私的名盤紹介―真の雑食を目指して

自分の心に残った作品を紹介することで、新たな音楽を見つけるきっかけとして頂ければ嬉しいです。

私的名盤放送第65回 「声優レアグルーヴ/声優シティポップ特集続編、90sR&B, スロウジャムで棚から一掴み」

私的名盤放送第65回
「声優レアグルーヴ/声優シティポップ特集続編、90sR&B, スロウジャムで棚から一掴み」


私的名盤放送第65回1

私的名盤放送第65回2

M1 何なんw /藤井風 『HELP EVER HURT NEVER』 (2020)
M2 Someone Like You /Patti LaBelle 『Flame』 (1997)
M3 The World We Live in /Cleopatra 『Comin' Atcha!』 (1998)
M4 Littlestone /明香 『AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.2』 (2003)
M5 Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit) /Shin Sakiura, SIRUP 『Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit)』 (2019)
M6 Darlin' /仙人掌, JJJ 『BOY MEETS WORLD』 (2018)
M7 Come And Go With Me /Tim Miner 『Tim Miner』 (1992)
M8 恋はイリュージョン /三森すずこ 『サキワフハナ』 (2017)
M9 On My Way /駒形友梨 『a Day』 (2020)
M10 カナリア /池澤春菜 『caramel』 (2001)
M11 Change My Mind /EXILE 『Lovers Again』 (2003)
M12 Girl's In Love With Me /芳野藤丸 『YOSHINO FUJIMAL』 (1982)
M13 12345(Get Real) /Leven Kali 『HIGHTIDE』 (2020)
M14 Positiveな明日 /大谷育江(大平勉・矢吹敏郎) 『「影技~SHADOW SKILL」3』 (1994)
M15 Time /宇多田ヒカル 『Time』 (2020)
M16 シンフォニー /ROUND TABLE feat. Nino 『恋をしてる』 (2008)
M17 What Do We Do? /Xavier Omar 『Moment Spent Loving You』 (2019)
M18 He's Mine /MoKenStef 『Azz Izz』 (1995)
M19 ずっと読みかけの夏 /冨田ラボfeat.CHEMISTRY 『Shiplaunching』 (2006)
M20 Together /ZMAP 『Forever Love』 (1998)
M21 In My Dream /Roomies 『In my Dream』 (2020)
M22 I Wanna Be Yours /Trellini 『Trellini』 (1994)
M23 月の夜に /久川綾 『AYA〜時間を紡いで〜』 (1993)
M24 moonlight /森大輔 『OPUS ONE』 (2005)
M25 大好きな君へ /水樹奈々 『ALIVE & KICKING』 (2004)

「放送アーカイブはこちらから」

【放送後記】
今回は前回に引き続いて、声優さんの楽曲のうち、
ブラックコンテンポラリーやシティポップの影響が色濃い楽曲を取り上げる
「声優レアグルーヴ、声優シティポップ特集」の続編としました。
そのほか、90年代から現行のR&Bのうち、スロウジャムと呼ばれる甘く都会的な楽曲を集めました。

M1 何なんw /藤井風 『HELP EVER HURT NEVER』 (2020)

HELP EVER HURT NEVER

1997年、岡山県生まれのSSW, 1stフル。
柴咲コウ、水曜日のカンパネラ、上白石萌音、Charisma.com、SIRUP、iriなど
で知られるYaffleをプロデューサーに迎えています。
ORIGINAL LOVEのような、90年代渋谷系~ブラックコンテンポラリー以降の
ソウルの香りが漂う楽曲と、デビューしたばかりとはとても思えない
円熟したボーカル、暖かみのあるトラックのバランスが最高です。
わずかによれたリズムを作るドラムスと、16ビートのコードバッキングが組み合わさることで
生まれるグルーブが素晴らしい。サビ前のネオソウル的な展開から一気に弾けるサビと、
歌の間を埋めるオブリガートの作る高揚感が聴きどころです。
次世代のJPOPを担う存在となるのは確実でしょう。
Youtubeで話題になったカヴァー動画では、パーカッションのようにビートを刻む
ピアノや、スモーキーなボーカルの魅力を存分に楽しむことが出来ます。

M2 Someone Like You /Patti LaBelle 『Flame』 (1997)

FLAME

1944年生まれのフィラデルフィア出身のソウルシンガー、
97年作の本作はJam & Lewisプロデュースで、その他にもGerald Levert, Brenda Russell,
David Foster, Arif Mardinなど著名なプロデューサーが参加しています。
鋭くボーカルが荒々しく歌う弾き語りのイントロから始まるクワイエットルーム、
M1を選びました。Anita Baker/Sweet Love系の楽曲がお好きな方には堪らないと思います。
歯切れの良いスネアや、低域の多いベースラインが作るシンコペートしたリズムがファンキーで、
80sのブラコンとヒップホップ・ソウルのちょうど間を取ったような、冷ややかな温度が感じられます。

M3 The World We Live in /Cleopatra 『Comin' Atcha!』 (1998)

Cleopatra

UK, イングランドのマンチェスター出身の3人組女性ボーカルユニット。
1stシングルがUK3位のヒットとなりました。アルバムはUK20位。
TLC, Destiny's Child, SWVなどに代表される無数のボーカルグループが流行した90年代ですが、
その中で忘れ去られてしまったグループが多いのも事実です。
Babyfaceのトラックのような、暖かみのある、スケール感の大きいハーモニーと
囁くようなコーラスの生々しい音に、魂が洗われるようです。Boyz Ⅱ Men, UNVなどお好きな方はぜひ。

M4 Littlestone /明香 『AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.2』 (2003)

AQUA PLUS Vocal Album

主に男性向けの恋愛シミュレーションゲームの名作を生み出した
AQUAPLUS社のボーカルトラックを集めたコンピレーションアルバム。2003年作。
2000年にLeafから発売されたPCゲーム「まじかる☆アンティーク」のオープニングテーマとなった
Littlestoneです。ハウス~2Stepのようなイーブンなリズマシンが作る、いい意味でチープな
ビートと、教科書的なアニメソングのハーモニーが合わさった甘酸っぱいポップス。
派手なホーンのオブリガートやシンセソロ、カッティングフレーズなど、シティポップ~AOR目線でも楽しめる一曲。
チープさこそが説得力をもたらしている好例と言えるのではないでしょうか。

M5 Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit) /Shin Sakiura, SIRUP 『Cruisin'(80KIDZ's New Jack Swing Edit)』 (2019)

Shin Sakiura, SIRUP

SIRUPのライブサポート、マニュピレーター、その他向井太一、s**t kingz、showmore、Rude-α、miwaの
作品への参加でも知られるShin Sakiuraと、
SIRUPの共作によるニュージャックスウィングリヴァイバルな現行ブギー。
クリスピーなカッティングと、クリスタルなシンセが定番のニュージャックスウィングビートに重なった佳曲。

M6 Darlin' /仙人掌, JJJ 『BOY MEETS WORLD』 (2018)

仙人掌 JJJ

元MONJUのメンバーでありラッパーの仙人掌の2ndフル。
1989年生まれのトラックメイカーであり、febb as Young Mason、KID FRESINOとの
グループであるFla$hBackSとして活動しつつ、ソロでも活躍するJJJの共作。
ピッチを上げて作られたクラシックソウルをバックに、太いキックが作る
ミニマルなビート、過去の回想が鮮やかに描き出されていくリリックと、
リズムに対してストレートに載せる愚直なフロウが心地よいチルな一曲でした。

M7 Come And Go With Me /Tim Miner 『Tim Miner』 (1992)

Tim Miner

1980年代はCCM系のレーベルからアルバムを出していたシンガー。
Motownからの1st, 1992年作。 Darrale Jonesプロデュースで、
Diana King, Smokey Robinsonを手掛けたKeith Andesによるブラコン、M1を選びました。
Keith WashingtonやGlenn Jonesなどと比べると、比較的あっさりとした歌いまわしで、
ニュージャックスウィング由来のスウィンギーなビートとキャッチーなイントロで、一気に引き込まれます。

M8 恋はイリュージョン /三森すずこ 『サキワフハナ』 (2017)

恋はイリュージョン

1986年生まれの声優、歌手。ミルキィホームズやμ'sのメンバーとしての活動も知られています。
7thシングルのサキワフハナのC/Wに収録された声優シティ・ポップなトラックです。
渋谷系を代表するバンドの一つであるCymbalsのメンバーとして知られる矢野博康
(牧野由依、花澤香菜、Negicco, 南波志帆など)の作曲によるグルーヴィーでゴージャスなポップス。
速いテンポでハネるビートに華美なホーンが彩る上物のバランスが夢を見るような気持ちにさせる、
多幸感溢れる一曲です。これだけ多彩な楽器を鳴らしながら、ボーカルと楽器が調和して、
濁らずに聴こえる録音バランスにはただただ驚かされます。
花澤香菜さんなど、ヨーロピアンな香りがするハーモニーが好きな方は必聴の名曲。
スリリングなサックスとタップダンスの音を組み合わせたソロパートも最高。

M9 On My Way /駒形友梨 『a Day』 (2020)

a Day

スペースクラフト所属の女性声優、1991年生まれ。
学生時代はバンドを組んでいたこともあり、現在でもYoutubeチャンネルで
ギター弾き語り動画をアップしています。
1stEPの[Core](2018)は、グルーヴィーで徹底的に作り込まれた編曲と、
キャッチーなメロディが組み合わさった、声優シティ・ポップを代表する名盤と言える一枚でした。
今作は3rdEP。水樹奈々/glitch, 水瀬いのり/brave climber, MELODY FLAGなど、
現代のアニメソング、声優ソングのメインストリームを担う作曲家、中野領太(1988-)が手掛けた、
疾走感溢れるアーバンブギーM3を選びました。アシッドジャズなイントロから始まり、
クラヴィネットやエレピのファンキーなバッキング、SMAPの90年代の楽曲のような
派手なホーンの組み合わさったスリリングな一曲。

M10 カナリア /池澤春菜 『caramel』 (2001)

caramel

1975年生まれの声優、自身で作詞を行った2001年作の3rd。
ACO/悦びに咲く花やUA/リズムなどを彷彿させる、
90sJR&Bのマナーに則ったアンニュイなヒップホップソウル。Jam-T作曲。
生々しい音色のドラムスとメロディアスなベースライン、Bメロの不穏な展開に、表情を出さない
アンニュイなボーカルが組み合わさった、冷ややかな魅力のある一曲。
立派な声優レア・グルーブの一枚と言えるでしょう。

M11 Change My Mind /EXILE 『Lovers Again』 (2003)

Lovers Again

説明不要のJR&Bを代表するダンスボーカルグループの傑作シングル、Lovers Again。
このC/Wに収録されたシルキーなアーバンミッド。
May'n, AKB48, Beverlyなどへの楽曲提供でも知られる和田耕平のペンによる
80sソウルからの影響が色濃いホーンのバッキングと、煌めく上モノのバランス、
センシュアルでありながら、しかし優しさのあるATSUSHIのボーカルと組み合わさった
JR&B全盛期の名曲の一つです。

M12 Girl's In Love With Me /芳野藤丸 『YOSHINO FUJIMAL』 (1982)

Yoshino Hujimaru

男達のメロディーやBAD CITYなどのヒットで知られるフュージョンバンド、
Shogunのギタリスト、1951年生まれ。Shogunでの活動のほか、
ファンク~フュージョンバンドAB'sでの活動で、シティポップ~AORマニアからも
注目を集めています。
このセルフタイトルの1stソロは希少盤のひとつで、CDでも
以前lightmellow choiceでリイシューされてから、手に入らない状態が続いています。
松下誠(G), 渡辺直樹(B, スペクトラム), 岡本郭男(Ds, スペクトラム)、
コーラスにはEPO、桑名晴子などが参加しています。
この中から分厚いコーラスとシンセのゆらめく白玉が心地よいメロウM5を選びました。
伸びやかなサックスの長いソロも素晴らしい。
その他にも歌謡曲感漂うメロディにアーバンミッド~リゾートミュージックなトラックが載ったM1,
中華シンセの印象的なM6, TR808のリズムトラックと枯れたギターが組み合わさった妖しげな
クワイエットストームM8など、良曲満載です。

M13 12345(Get Real) /Leven Kali 『HIGHTIDE』 (2020)

12345Get Real

2010年代後半から活躍し始めたソウル系シンガーの中で特にお気に入りの
Leven Kaliのニューアルバムから、先行シングルに選ばれた12345(Get Real)です。
深い低域の効いたベースと、オールドファッションなリズムマシン風の
ハイハットで作られるリズムパターンは、曲に90sR&Bの質感を与えています。
ZAPPのようなトークボックスのコーラスも加わった、
現代的なクワイエットストームの形なのでしょう。

M14 Positiveな明日 /大谷育江(大平勉・矢吹敏郎) 『「影技~SHADOW SKILL」3』 (1994)

Shadow Skill3

テレビアニメ『影技-SHADOW SKILL』のイメージアルバム第3弾、1994年作。
大谷育江によるハイトーンボーカルに、マシンファンクなビート、
鋭くペキペキしたカッティングが加わった声優レアグルーブ。
間に挟まれるブラジリアンなピアノフレーズや、安っぽいストリングスが合わさることで、
Swing Out Sisterのような爽やかな魅力がある一曲。

M15 Time /宇多田ヒカル 『Time』 (2020)

Time 宇多田ヒカル

宇多田ヒカルによるニューシングル。小袋成彬とのco produceによる
久々のR&B路線な楽曲になりました。
大胆にオートチューンを掛けたボーカルから、Timberland~Stargate的な
変則ビートが圧倒的な音圧感で迫りくるイントロは、
かつてJam & LewisがプロデュースしたAddictied to Youを思い起こさせます。
徐々にベースが入りながら、サビでも音数少なくマットに仕上げられた渋いトラック。
パーカッションの一つ一つや、2番で入るBod Up的なシンバル音など、
一つ一つの音色をしっかりと聴かせようという意図が感じられます。
後半になりボーカルとパッドのみになっても、宇多田ヒカルの歌の技術だけで
裏にあるビートが聴こえてくるようです。
ハイハットのトラップビートに、イーブンなキックと少しずれたスネアを
組み合わせることで、独特なグルーブを生み出しています。
R&B期の宇多田ヒカルを最新の形にアップデートした名曲と言えるでしょう。

M16 シンフォニー /ROUND TABLE feat. Nino 『恋をしてる』 (2008)

恋をしてる

ROUND TABLE feat Nino時代のシングル、恋をしてるのC/Wに
収録された邦楽クワイエットストーム。
今や花澤香菜のプロデューサーとして、アキシブ系~声優シティ・ポップを
代表する存在となった北川勝利によるグループの2008年作です。
Charaを思わせる甘茶のようなボーカルが揺蕩う中で、
多重コーラスと、オクターブのカッティングフレーズが気持ち良い
控えめなリズムギター、リズムマシンの暖かい音が優しい気持ちにさせてくれます。
Norman Brownのようなクリスピーなギターソロがフュージョン的な香りを与える味付けも最高。

M17 What Do We Do? /Xavier Omar 『Moment Spent Loving You』 (2019)

Xavier Omar

詳細不明なUSのトラックメイカー。2019年作のフルから、
不穏な女性コーラスと細やかなトラップビート、乾いたスネアに
ウィスパーボーカルの加わったトラップソウル~クワイエットウェイブ。

M18 He's Mine /MoKenStef 『Azz Izz』 (1995)

Azz Izz

1994年にLAで結成された3人組女性R&B系ボーカルグループ。
Billboard Hot 100で#7となったヒット、He's Mineを選びました。
唯一作となった1stフルアルバムはDef Jamからリリースされました。
当時流行のTLC/Waterfalls~Changing Faces/Stroke You Up系のヒップホップソウル。
煌めくシンセが80sの香りを少し残したイントロから、
少し幼いボーカルが気怠く歌うコーラス、残響の効いたスネア、
頽廃的なループするハーモニーを合わせたチルなクラシックス。

M19 ずっと読みかけの夏 /冨田ラボfeat.CHEMISTRY 『Shiplaunching』 (2006)

Shiplaunching

冨田恵一によるソロプロジェクト、冨田ラボの2ndフル、2006年作。
CHEMISTRYをゲストに迎えたスロウ。リッチなストリングスと透き通った
リムショットのドラムス、CHEMISTRYの2人の柔らかく歌うファルセットが愛おしい
現代的なリゾートミュージック。この豪華なフレーズを奏でるストリングスを、
敢えて遠い定位で鳴らしてしまうセンスに驚かされます。

M20 Together /ZMAP 『Forever Love』 (1998)

声優レアグルーブ2

置鮎龍太郎, 川上とも子などが参加した声優によるボーカルグループ。
『声優レアグルーブ』のコンピレーションアルバムで発見しました。
久保田利伸~90sのSMAPを思わせるような、
ニュージャックスウィング的なイントロに掴まれるアーバンミッドです。
残酷な天使のテーゼを初めとする高橋洋子の数多くの楽曲を手掛けた
大森俊之のペンによる一曲でした。

M21 In My Dream /Roomies 『In my Dream』 (2020)

In My Dream

邦楽アシッドジャズ~ネオソウル系バンド、CICADAの
及川創介によるバンド、Roomiesのニューシングル。
Kashifのようなドリーミーなシンセと密室間のある音作りのバンドサウンドで
聴かせ、サビへの高揚感が堪らないアシッドジャズ。
Suchmos/THE BAYやNeighbors Complain/NBCP、
古くはSkoop of SombodyやEscalatorsを現代に蘇らせたような音です。
久々に邦楽ロックバンドの一押しを見つけられました。

M22 I Wanna Be Yours /Trellini 『Trellini』 (1994)

Trellini

フロリダ州出身の女性R&B系シンガーによる1st。
Bishop Burrellプロデュースです。
70年代末から80年代に掛けて活躍したUKのディスコ/ファンクバンドの
Delegation/Oh Honeyを大胆に引用したヒップホップソウル。
弾けるような音色のスネアとメロディアスなベース、
幼さが残りながらも、軽々とビートに乗ってビブラートをビシビシ決める
ボーカルが最高にクールなアーバンフローター。

M23 月の夜に /久川綾 『AYA〜時間を紡いで〜』 (1993)

AYA

『美少女戦士セーラームーン』や『ああっ女神さまっ』などの代表出演作を持つ
1968年生まれの女性声優によるソロアルバム。1993年作。1st。
『けいおん!』関連楽曲の編曲やAKB48の楽曲の編曲でも知られる百石元の
ペンによる邦楽クワイエットストーム。
Gerald Albrightのような90年代のスムースジャズを彷彿させるハーモニー、
SOUL Ⅱ SOUL的なUKグラウンドビートの影響を感じさせるリズムトラックと
アンニュイで透き通ったボーカルが歌うメロディとが絡み合う佳曲。

M24 moonlight /森大輔 『OPUS ONE』 (2005)

OPUS ONE

1981年生まれのR&B系シンガー、SSW。
ソロシンガーとして4枚のアルバムを残すほか、
久保田利伸のバック、楽曲提供などでも知られています。
Stevie Wonder, Donny Hathawayからの影響を公言しており、
70年代以降のR&B, ソウルにJPOP的なエッセンスを加えた良質な楽曲を
数多く生み出しています。
山下達郎/鈴木雅之~佐藤竹善~久保田利伸/中西圭三
~ゴスペラーズ~さかいゆうといった邦楽R&Bの正統な伝統を継ぐ
重要なシンガーソングライターではないかと思います。
2005年作の1stから、フュージョン色の強くオーガニックな涼し気なmoonlightを。
さっぱりとした声質と、繊細なファルセットのコーラスが美しい。

M25 大好きな君へ /水樹奈々 『ALIVE & KICKING』 (2004)

Alive & Kicking

女性声優、歌手の水樹奈々の4th, 2004年作。
そこから声優シティ・ポップの香り漂う端正なリズムと、古き良きガールポップな
メロディが組み合わさった、切なさたっぷりの甘酸っぱいポップスで締めくくりました。

私的名盤放送、次回もお楽しみに。








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  1. 2020/06/05(金) 00:00:08|
  2. 私的名盤放送セットリスト
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プロフィール

Systematic Chaos

Author:Systematic Chaos
独断と偏見により、お気に入りのCDを紹介して行きます。
医学部医学科の大学生として臨床医となるべく勉強していました。(2011/04-2017/03)
無事医師免許取得し、2017年より研修医一年目として社会人生活が始まりました。
新しいことばかりでストレスも多いですが、相変わらず様々な音楽に触れております。
山下達郎ファンクラブ
TATSURO MANIA会員。
水樹奈々ファンクラブ
S.C. Nana Net 会員。
上坂すみれファンクラブ
コルホーズの玉ねぎ畑 会員。
自分にとって魅力的な音楽を、様々な視点で、
新旧洋邦を問わず掘り下げて参ります。
初心者ですが宜しくお願いします。
好きなジャンル:
1. AOR, MOR, ソフトロック
2. R&B,ファンク, モータウン,
ニュージャックスウィング,
フィラデルフィアソウル, シカゴソウル,
ブルーアイドソウル
3. ポップス、Jポップ
渋谷系、ニューミュージック
4. プログレッシブロック
5. ハードロック, へヴィメタル,
プログレッシブメタル, スラッシュメタル,
メロディックデスメタル,ブラックメタル
6. ジャズ,フュージョン,
ハードフュージョン, アシッドジャズ,
ハード・バップ, ジャズファンク,
ジャズロック
7. ジャジーヒップホップ,
オルタナティブヒップホップ
8. エモ, スクリーモ
9. ハウス, アシッドハウス,ディスコ

ライブラリは65,000曲ほどです。
ヘッドフォンはAKGのQ701、Audio TechnicaのATH-ESW9、
イヤフォンはShure-SE425を使っています。
①DENON PMA-50 + Zensor1 (USB-DACプリメインアンプ+スピーカー)
②iPod Classic+TEAC-HAp50(ヘッドフォンアンプ)
③ONKYO DP-X1A のいずれかで聴いています。
ブログとして記事を書くことを通じて
自分のライブラリと向き合ってみると、
相当趣味が偏ってるということを
痛感しています。
これから沢山の音楽に触れ、勉強していきたいです。
たまに医学関連の記事や日々の雑感を書いております。
※当ブログはリンクフリーです。
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