私的名盤紹介―真の雑食を目指して

自分の心に残った作品を紹介することで、新たな音楽を見つけるきっかけとして頂ければ嬉しいです。

2017年 年末のご挨拶

私的名盤放送をご覧になっている皆様、お世話になっております。
管理人の@privategrooveです。

4月に大学を卒業し、研修医1年目として働き始めて9ヶ月が経ちました。
仕事のサイクルにもようやく慣れ、新たな環境と、新たな仲間の中で、日々新鮮な経験が出来ていると思います。

働き始めて、「音楽を聴く時間が減ってしまうのではないか」と不安に思っていましたが、
1人暮らしをはじめて、オーディオ環境を手に入れたことで、学生とさほど変わらない視聴時間を確保できていると思います。
ただ、変化した点もありました。仕事を終えて疲れて帰ってくると、アップテンポな楽曲やディスコよりも、
ブラックコンテンポラリーやクワイエットストームのような、ゆったりとしたものを聴きたくなることが多く、
自然とそうしたアルバムを多数揃えるようになっていきました。さらに、フィジカルを買いに行く時間が限られるため、
通販でCDを買い求めることが増えたと思います。街の中古屋やレコードショップが減少している現象も、
働き始めた今になって、身をもって理解できたと感じています。

また、人が聴く音楽は30歳辺りで固定して、それ以降は広がっていきにくくなるという話をよく耳にします。
実際、自分が聴く音楽が、70s後半から現代の、ブラックミュージックと、AORやシティポップに限局してきているのを感じており、
少なからず危機感を覚えてもいます。新たな音楽を楽しむためには、自分の既存の審美眼を懐疑的に見て、
新たな音楽を摂取していくことが必要だと思います。来年は、Twitterのフォロワーの皆様と意見交換など積極的に行い、
意識的に新たな音楽に触れていこうと考えています。

今年は、新たな企画としての「私的名盤放送」を中心に動いてきました。
ストリーミングサービスが一般的になり、音源へのアクセスが容易になるにつれて、
「音楽についての文章を書く」という行為の意味が問い直されていると思います。
このあたりの話題は、先日刊行された「ヱクリヲ」に詳しいですが、
僕もまた、自分が音楽に対してどのような言説を著していくか、よく考えていこうと思います。

今年も一年、皆様には大変お世話になりました。
来年も私的名盤紹介を宜しくお願い致します。
寒い日が続きますがご自愛ください。

※2017年の年間ベストですが、現在鋭意編集中です。1月中の完成を目指しておりますので、
どうか気長に待っていただければと思います。年始に合わせて、
私的名盤放送の企画も継続していきますので、お楽しみになさって下さい。

管理人 @privategroove 2017年年末 自宅にて記す

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  1. 2017/12/31(日) 23:58:49|
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私的名盤放送第20回 「プログレ~テクニカルフュージョン特集」セットリスト

私的名盤放送第20回 「プログレ~テクニカルフュージョン特集」セットリスト

私的名盤放送第20話

「放送アーカイブはこちらから」

M1 ブロウ ヤ マインド - アメリカ大好き /KOJI1200 『アメリカ大好き!』 (1996)
M2 Proven & True /The Temptations 『Ear-Resistible』 (2000)
M3 時間よ止まれ /AZU Feat. SEAMO 『AS ONE』 (2008)
M4 Nights Over Egypt /Incognito 『No Time Like The Future』 (1999)
M5 Bird's Eye View /Greg Howe, Victor Wooten & Dennis Chambers 『Extraction』 (2003)
M6 Back Again /David Sanborn 『As We Speak』 (1981)
M7 走れゎナンバー /椎名林檎 『日出処』 (2014)
M8 こんにちはニューワールド /YUKI 『まばたき』 (2017)
M9 Givin' It All /Thelma Houston 『Thelma Houston』 (1983)
M10 Hold On /Tim Treffers 『Carnival Of Life』 (2017)
M11 Starting Over ~ありあまる想いで~ /Sing Like Talking 『Welcome To Another World』 (1997)
M12 Give It Up, Turn It Loose /En Vogue 『Funky Divas』 (1992)
M13 Gotta Find a Love /Enchantment 『Utopia』 (1983)
M14 Merry-Go-Round /Hi-Five 『Hi-Five』 (1990)
M15 Lonely Heart /Richard Marx 『Richard Marx』 (1987)
M16 Strength /古内東子 『Strength』 (1995)
M17 I REMEMBER /松原正樹 『SNIPER』 (1983)
M18 Concrete 1998 /PONTA BOX 『PONTA BOX Best』 (1998)
M19 Tilt /Richie Kotzen & Greg Howe 『Tilt (`95)』 (1995)
M20 XYZ /上原ひろみ 『Another Mind』 (2002)
M21 Ibby It Is /Happy The Man 『Crafty Hands』 (1978)
M22 Free Hand /Gentle Giant 『Free Hand』 (1975)
M23 Brother To Brother /Gino Vannelli 『Brother to Brother』 (1978)

Key Words
シュラプネルレコードのスターギタリストたち~Richie Kotzen, Greg Howe~
村上秀一と菅沼孝三、川口千里
邦楽テクニカルフュージョンの魅力
松任谷由実の名曲を彩ったギターソロ、松原正樹
古内東子と花澤香菜
プログレッシブロックとジャズロック、Gentle Giant, Happy The Man
プログレッシブロックとAOR、Gino Vannelli/Brother to Brother
宇多田ヒカル/First LoveとKOJI200(テイトウワ)/アメリカ大好き!
Nathan EastとMelvin Davis


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  1. 2017/12/23(土) 22:18:36|
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私的名盤放送第19回 「00s邦R&Bリバイバル/現代邦楽ロックとブラックミュージック」セットリスト

私的名盤放送第19回 「00s邦R&Bリバイバル/現代邦楽ロックとブラックミュージック」セットリスト

私的名盤放送第19回

「放送アーカイブはこちらから」

M1 I'm missin' you /露崎春女 『as I am』 (2000)
M2 フレミング /ポルカドットスティングレイ 『全知全能』 (2017)
M3 DESTINY /ねごと 『ETERNALBEAT』 (2017)
M4 Groovy! /広瀬香美 『Single Collection [Disc 1]』 (2001)
M5 LISTEN TO MY HEART /BoA (보아) 『BEST OF SOUL』 (2002)
M6 NOVEMBER /Nona Reeves 『MISSION』 (2017)
M7 Nobody Knows /花澤香菜 『Blue Avenue』 (2015)
M8 ミスティック・ラバー /フィロソフィーのダンス 『The Founder』 (2017)
M9 Additional Love /Glenn Jones 『All Of You』 (1990)
M10 Dream Girl /ゴスペラーズ 『Soul Renaissance』 (2017)
M11 Above Love /Kan Sano Feat. Maya Hatch 『2.0.1.1.』 (2014)
M12 夢の続き ('89 CD Single Mix) /竹内まりや 『REQUEST -30th Anniversary Edition-』 (1989)
M13 八月の影法師 /ブルー・ペパーズ 『Retroactive』 (2017)

Key Words
邦楽クワイエットストーム/R&Bの現在、BoA, ゴスペラーズ、Neighbors Complain, Kan Sano
ブラックコンテンポラリーの歌声、Keith Washington, Freddie Jackson, Glenn Jones
椎名林檎とポルカドットスティングレイ、80sソウルと邦楽ロックの関係性
チャットモンチーとねごと、邦楽ガールズロックバンドとアニメソング
声優と渋谷系、AOR、フュージョン~北川勝利と花澤香菜~/アイドルとAOR, ~ブルーペパーズと星野みちる~
アニメソング、アイドルソングとディスコミュージック、東京女子流、フィロソフィーのダンス、広瀬香美
MOON期の山下達郎とNona Reeves

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  1. 2017/12/06(水) 22:25:37|
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【特集記事】UNCHAINが好きな人にお勧めする楽曲・アーティストたち

【特集記事】UNCHAINが好きな人にお勧めする楽曲・アーティストたち

いつも私的名盤紹介にお越し下さっている皆様、お世話になっております。

管理人の@privategrooveです。昨年の年間ベストを更新して以来、
記事を書けずにおりました。まだまだ半人前、1/3人前位ではありますが、
研修医としての仕事が始まりまして、余裕がない状態が続いておりますので、
もうしばらく更新はゆっくりになるかと思います。

さて、今回の記事では、以前よりTwitterでも話題に上っておりました、
私の大好きな京都出身の4ピースロックバンド、UNCHAINの特集記事を
お送りしたいと思います。次回からは久々に通常のディスクレビューを
お届けできる予定ですので、ご期待下さい。

これまでのレビューはUNCHAINの項を参照して下さい。
彼らのサウンドは、ブラックミュージック、とりわけファンクやディスコ、
モータウン的なノーザンソウルからの影響が強く、
それに加えてAORやブルーアイドソウル、フュージョンやスムースジャズからの影響が
見られ、ここ2, 3年の邦楽でのブラックミュージックブームの、
先駆け的な存在であったと考えることも出来ると思います。

彼らはバンドとしての活動歴が長く、英語詞中心のミクスチャーロック色が
強かったインディー時代、充実した演奏とサウンドにも拘わらず、
売り上げでは中々振るわなかったAvex時代、そしてインディーに戻り、
カヴァーアルバム(椎名林檎/丸の内サディスティック)のヒットをきっかけに売り上げ、
知名度を伸ばしていった時期と、様々にサウンドを変えていきながら、ハイクオリティな
オリジナルアルバムを発表し続けています。

検索などでこの私的名盤紹介にお越し下さった方であれば、どなたにでも勧められる、
平たく言えば「最高にお洒落で、演奏も歌も上手い邦ロックバンド」と言えると思います。
特に、リードボーカル/ギターを務める谷川正憲の声は、デビュー当初から
Stevie Wondeに喩えられ、その他のメンバーのコーラスのクオリティも、
ロックバンドとは思えないほどに高いと言えるため、ロックファンというよりは、
ポップスのファンにとってみても、非常に魅力あるバンドと言えるでしょう。

そして、もう一点申し上げるのであれば、カヴァーアルバムでの選曲と、
リハーモナイズなど編曲のセンスが非常に高いことも、彼らの重要な特徴です。

カヴァーアルバムシリーズであるLove &Groove Delvery Vol.1-3では、
洋楽ではAOR~ウェストコーストロックの名曲、The Doobie Brothers/What A Fool
Believes、ディスコクラシックとして有名なThe Emotios/Best Of My Love,
Stevie Wonder/Don’t You Worry ’Bout a Thing, Donny Hathaway/This Christmas
など70s-80sにかけてのブラックミュージックの名曲を中心に、
90sではアシッドジャズの名曲、Jamiroquai/Virtual Insanity、
邦楽ではキリンジ/エイリアンズ、岡村靖幸/Super Girl, 宇多田ヒカル/Automaticなど、
彼らの世代ど真ん中な邦楽AORやR&Bを中心に、山下達郎/Ride On Timeや,
近年の作品ではファンクバンドのレキシ、90s邦楽ロックバンドとして
隠れた人気のあるMoon ChildのEscapeなど、様々な楽曲を、
ある程度の統一感を持たせながら取り上げています。

それらの楽曲の換骨奪胎が非常に上手く、彼らの懐の深さを感じさせます。

そういったわけで、元々UNCHAINがお好きなファンの方には、
「UNCHAINに似てるバンド、アーティスト」
「UNCHAINが影響を受け/与えている(と思われる、類似している部分のある)アーティスト」

の紹介として、この記事が役に立てば、これほど嬉しいことはありません。
厳密な意味で似ている、というよりは、UNCHAINの音楽の背景にあると想定できる
音楽を中心に纏めておりますので、その点はご容赦ください。

そしてUNCHAINを聴いたことのない方には、これを「逆引き辞典」として頂いて、
彼らのアルバムを聴いたり、ツアーに参加(名古屋のツアーには大抵行っております)して
頂ければ、と思っております。

では、どうぞ。
(この記事を「出発点」とできるよう、メジャーどころを多めに、一部はマイナーどころの
バランスとしました。また、既にカヴァーアルバムに収録されているアーティストは、
原則として除いています。
)

他にも思いつくアーティストなどいましたら、是非コメント欄やTwitterなどに書き込んで頂けると嬉しいです。
私も引き続き「掘り」続けていくつもりです。

【洋楽編】
①90sのUKソウル、アシッドジャズ~ネオアコースティック
Jamiroquai/Virtual Insanityのカヴァーがカヴァーアルバムに収録されています。
80sソウル~スムースジャズの定番の展開に、ジャズファンクからの流れをくむ
クラブジャズ的な軽いリズムがよく合っています。
それに加え、編曲上ソウルからの影響を強く感じられるポップスを幾つか挙げておきます。
●The Brand New Heavies
https://www.youtube.com/watch?v=ZAeJYhKQcp0
●Incognito
https://www.youtube.com/watch?v=CazinYJkWQo
●Raw Stylus
https://youtu.be/Fy8WNcia0Ig
●Workshy
https://www.youtube.com/watch?v=Fy8WNcia0Ig
●Samuel Purdey
https://www.youtube.com/watch?v=wAnMHrwIKN4
●Swing Out Sister
https://www.youtube.com/watch?v=CU9pEi3ByTw

②70sから80sにかけてのソウル~ディスコ
ディスコミュージックの、ミニマルでかつ削ぎ落とされたリズムパターン、ループ性の強い
コード進行は、彼らの楽曲に多く取り入れられています。
ファンク系のリズムでも、James Brown的なリズムと言うよりは、
より白人的なタイムの構築が多いように見受けられます。
●Average White Band
https://www.youtube.com/watch?v=IVd4XstLNcQ
●Sly & The Family Stone
https://www.youtube.com/watch?v=gZFabOuF4Ps
●Luther Vandross
https://www.youtube.com/watch?v=uv7y6PKEYms
●Maze feat. Frankie Beverly
https://www.youtube.com/watch?v=8gyhGxQOWfk
●Remy Shand
https://www.youtube.com/watch?v=wf6GbW82VcQ

③AOR, フュージョン
邦楽AORのカヴァーでは山下達郎、キリンジなどを過去のアルバムに収録していますが、
その同時代のアメリカのAOR、フュージョンにもUNCHAINが知らず知らずのうちに
影響されているであろう楽曲が多く見つけられます。
ギターソロは、初期の曲ではフュージョン的なフレーズが散見され、
フュージョン系ギタリストのオリジナルアルバムはチェックしておきたいところです。
ハードロック的なドラマティックな展開の曲は多くありませんが、
その中でもKenny LogginsのソロはAORとしての雰囲気を保ちながら、
高い熱量を感じさせるボーカルに、影響を感じ取れます。
●Bobby Caldwell
https://youtu.be/6F7hJTwvxlY
●Hiram Bullock
https://youtu.be/nCsDePB9Z7A
●Larsen Feiten Band
https://youtu.be/ME5dSURMhF0
●Larry Carlton
https://youtu.be/KN6AV-NsGVA
●Grover Washington Jr
https://youtu.be/WOuI4OqJfQc
●TOTO
https://youtu.be/7CQpvc8quQ8
●Pages
https://youtu.be/tVjQ_quXzjE
●Kenny Loggins
https://youtu.be/xijGlrN_jKQ
●George Benson
https://youtu.be/g_3eqKX1zpk

④ディスコミュージック、ファンク
近年のDaft PunkやTuxedoに代表されるディスコミュージック再評価の流れの中で、
過去のディスコクラシックスを復習しておくことは、
UNCHAINの「踊れる曲のレシピ」を理解する最も簡単な近道と言えるでしょう。
●Cheryl Lynn
https://youtu.be/84GEk4RUY3s
●Diana Ross
https://youtu.be/zbYcte4ZEgQ
●Jocelyn Brown
https://youtu.be/QgfXYv4OxbM
●Tuxedo
https://youtu.be/5OoZ83lqIbo
●Prince
https://youtu.be/HXcERc3N0zc
●Earth, Wind & Fire
https://youtu.be/wTvQq3AM9N4

⑤ポップロック、オルタナティブロック、ウェストコーストロック、フォークロック
ロックバンドとしてのUNCHAINを考える場合、リズム面ではファンクロックからの
影響を感じ取れますし、リードギターのテクニカルさ、リズムギターのカッティングの
心地良さはExtremeと比較することもできると思います。
その他、Maroon 5のカヴァーがあることからも、ブラックの影響が濃いロックバンドも
この項の中に入れておきます。日本で「ミクスチャーロック」と言われるバンドが
それに当たります。
そうしたバンドの背景にあるのは、70sのウェストコーストロックであり、
カヴァーアルバムではDobbie Brothersのカヴァーも収録されています。
さらに遡れば60sのUKロックやブルーアイドソウル、フォークロックへと繋がっていきます。
●Richie Kotzen
https://youtu.be/hhCqEfkKa5s
●Extreme
https://youtu.be/fLx2Z_uu_1I
●The Zombies
https://youtu.be/43on86AmOw8
●The Rascals
https://youtu.be/nm9ShxXikfw
●5th Avenue Band
https://youtu.be/KcTG8RgL5eY
●kokomo
https://youtu.be/HmUlT_bHurM
●Hall & Oates
https://youtu.be/AYUdldNzLNA
●Mamas Gun
https://youtu.be/MWUNfJkMUTY
●Mutemath
https://youtu.be/iHKIpv1vE_E
●ikkubaru
https://youtu.be/JMrBBvW_DF8
●Young gun silver fox
https://youtu.be/M4_e6SSUCnk
●Wagner Love
https://youtu.be/XUz387OZJ1o

⑥アメリカンプログレハード、ハードロック(に近いAOR)
ハイトーンを得意とする谷川正憲の巧みなボーカルとキャッチーなメロディーは、
Journeyのカヴァーをカヴァーアルバムに収録しているところからも分かるように、
ハードロック的なドラマティックさを楽曲に加えています。
●Boston
https://youtu.be/WGRrOEbY3pI
●David Roberts
https://youtu.be/O1XsHoHc9iQ
●Dweyne Ford
https://youtu.be/WXHMiAKm7E8
●Lionville
https://youtu.be/IOpR4H-bIKk

⑦ニューソウル、モータウン、フィラデルフィアソウル
アルバム”Eat The Moon”は、過去最も多くのゲストを招いて制作されており、
(昨年コラボレーションアルバムも発表していますが)
タイトなリズムや複雑なツインギターの絡みはそのままに、
サウンド面ではソウル色の最も濃い一枚であったと言えるでしょう。
その背景にはStevieやDonny Hathaway、そしてMarvin Gayeなど、
ソウルの偉人たちの音があると言えますし、そういった楽曲は今でも色褪せぬ魅力を放ち続けています。
●Al Green
https://youtu.be/COiIC3A0ROM
●Marvin Gaye & Tammi Terrell
https://youtu.be/Xz-UvQYAmbg
●Four Tops
https://youtu.be/Nz4pJ21Bvco
●Timothy Wilson
https://youtu.be/12yxh6yZ68s
●Aretha Franklin
https://youtu.be/dEWuAcMWDLY
●Curtis Mayfield
https://youtu.be/6Z66wVo7uNw
●Leroy Hutson
https://youtu.be/hSWbVw1fQ1Q
●Leon Ware
https://youtu.be/8tG6nuti70I
●Eugene Record
https://youtu.be/7M2M41tc3hE

【邦楽編】
①Jポップ、渋谷系、ネオアコースティック
椎名林檎や岡村靖幸、久保田利伸、キリンジ、米米Clubのカヴァーなどから分かるように、UNCHAINのメンバーにとって渋谷系前後の邦楽ポップスは、彼らの世代を考えても
非常に親しみ深い存在であったことでしょう。
90s後半から00sにかけてのJPOPを中心に選んでみました。
●Bonnie Pink
https://youtu.be/TRrMZYZBLI4
●朝日美穂
https://youtu.be/a-8whmrvkZU
●SMAP
https://youtu.be/mTYlCLMN3NQ
●Original Love
https://youtu.be/kh78G2ypDiE
●Sing Like Talking
https://youtu.be/0fjfIzqiPCE
●Flying Kids
https://youtu.be/5Bj9KT-aih0
●Skoop On Somebody
https://youtu.be/V9vT9axzPaQ
●堂島孝平
https://youtu.be/36VPETG9nV8
●中田裕二
https://youtu.be/Bl-lBaJpVFo
●平田志穂子(TVゲーム『ペルソナ4』OST)
https://youtu.be/tz7jCLLrZ0U

②90s以降の邦楽ロック、ミクスチャーロック、ブラスロック、ファンクロック
デビュー後、初期はミクスチャーロックの文脈で捉えられていた印象がある彼らですが、
10年ほど前から表舞台に出始めたメロディックハードコア系のバンドで、
ブラックからの影響が濃いもの、現在でも活躍するファンクロック系のバンドなどを取り上げてみます。非常に演奏力の高いバンドが多いです。
UNCHAINとは兄弟的存在ともいえる、BRADIOもこのカテゴリーに入れておきます。
●ala
https://youtu.be/TVKrLp9EcGY
●the band apart
https://youtu.be/PGdpJ4QRka0
●Ivory7 Chord
https://youtu.be/JjjAiMuXfiI
●ACIDMAN
https://youtu.be/EXYTyVR1Eac
●BRADIO
https://youtu.be/09wA4qWXOdU
●Scoobie Do
https://youtu.be/UH2wFlAMKtc
●Surface
https://youtu.be/004UFLdIxaE
●lego big morl
https://youtu.be/W4xLzohMQaE
●Awesome city club
https://youtu.be/EzLFdxsjmrQ
●Lucky Tapes
https://youtu.be/lavGP8BMLHo
●Nona Reeves
https://youtu.be/E-fxS_7lKPM
●Keishi Tanaka
https://youtu.be/gwR8ONvKnuA
●Suchmos
https://youtu.be/baTlMHrNW-0

③90s末以降の邦楽R&B, ソウル、アシッドジャズ、ファンク
宇多田ヒカル/Automaticのカヴァーから考えて、90s末のR&Bも彼らの重要な栄養分に
なっていることが想像されます。小室哲哉サウンドがその中心にあったJPOPが、
変化を迎えることになる激動の時代であり、彼らはその波を多感な時期に経験しているはずです。同時期にはアシッドジャズも邦楽に取り入れられ、アンダーグラウンドな
人気を博していたようです。
●Escalators
https://youtu.be/MzYKDlBJ1x8
●ICE
https://youtu.be/F1XtKZUE2so
●Phones
https://youtu.be/bfsdHzEY9Cc
●スガシカオ
https://youtu.be/Jx9LvrRpD0w
●MISIA
https://youtu.be/JeYJnSuYgrs
●Rammells
https://youtu.be/c5gVPBfZwRc
●森広隆
https://youtu.be/cPMaevqQYwA
●DANCE☆MAN
https://youtu.be/sSe20Hf0sNQ

④ニューミュージック、シティポップス、邦楽AOR、邦楽フュージョン
UNCHAINのメンバーが直接的に影響を受けてきたであろう90年代の渋谷系/JPOPの
背景には、アメリカンポップスを独自の形で消化し、邦楽ポップスとして育て上げてきた
ニューミュージック世代の活躍が背景にありました。
その同時代的には、インストゥルメンタルロック/ポップとしてのフュージョンブームが
あり、邦楽フュージョンのキャッチーさ、シンセの音の煌めきと緊張感あるキメも、
彼らのサウンドの中に息づいています。
●Casiopea
https://youtu.be/b73B0NdOVN0
●ブレッド&バター
https://youtu.be/6hZo7P77OpI
●安部恭弘
https://youtu.be/ew-z2RCGzL4
●松任谷由実
https://youtu.be/N6izSXDTojw
https://youtu.be/gW6vvug4wDY
●竹内まりや
https://youtu.be/sq6Ek0ioWH4
●Char
https://youtu.be/7IlMOp3X2qc
●ハイファイセット
https://youtu.be/rU5POa2jNFs
●EPO
https://youtu.be/cIdZur-8rEc
●角松敏生
https://youtu.be/owXNhLF-jJA
●国分友里恵
https://youtu.be/QEtXh0pH7bA
●スペクトラム
https://youtu.be/BGQRTuMm5WE

しかしこうして並べてみますと、「単純に自分の好きな曲を並べただけ」のように
なってしまいましたが、それほどにUNCHAINのルーツとなっているであろう音が、
自分の好きなサウンドの核にあるものに近い、ということだと思います。

好きなアーティストが居たら、そのルーツをたどってみるという方法は、
新たな音楽との出会い方として、最も効率的で、かつ奥深いやり方だと思います。
皆様方が、ご自分の好きな音楽を辿って、さらに深く、音楽を楽しまれることを願うばかりです。ではまた。

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  1. 2017/12/02(土) 16:16:37|
  2. UNCHAIN
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プロフィール

Systematic Chaos

Author:Systematic Chaos
独断と偏見により、お気に入りのCDを紹介して行きます。
医学部医学科の大学生として臨床医となるべく勉強していました。(2011/04-2017/03)
無事医師免許取得し、2017年より研修医一年目として社会人生活が始まりました。
新しいことばかりでストレスも多いですが、相変わらず様々な音楽に触れております。
山下達郎ファンクラブ
TATSURO MANIA会員。
水樹奈々ファンクラブ
S.C. Nana Net 会員。
上坂すみれファンクラブ
コルホーズの玉ねぎ畑 会員。
自分にとって魅力的な音楽を、様々な視点で、
新旧洋邦を問わず掘り下げて参ります。
初心者ですが宜しくお願いします。
好きなジャンル:
1. AOR, MOR, ソフトロック
2. R&B,ファンク, モータウン,
ニュージャックスウィング,
フィラデルフィアソウル, シカゴソウル,
ブルーアイドソウル
3. ポップス、Jポップ
渋谷系、ニューミュージック
4. プログレッシブロック
5. ハードロック, へヴィメタル,
プログレッシブメタル, スラッシュメタル,
メロディックデスメタル,ブラックメタル
6. ジャズ,フュージョン,
ハードフュージョン, アシッドジャズ,
ハード・バップ, ジャズファンク,
ジャズロック
7. ジャジーヒップホップ,
オルタナティブヒップホップ
8. エモ, スクリーモ
9. ハウス, アシッドハウス,ディスコ

ライブラリは65,000曲ほどです。
ヘッドフォンはAKGのQ701、Audio TechnicaのATH-ESW9、
イヤフォンはShure-SE425を使っています。
①DENON PMA-50 + Zensor1 (USB-DACプリメインアンプ+スピーカー)
②iPod Classic+TEAC-HAp50(ヘッドフォンアンプ)
③ONKYO DP-X1A のいずれかで聴いています。
ブログとして記事を書くことを通じて
自分のライブラリと向き合ってみると、
相当趣味が偏ってるということを
痛感しています。
これから沢山の音楽に触れ、勉強していきたいです。
たまに医学関連の記事や日々の雑感を書いております。
※当ブログはリンクフリーです。
コメント下さると励みになります。
下さったら嬉しいです。
※Twitterもやっております。
アカウント名はprivategrooveです。
https://twitter.com/privategroove
こちらでもおすすめの音楽など情報を流しております!
フォロー下さると嬉しいです。
可能な限りフォローバック、コメントしに参ります。
※放送企画として「私的名盤放送」というラジオを配信しております。
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