
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ロンドン出身のソウルシンガー、1994年生まれ。DJ Mustardに見出されたことがきっかけで有名となりました。
ジャマイカ系とアイルランド系の両親を持つ彼女は、Ella Fitzgeraldから名づけられたということです。
Bruno Mars(FinneseのCardi Bを迎えたリミックスは、今年のベスト・トラックの一つだと思います)の24k Magicツアーに
バックコーラスとして参加(Cardi Bが抜けた後に参加)したりと注目を浴びています。
影響を受けたアーティストとしてLauryn Hill, Chris Brown, Brandy, Destiny's Child, Alicia Keys,Mariah Careyなどを挙げており、
ソロ1stとなる本作も、BCM~90sR&B的なサウンドも収録されています。
チルなシンセのイントロから始まるM2はハンドクラップの音がクラシカルな響きです。
ネオフィリー的な翳りのあるブギーM3は難しいリズムのメロディを見事に歌いこなしていきます。
サビメロは一部独特な中華メロディです。Chris Brownをゲストに迎えたM5、John Legendをゲストに迎えたM9もありますが、
なんといってもM9のイントロが圧倒的に素晴らしい。シンバルのサスティーンの長さ、リズムマシンそのままなリズムが、
往年のブラックコンテンポラリーそのもので、しかしながらそこにヒップホップソウル的なメロディ、
アンビエントソウルのテクスチャーをも見事に取り込んだ一曲に仕上げています。
この曲のみでベストに入れようと考えました。私の理想とする現代ソウルの形だと思います。

第3位 It's About Time/Nile Rodgers & Chic
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伝説的なディスコ/ファンクユニットであるChicと、そのギタリストNile Rodgersによる26年ぶりとなるニューアルバムです。
カッティングギターという奏法そのものの革命を起こしたNile Rodgersは、ディスコミュージック再評価の
きっかけとなったDaft PunkのRandom Access Memoriesにゲストとして参加し、起爆剤となりました。
本作のリードシングルSoberはニュージャックスウィングの手法を用い、2Stepを代表するCraig Davidを起用しているあたり、
懐かしさもあります。すべての楽曲を、当時の焼き直しではなく、普遍的なダンスミュージックとして成立させ、
そのすべてを当時と変わらないパッションで演奏していて、胸が熱くなります。
リズムの面では、DJ Cassidy/Make The World Goes Roundを思わせるモダンブギーM1(Anderson Paakが共作)など、
全体的にスクエアぎみなものが多い印象です。
NaoによるMinne Liperton系のキュートなボーカルのM2,Craig Davidを迎えたM3は、
Guy/Groobe Meのサウンドを意識して作った
というだけあり、往年のニュージャックスウィングの美味しいところを取り入れながら、
トレードマークのギターバッキングと見事に組み合わせています。最高。
コーラスの音の配置や、オートチューンのケロりで音色を調節し、声ネタ的にも使ってしまうM4も面白いです。
M5のコーラスのフレーズもNJSならでは。
Dance, Dance, Danceを思い起こさせるパートに、ポップなサビが組み合わせられ、
現代的にアップデートされたM6は、ビートの重さも相まって、
ディスコ現役世代にも広く受け入れられる一曲だと思います。これもお気に入り。
Al Di Meola, David Sanbornなどへの作品参加で知られるスムースジャズ系鍵盤奏者、Philippe Saisseを
ゲストに迎えたM7も、カリカリしたカッティングをバックに、緊張感あふれるピアノソロを全開にフィーチャーしています。
しかしながら楽曲全体では非常にダンサブルで、後半にはテクニカルなカッティングソロ、ギターとボーカルのユニゾンもあり、
フュージョンファンにはたまらない一曲です。
Elton Johnをゲストに迎えたM8、Lady Gagaを迎えたM9と、後半ではコーラス、歌唱をフィーチャーして
フィリーソウル、後期モータウンの感触が強くなっています。
かつてのChicのスタイルの核となる部分はそのままに、新たなダンスミュージックとして見事に再構築した名盤といえるでしょう。

第2位 Line By Line/Prep
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ロンドン出身の4人組ポップスユニット。2015年デビューで、Vaporwaveを思わせるようなジャケットや、
日本のシティポップ/シティソウルからの影響を感じさせる彼らは、特に日本での人気が大きいようです。
今回はPaul Jackson Jr.のほか、LA出身のファンクバンド、
Vulfpeck(彼らもJB~AWBのちょうど間を行くような、素晴らしいグルーブを残しています)が
参加していたりと、話題に富んだEPとなりました。ムーディーでキャッチーなAOR, シティソウルがたっぷりと詰まっています。
表題曲M1からVaporwaveを通して再度AORを見つめ直したような、冷ややかでグルーヴィーなシンセAORに仕上がっています。
M2はBobby Caldwellを思わせるようなコード進行でありながら、無機質で独特の淋しさに満ちています。
Misty Mauve/山下達郎などと並べて聴きたい一曲。最高。
Monsta XのShownuによるソウルフルなボーカルもあの時代を思い起こさせてくれます。
いかにもJeff Porcaroの作りそうなリズムパターンを採用したM3も、少し鼻の掛かったボーカルと合わさると、
Smooth Reunionを思わせます。
サビではMichael McDonald参加期のDoobie Brothersのよう、これも最高です。
続いてM4は少しKenny Logginsの作品にみられるような、メロディックハードロック的なリズムでありながら、
やはり冷ややかな質感があります。
Paul Jackson Jr.のカッティングがフィーチャーされ、よりレイドバックしたグルーブに生まれ変わったM5、
M6では平板な打ち込みビートとLowdownのベースラインを採用したクラブサウンド、これも面白い。
tofubeatsがソロアルバムで指向しそうなサウンドです。まさに僕の趣味全開なサウンドで満ちた一枚でした。

第1位 Hive Mind/The Internet
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LA出身のフューチャーソウル、ファンクバンド。Tyler The Creatorの結成したOdd Futureの一員でもあります。
J Dilla, D'Angelo革命以降のブラックミュージックでは、徐々にトラックメイカー1人で楽曲を作り上げるスタイルが
中心となっていますが、彼らがバンドという形式を守りながら、こうした最新のブラックミュージックを演奏していくという点では、
かつてのThe RootsやRH Factor,さらにはTony! Toni! Toné!, Mint Conditionなどから脈々と続く遺伝子を感じさせます。
ジャケット写真は90sを思わせるようなファッションに身を包んでいて、ダンサブルなサウンドへと変化しています。
アタックの強いベースリフから始まるM1でも、ネオソウル的な不穏なコーラスが絡みつきながらもファンキーに仕上げています。
Michael McDonald/I Keep Forgettin'のリズムで始まるM2も、
エレピが入ると一気に90sUKソウルのようなテクスチャーになります。最高。
Earth, Wind & Fireのインスト曲のような雰囲気を纏うM4, フェイザーの掛かったカッティングが心地よいM7,
これまた80sソウル的なカッティングのリフとファルセットのボーカルによるM9も、ループ感が強く現代的に仕上げています。
サスティーンの短いスネアが刻む平たいビートに低域の多いベースが絡むM10もメロウで素晴らしい。
TLCやSWV, Kut Klose, Xscapeなど90sガールズヒップホップソウルを思わせるようなM11,
かと思うと細かく刻まれるハイハットの切れ味鋭いファンクM12は、
後半で人力ドラムンベースをベースにしたメロウR&Bへ変化し、これも最高。
アンビエントソウルM13でも、やはりベースの存在感はしっかりとあり、
現代のブラックミュージックシーンでも異彩を放つ彼らの最高傑作と思います。

以上、遅れてしまいましたが私的名盤紹介の年間ベストでした。
邦楽ベストアルバム15
も合わせて是非、お聴きになってみてください。
今年はInstagramも合わせて開始しています、音楽以外のテーマにも取り組んでいこうと考えておりますので、ぜひどうぞ。

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  1. 2019/01/09(水) 23:05:52|
  2. 雑記(音楽関連)
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プロフィール

Systematic Chaos

Author:Systematic Chaos
独断と偏見により、お気に入りのCDを紹介して行きます。
医学部医学科の大学生として臨床医となるべく勉強していました。(2011/04-2017/03)
無事医師免許取得し、2017年より研修医一年目として社会人生活が始まりました。
新しいことばかりでストレスも多いですが、相変わらず様々な音楽に触れております。
山下達郎ファンクラブ
TATSURO MANIA会員。
水樹奈々ファンクラブ
S.C. Nana Net 会員。
上坂すみれファンクラブ
コルホーズの玉ねぎ畑 会員。
自分にとって魅力的な音楽を、様々な視点で、
新旧洋邦を問わず掘り下げて参ります。
初心者ですが宜しくお願いします。
好きなジャンル:
1. AOR, MOR, ソフトロック
2. R&B,ファンク, モータウン,
ニュージャックスウィング,
フィラデルフィアソウル, シカゴソウル,
ブルーアイドソウル
3. ポップス、Jポップ
渋谷系、ニューミュージック
4. プログレッシブロック
5. ハードロック, へヴィメタル,
プログレッシブメタル, スラッシュメタル,
メロディックデスメタル,ブラックメタル
6. ジャズ,フュージョン,
ハードフュージョン, アシッドジャズ,
ハード・バップ, ジャズファンク,
ジャズロック
7. ジャジーヒップホップ,
オルタナティブヒップホップ
8. エモ, スクリーモ
9. ハウス, アシッドハウス,ディスコ

ライブラリは65,000曲ほどです。
ヘッドフォンはAKGのQ701、Audio TechnicaのATH-ESW9、
イヤフォンはShure-SE425を使っています。
①DENON PMA-50 + Zensor1 (USB-DACプリメインアンプ+スピーカー)
②iPod Classic+TEAC-HAp50(ヘッドフォンアンプ)
③ONKYO DP-X1A のいずれかで聴いています。
ブログとして記事を書くことを通じて
自分のライブラリと向き合ってみると、
相当趣味が偏ってるということを
痛感しています。
これから沢山の音楽に触れ、勉強していきたいです。
たまに医学関連の記事や日々の雑感を書いております。
※当ブログはリンクフリーです。
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