私的名盤紹介―真の雑食を目指して

自分の心に残った作品を紹介することで、新たな音楽を見つけるきっかけとして頂ければ嬉しいです。

にわかジャズファンの9枚

お世話になっております。
管理人のSystematic Chaos(@privategroove)です。

以前予告していました「にわかジャズファンの9枚」という企画で、
私が選んだ9枚について、レビューを書いておりましたが、
2枚書き上げるのが時間的に限界でしたので、作成途中のものを掲載したいと思います。

残りの作品についても、いずれ時間を見つけて書いていきたいと思います。

クロスオーバー/フュージョン以降の作品には多少詳しいと思っておりますが、
ストレートアヘッドなジャズに関しては未だに素人で、
それほど詳しい訳ではありませんので、割とすんなりと選ぶことが出来たと思います。

では、どうぞ。

20160817_170125000_iOSsmall.jpg


上段左から順番に行きます。
Modern Art/Art Pepper(1956-1957)
Charlie Parkerを起点とするハードバップの手法を完璧に体得していた、
ウェストコーストジャズを代表するサックス奏者の1人、Art Pepperの57年作。
ウェストコーストと一言に言っても、本作のように(M1はアドリブソロを思い切りフィーチャーしています)
バップ色の強いものから、抑制されたクールジャズ、ソウルジャズ寄りのものまで、
その中身は多種多様と言えます。
麻薬中毒による入退院を繰り返していた彼ですが、それを感じさせぬ切れ味の鋭いアドリブが
全編通して貫かれています。
長いパッセージでも、強弱や音の切り方が非常にハッキリとしており、
無駄な音が一音たりともないプレイで、
バッキングはMeets The Rhythm Sectionなど他の傑作よりも控えめなので、
ペッパーのブルージーで、しかし泥臭さのない洗練されたソロに集中することができます。

Speak Like A Child/Herbie Hancock(1968)
非常に多作であり、好きな作品の多いハンコックですが、
今回の企画に合うものとして、マイルスバンドに所属していた当時のリーダー作品から選ぶことを考えました。
Takin' OffやMaiden Voyageなどで既に盤石な実力と、
ピアニストとしてのみならず、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしての才能を開花させていた彼ですが、
本作も含め、ハンコックは作家指向の強い演奏家という印象が、僕にはあります。
自身でしっかりとソロを取りながらも、ピアノトリオではなく、
フリューゲルホルン、トロンボーン、フルートの3管を加えたバンドで、
アルバムを通して一貫したストーリーを感じさせる緻密な計算が行われていることが窺われます。
M1Riotは後でも出てくるNefertiti/Miles Davisに収録された曲ですが、
モードジャズのスタイルで徹底的に追い込んだアドリブは、弾き過ぎる限界の所で止めた演奏で、
テーマの部分には軽快なホーンでドラマティックに味付けされている辺りが、
緊張と弛緩を絶妙に使いこなしていて、完璧なバランス感覚を見せています。
表題曲M2はボサノヴァのリズムパターンを取り入れ、
前半では流麗なアドリブよりも柔らかいホーンのハーモニーを聴かせ、
ソロとなると複雑なテンションを駆使したヴォイシングが前面に出て、どこか東洋的な響きを感じさせます。
かつてはHeadhunters(1973)のようなファンク路線でビートの強い作品が好きだった自分も、
こうしたモダン/モードジャズの流れを汲んだサウンドの複雑な味わい深さが、
少しばかり分かるようになってきたと感じています。 
エヴァンスの静かで知的で、どこまでも透き通ったピアノと、
ハンコックの情熱的で雄弁なピアノ(しかしアルバムとしてのトータルプロデュースは非常に細やか)は
表面的には対照的に映りますが、その核にあるものはかなり類似しているのだろう、と僕は感じています。

Newk's Time/Sonny Rollins(1959)

My Favorite Things/John Coltrane(1961)

Nefertiti/Miles Davis(1968)

Somethin' Else/Cannonball Adderley(1958)

Wynton Marsalis/Wynton Marsalis(1982)

Interplay/Bill Evans(1963)
レビュー済みです。過去記事をご覧下さい。

We Get Requests/Oscar Peterson Trio
レビュー済みです。過去記事をご覧下さい。

※近日中に、私的名盤紹介の新企画を、期間限定でやってみたいと考えています。ご期待下さい。

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  1. 2016/10/13(木) 01:32:23|
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【祝】訪問者数5万人突破!/AORベスト9/にわかジャズファンの9枚について

私的名盤紹介にお越し下さった皆様、お世話になっております。
管理人のSystematic Chaos(@privategroove)です。

2012年12月より開設されました当ブログ「私的名盤紹介―真の雑食を目指して」も、
3年半を過ぎ、遂に訪問者数5万人(ユニークアクセス)を達成しました!

本当にありがとうございます。
普段からお越し下さっている皆様に加えまして、フォロワーの皆様、
見て頂いているプロ/アマのミュージシャンの方々、スタジオミュージシャンの方々に深く感謝致しております。
新しく音楽系ブログを開設された方にフォロー頂くことも多くなり、そういった方々に負けぬよう、
より一層努力していきます。(来年はもう少し書けるはずです…)
私的名盤紹介に課せられたミッションはまだまだ沢山あると痛感しております。

昨年、今年は更新頻度もめっきり落ちてしまい、Twitterでの活動が中心になってしまっていますが、
日々様々な音楽に触れ、レビューしたい作品もかなり溜まってきております。

前回はTwitterのヘッダー画像を振り返りながら、最近聴いているアルバムのご紹介、
という形をとりましたが、今回は、Twitterのタイムライン上で流行していた

#AORベスト9
#にわかジャズファンの9枚

という2つのハッシュタグに関してアップロードしたジャケット写真のコラージュを再掲し、
簡単にお話しする、ということで、「夏休み企画第2弾」としたいと思います。
(結構試験が迫って来ていてヤバい状態なのですが…)

では、どうぞ。

【AORベスト9】
AORベスト9
AORを代表する作品については、Cool Soundの中田利樹さんの書籍など、
ものの本を読めば一通り理解できる
(以前の記事で書籍を紹介しています、Fusion Disc GuideのAOR編もありますので、そちらも是非読まれてみてください)
と思いますので、9枚という制約の中で、自分の個性を出した選盤を心がけました。

上段から順にいきます。
Pages(1st)/Pages(1978)(詳細はPagesの項を参照)
一般的な認知度からすると、Mr.Misterの人がやっていたユニット、というイメージなのでしょうが、
AORのファンの間でPagesと言うと、1st派か3rd派か?というのがよく話題になります。
Jay Graydonのファンでもある自分からすると、かなり迷う選択なのですが、
AIRPLAYを選んでしまった関係上、こちらは1stということにしました。
1stの素晴らしさは、M2 This Is For The Girlsや、M3 Let It Goのようなバラードの魅力ということになるかと思います。
TOTOのメンバーをフィーチャーした3rdと比べ、音の「密度/テンション」は低いのですが、
それゆえRichard Pageの透き通った、柔らかいボーカルの美しさが際立って居て、
こちらの方が、「時代を超えて評価される、耐用年数の長い」アレンジである、と私は考えています。
以前は手に入れるのが難しかった本作ですが、AOR1000円再発でも手に入るようになりましたので、
必聴のうちの必聴、絶対に聴いて後悔しない1枚だと思います。
Steely Danの傑作群と比較しても、全く劣っていません。究極の一枚。

Airplay/Airplay(1980)

以外にもレビューを書いていなかった超有名作です。
David Foster & Jay Graydonによるユニットによる唯一のアルバムで、他の方も9枚の中に挙げた方が
非常に多かった作品です。
このTOTO+Jay Graydonの組み合わせでプロデュース、録音された作品は無数にありますが、
そのサウンドのひな型になっているのがこの歴史に残る傑作ということになろうかと思います。
M1Strandedのようなハードロック色の強い曲も、
16分のキーボードのリフにウェストコーストロック的な哀愁漂うサウンドを融合したM2Cryin' All Aboutなども良いですが、
M3It Will Be Alrightのように、ボーカルのバックでGraydonのリードギターが唸りを上げる
「鉄板」のパターンも本作で基礎が固まっています。
その他も、M5Should We Carry On, EWFのバージョンがあまりにも有名なM10After The Love Is Goneなど、
メロディの美しい切ないバラードも、全ての音が煌めいています。

Minute By Minute/The Doobie Brothers(1978)
(詳細はThe Doobie Brothersの項を参照)
AORという視点から見ると、Doobie Brothersの長い歴史の中でも、Michael McDonald在籍時代の作品が
重要になってくると思います。特に、グラミーで最優秀レコード賞/最優秀楽曲賞を獲得した不朽の名曲、
M2What A Fool Believesは、日本でもUNCHAINがカヴァーアルバムの第一弾に取り入れているのも記憶に新しいです。
Michael McDonaldが得意とするキーボードでのコードバッキングで、トップノートを動かして副旋律を作っていく手法は、
その後のAORの定番のフレージングとなっていきます。

An Eye For An Eye/Byrne And Barnes(1981)
(詳細はByrne And Barnesの項を参照)
この9枚のうち、自分の個性を出すとして、真っ先に浮かんだのはByrne And Barnesでした。
マッスルショールズ出身のユニットで、おそらくアルバムはこれ一枚しか存在しなかったはずです。
録音状態があまり良くないため、CDでもマスターに由来するノイズが乗ってしまっているのが非常に残念なのですが、
Robert Byrneのソロ作よりも都会的なサウンドへとシフトした曲の内容と、
過不足のない洗練されたアレンジ、最高のコーラスワーク、グルーヴィーな演奏のすべてが完璧にかみ合った、
奇跡的な一枚だと思います。
特に、M2Stand By Loverは、ありとあらゆるAORの中でも5本の指に入るくらい好きなバラードで、
シンプルな歌詞と哀愁漂うピアノのテーマは、ウェストコーストのサウンドをより都会的なソウル、
TOTO/AIRPLAY以降のAORのサウンドへと近づけていった、
そのバランスが完璧と言えます。聴く度に涙が流れてしまいそうです…

What You Won't Do for Love/Bobby Caldwell(1978)
(詳細はBobby Caldwellの項を参照)
今更語るまでもないMr.AORの1stにして代表作です。
今まで持って居たCDの音質改善のため、紙ジャケの再発盤を手に入れて聴いています。
幼少期、3歳頃からカーステレオで幾度となく聴き、中高生になってから今、今日この日まで聴き続けてきた一枚です。
一生死ぬまで聴き続けるに違いない、と心から思える大切な宝物であり、永遠のバイブルです。

Welcome To Another World/Sing Like Talking(1997)
これも意外なことにレビューしていませんでした。
この9枚を見て、SLTの97年作が載っているのは意外に感じた方も多いかもしれません。
実際、ツイートしてみたものの反応はあまり大きくなく、一般的なAORのファンからは少し縁遠いのかもしれません。
ソロとしての佐藤竹善の作品よりも、私は断然SLTの諸作品が大好きで、
これもBobby Caldwellの1stやDoobie Brothers/Minute By Minuteと同じように、これらが洋楽の原体験であるとするなら、
邦楽の原体験の一つがこのSLTの97年作でした。
Cat Grayというプロデューサー(13Catsの項を参照)がProを担当していた時代のSLTのアルバムは、
ファンク~ディスコを基礎として、ゴスペル的なコーラスをフィーチャーした楽曲(M8Spirit of Love)、
Jeff Porcaroをかなり意識した沼澤尚(Ds)のリズムパターンや、Steve Lukatherを思わせる音作りの西村智彦(G)、
佐藤竹善の一人多重録音による緻密なコーラスのハーモニーを中心にして、
アーバンで暖かみのある雰囲気に満ち満ちていて、AORとして捉えても十分に成立する洗練されたアレンジです。
そして重要なのは、JPOPとしてのメロディの綺麗さや、ハーモニーのシンプルさに基づいて、
分かり易くポップな楽曲の上に、こうした緻密なアレンジを施しているという、
邦楽ポップスとしての非常に高い水準の完成度を有していることだと言えます。
M2Real Loveのような80s的なキーボードのリフとディストーションギターのバッキングを中心とする曲でも、
構造は極めてシンプルなポップスで、リズムパターンもシンプルなのに、
重厚なグルーブと滑らかで甘酸っぱい歌の魅力で聴かせています。
M7Rendezvouzも非常に完成度の高い曲で、乾いたドラムス、シンセの音作りの心地良さなどバッキングも最高で、
フックのハイトーンの伸びやかさ、ファルセットの儚い感じと、全てのバランスが完璧にかみ合った曲の一つだと思います。
こうした曲にこそ、今のJPOPが目指すべき楽曲の姿がある、と僕は真剣に考えています。

In Your Eyes/George Benson(1983)
これも意外や意外、レビューしていませんでした。
George Bensonというと、Breezin'に代表されるフュージョンの香りが強いイメージがありますが、
実際にはジャジーなフレーズも、ブルージーで、歌心のあるシンプルで奥が深いソロもこなしつつ、
ボーカリストとしての魅力も非常にある人物であることも、よく知られています。
本作はAretha Franklin, Roberta Flack, AWB, Chaka Khan, Bee Gees, Anita Baker,
Manhattan Transfer, Hall & Oatesをはじめ、
近年ではNorah Jonesのプロデュースでも知られるArif MardinがProを行っています。
その他、George Bensonの代表作としてはQuincy Jones ProのGive Me The Nightが有名かと思いますが、
自分としてはこちらの方が正直好きです。
M1Feel Like Makin' LoveはRoberta Flackの原曲から一気にSteve Ferrone(Ds), Will Lee(B)のリズム隊で
タイトでアーバンな一曲に生まれ変わっています。曲後半のアレンジは彼ならではという感じです。
Co-ProにはKASHIFを迎えていることからも、当時のAORの典型的なサウンドから、80s後半のブラックコンテンポラリーの
質感が感じられる楽曲M2Inside Love(So Personal)も非常に斬新なものであったろうと思われます。
ベースラインの作り方や、ベロシティーの変わるシンセのフレージングは、既に来るべきNJSのサウンドの面影を予感します。
しかし、リズムギターやスキャットを合わせたスタイルは健在で、そうした意味での味付けのバランスは、
やはり絶妙な具合に調節されていると感じます。
一転してNathan East(B), Jeff Porcaro(Ds)のリズム隊でフュージョン色の強いドリーミーなM3Lady Love Me(One More Time),
M5In Your Eyesでは敢えてリズムギターにPaul Jackson Jr.を起用し、Richard Teeのエレピの美しさが際立つ
音数の少ないアレンジです。ドラムスはSteve Gaddと使い分けも非常に適材適所だと思います。
Robbie BuchananがMoog BassとLinn Drumsを用いて作り上げたM6Never Too Far To Fallなども、
Randy Breckerのアレンジによるホーンが曲に緊張感を与え、M1と共に、
MJ/Thriller(1982)でのRod Tempertonに迫る働きを見せています。
Omar Hakim作でAnthony Jacksonのベースが柔らかくリラクシングなインストM7,
Marcus Millerのファンキーなスラップをフィーチャーし、弾き倒しているM10In Search Of A Dreamなど、
全く飽きさせることなく、シンガーとして、ギタリストとしての彼の魅力を味わい尽くせる傑作です。

FOR YOU/山下達郎(1982)
実はこれもまだレビューしていなかった一枚らしいのですが、
達郎に関してはあらゆる記事、あらゆる呟きで情報を発信してきたので、今更語ることも少ないと思います。
公式のセルフライナーノーツがほぼ完璧な出来で、彼の場合はそれを読めばほぼ必要なことは全てわかってしまうので、
まずはSPARKLEのテレのカッティングを聴いて下さい!そしてそのままCDを買いましょう!
楽曲、演奏、アレンジの全てが滞りなく行われていた、達郎絶頂期の作品の一つです。
全ての音がキラキラと輝いています。永遠のマスターピースです。
MUSIC BOOKの吉田美奈子のコーラスを自分の声で作ってみる、というのが僕の今の野望なのです(笑)

Off The Wall/Michael Jackson(1979)
トータルで見るとMJはポップスター、アイコンとしてあまりにも偉大な存在で、AORと語るのは難しいことですが、
Quincy Jonesプロデュース時代の3作品の中でも、僕はこれが一番好きです。
リズムセクションはQお抱えのJohn Robinson(Ds), Louis Johnson(B)に固定していますが、
その他は曲によってかなり様々なミュージシャンを使い分けており、
ギターではLarry Carlton(M7), Marlo Henderso, Wah Wah Watson, David Williams
キーボードではDavid Foster, George Duke, Greg Phillinganes, Steve Porcaroなどなど、
曲によって適切なスタジオミュージシャンを使い分けるQらしい贅沢な手法が貫かれています。
作家陣にはPaul McCartney(M6), Stevie Wonder(M8)と大物に加え、
Thrillerでも手腕を振るったRod Temperton(M2, M5, M10と名曲ばかり!)を中心とするメンバーでした。
本物のポップスターが集めるミュージシャンは本物であり、最高の曲を作り出している、というのは、
最近解散を決めたというSMAPのオリジナルアルバムに通じる部分もあります。
MJ自身のペンによるM1, M4を考えると、やはり彼は硬質で削ぎ落とされたビートを好み、
そうした傾向はBad以降、Teddy Rileyに接近していく中でも明らかとされていくことになります。
Rod TempertonプロデュースのM2Rock With Youのビートは、あらゆる楽曲のリズムパターンの中でも、
自分が本当に理想とするものの一つであり、MJ流AORの最たるものであると言えると思います。
Stevie Wonderが手掛けたM8I Can't Help Itは、如何にもStevieらしいジャジーで個性的な展開の楽曲で、
Mary J Bligeのカヴァーや、最近ではEsperanza Spaldingのカヴァー(Esperanza Spaldingの項を参照)など、
これも隠れた人気曲だと思います。
そしてCarole Bayer SagerのカヴァーM9It's The Falling In Loveでは、Patti Austinとのデュエットで、
爽やかなAOR的アレンジが前面に出た一曲になっています。
Paul McCartneyによるM6Girlfriendは、後に大ヒットとなるThe Girl Is Mineのサウンドに近く、
牧歌的なシンセが心地良い。
M7She's Out of My Lifeはキーボード弾き語りを中心としたバラードで、
本作の中でも特に感情が籠ったボーカルは、震えながら歌う部分もあって、
レコーディングの際毎テイク涙を流していたと、いう逸話も納得できるような気がします。
本作は、MJ自身が作詞、作曲を手掛けた楽曲が本格的に収録されるようになった初めてのアルバムとして、
「シンガーとしてのMJ」から、「独り立ちしたミュージシャンとしてのMJ」へと変化を遂げた作品と言えます。
そして何より、この時期の彼は若さとエネルギーが漲っており、その瑞々しさをサウンドの全てから感じ取ることが出来ます。
あらゆる意味において、僕はこのOff The Wallを一番好きな作品として、AORの傑作として推薦したく、
この9枚の最後にひっそりと入れることにしたのです。

いやーいけませんね!
長くなってしまいました!
いつも簡潔に説明しようと心がけるのですが、最近記事を書いていなさ過ぎてイライラしていたのでしょう、
思いっきり長文を書いてしまいました。

という訳ですので、ジャズの方はまた次の機会ということにさせて下さい。
久しぶりにAORを真っ正面から語れて満足です。

これからもブログ「私的名盤紹介―真の雑食を目指して」を宜しくお願い致します。
5万と言わず、10万人、100万人目指して頑張りたいと思います!

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  1. 2016/08/22(月) 00:16:30|
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私的名盤紹介Twitter(@privategroove)ヘッダー画像集

お世話になっております。
私的名盤紹介管理人のSystematic Chaos(@privategroove)です。

以前の更新が5月ということで、随分と間が空いておりまして、申し訳ありません。

現状は来年度からの初期臨床研修のため、就職活動と医師国家試験の準備に加えて、
可能な限りの遊びや部活動への参加、そしてレコード/CD漁りに時間を費やしております。

ディスクレビューを書くほどの時間は中々取れずにいるのですが、
Twitterでは音楽に関するツイートや実りのある対話をさせて頂いており、
良い作品にも多数出会っておりますので、時間を見つけて随時紹介していきたいと考えております。

フォローして下さいましたら、音楽系のアカウントに関しては、
原則フォローバックさせて頂いております。
一言下されば確実かと思います、宜しくお願い致します。

さて、今回の記事では、これまで私がTwitterのヘッダー画像として用意してきた、
アルバムジャケットのパッチワークを並べるという即席の企画を用意しました。
中には、まだ私的名盤紹介の記事でレビューしていない作品も含まれております。

興味のある作品等ありましたら、ご気軽にお尋ね頂ければと思います。

その他、近日中にTwitterでの企画として行った
#私を構成する9枚 #AORベスト9
のハッシュタグ用に用意した画像も掲載する予定ですので、

もしお気に入りの作品などありましたらニヤニヤされてください。

では、どうぞ。

第一弾 2014/04/26-2014/07/19


twitter headerこの頃はまだ枚数も少なく、洋邦織り交ぜて、よく聴くアルバムを並べてみました。 
ライブに参加したBONNIE PINKのソロ(最近はtofubeatsとの共作やニューシングル、
テイルズシリーズへの曲提供など再び活動が活発になっており嬉しい)や、
90sAOR~ブルーアイドソウルを代表する隠れ名盤、
Samuel Purdey(中段右から2枚目)のLucky Radio
Larsen Feiten Band, Bobby CaldwellなどAOR系が目立ちます。

第2弾 2014/07/20-2015/01/24

twitter header ver13ここから一気に枚数を増やしました。(重複も結構あります)
見切れているアルバムも多いですが、そこは目を凝らして見て楽しんで頂ければと思います。
 YMO/Technodelicや平沢進/救済の技法など、ニューウェイブ系、
Keith TippettやGentle GiantのようなジャズロックからColtrane/Balladsなど
メジャーどころも含めたジャズ、
PanteraやArch Enemyなどメタル(この頃が一番聴いていたかも)が印象的です。

第3弾 2015/01/25-2015/06/30

twitter header ver14このあたりからブラックミュージックの割合が増えていきます。
年間ベストに推したJarrod Lawsonは記憶に新しいソウルジャズで、
最近ではTahirah MemoryというソロシンガーのProも行っており、中々の良作です。
その他Donald Fagen ProのLazy Ninaなど収録のGreg Phillinganesソロ、
この頃から意識的に集め出したLuther Vandrossのオリジナルアルバム、
Jeff ReddなどのNJS系、SILVAやBluesette, ICEなど邦楽R&B、
Dを含めたDonnieやRH Factorなどは最近流行りのヒップホップ~ネオソウル系、
菊地成孔のラジオで知ったYahZarahのソロ(2段目一番左)など、
ネオAORファンにはドラマーのKere Buchananソロ(上から2段目左から7枚目)
などをおすすめしたいです。

第4弾 2015/07/01-2015/11/23

twitter header ver15 再びAOR系を増やし、花澤香菜のLAレコーディング、SD系のフォロワーとしてはかなり
完成度の高いMonkey House(最下段一番左)、
ディスコ系ではInner Life(サルソウル)とGeorge Duke, Junior(Mama Used To Sayの一発屋)
ジャズではBlue Noteでライブを観たMike Stern, 水樹奈々の傑作シングルエデン、
邦楽R&B-ポップスの傑作Skoop On Somebodyの松尾潔Pro作品、
ネオAORではキリンジからさらにSD色、プログレ色を強めた北園みなみ(最下段左から7枚目)、
Peter Friestedt/LA Projectは面白いです。
ノイズミュージック~アンビエントではArcaのフルアルバムが非常に衝撃的でした。

第5弾 2016/11/24-現在

twitter header ver16 そして現在掲示されているのはこれです。
未レビューの作品が多くを占めております。
冒頭のMusic, Harmony And RhythmでノックアウトされたBrooklyn Dreamsの77年作は
シルキーなサウンドと情熱的なボーカルのブルーアイドソウル。
声優、牧野由依のソロ作、タビノオトはグッバイマイフレンドという、恋する天気図/堀江由衣にも
負けぬ声優AOR史に残る隠れ名曲を収録。
チャラいところでは邦ロックのAwesome City Clubは緩いディスコ感覚と
透明感のある歌ですっきりと楽しめました。
Suchmosは同世代のブラックミュージック系バンドの中ではUNCHAINに負けないほどの
人気と実力を誇るアシッドジャズ系バンドで、これも非常に歌が上手くてお勧めできます。
これをもっとヒップホップのサウンドに寄せると、SANABAGUN.になると思っても良いです。
山下達郎がラジオでよく掛けるNights(feel like getting down)を収録したBilly Ocean,
Lee RitenourのRITでボーカルを務めるEric Taggのソロ作はTOTO参加の隠れ傑作です。
ブラコンでは最近集めているMtumeのJuicy FruitsはIsley/Between The Sheetsに負けていません。
後輩の推薦で聴き始めたDitty Bopsは女性2人組のカントリー系ユニットで、
ボッサ~ジャズの香りもするハーモニーとスウィンギーなリズム、コーラスが気持ち良いですし、
アコギもかなり巧い。嵌りました。
最近のブラックミュージックでは、ネオソウル的な撚れたリズムパターンと
ブラコン風味のローファイな打ち込み、か弱いながらも80s風で、
MJ的なタイトな歌唱を見せるDornikが面白かった。
タイトでアフリカンなリズムと、ネオソウル経由のジャジーなハーモニー、
エレピのドリーミーなサウンドが完璧に合わさったHiatus Kaiyoteも、
最近のブラックの中ではかなり好きですし、印象的でした。
チルアウトな電子音楽系ではFKA Twigsが圧倒的な完成度で、今のような暑い季節に聴くと、
身体がひんやりとしてとても気持ち良いです。
EWF流のファンクをモダンな音でやったようなM2、アンビエントな展開の中にも
キャッチーなリフとAnthony Jacksonを思わせるようなベースラインがクールなM3など、
Gabriel Garzón-Montanoもかなり面白いです。
その他では、達郎のLove Talkin'をサンプリングしたVaporwave系のSkylar Spense、
邦楽ベストアルバムに自信を持って推薦できる爽やかな邦楽AOR、ブルーペパーズの1stEP、
TVゲーム、ペルソナ4OSTはNJS系からファンキーなポップスまで、魅力を再発見できた一枚でした。
非常に内容の濃いリストです。

現在、第6弾のヘッダー画像を鋭意作成中です。
完成しだい更新しますので、お時間ありましたら是非、
Twitterページも訪問なさってください。

僕は昨年、一昨年と部活動の合宿で熱中症になりました…
暑い日が続きますが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。

ではまた。






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  1. 2016/08/14(日) 02:50:39|
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2015年度 邦楽私的ベストアルバム15

私的名盤紹介にお越し下さっている皆様、お世話になっております。
管理人のSystematic Chaos(@privategroove)です。

ここでは、年末より編集を続けております昨年度のベストアルバムについて、
私なりに纏めていきたいと考えています。

今回は、昨年度よりも10枚増やして、邦楽で15枚、洋楽で15枚を選び抜き、それぞれの短いレビューをしていこうと思います。
まずは邦楽のベスト15で参りたいと思います。筆者の趣味丸出しの15枚で行きます。

では、どうぞ。

【その前に…番外編】
こちらは、15枚の中には入れませんでしたが、同様に愛聴しているアルバムを幾つか紹介しておこうと思います。
レビューはございませんが、どうぞ。

順位なし Awesome City Tracks/Awesome City Club
Genres: Pop Rock, Alternative Rock, Disco


Awesome City Tracks 2

順位なし Endless Cycle Of Rebirth/Kita Kouhei
Genres: Chill Wave, Ambient, Electronica


Endless Circle Of Rebirth

順位なし The Show/Lucky Tapes
Genres: Soul, Fusion, Neo Soul


The Show


【邦楽私的ベストアルバム15】

15位 仕事/入江陽
Genres: Neo Soul, Hip Hop, Breakbeats


仕事

東京都新宿区大久保出身のシンガーソングライター。1987年生まれ。
菊地成孔との仕事でも知られ、文筆家としての仕事のほかに、
JAZZ DOMMUNISTERS でも活動する大谷能生のプロデュースによる2nd。

ゲストにShiggy Jr.(昨年のベストアルバムを参照)のボーカルである池田智子、SIMI LABのラッパーOMSB を迎え、
妖しげで、もたれ掛かったリズムの、ポストD’Angeloなネオソウルにファンク、
ジャズなどが混沌と混ざり合った異形のコラージュサウンドが楽しめる一枚になっています。

彼自身ジャズ出身ということもあって、徹底的に音数を絞りこみ、
粘り付くようなグルーブの中に、ピアノや管のフレーズにはフリージャズ的なものも散見されます。

独特のボーカルスタイルはD’Angeloと井上陽水に影響を受けたと述べていますが、
消え入りそうなファルセットや語り掛けるようなアクセントの置き方など、個性的で面白いと思います。
シンセベースの音には懐かしいファンクの影響もありますが、
空間に対する音の配置という点で、アンビエント的な楽しみ方もできる一枚で、今後が楽しみです。

14位 Breezin’/小松秀行
Genres: Fusion, AOR, Acid Jazz


Breezin'

東京都出身のセッションベーシスト、音楽プロデューサー。1969年生まれ。1st。
Original Loveのベーシストとしてデビューし、プロデューサーとしては古内東子を担当してきた彼は、
スタジオミュージシャンとしてSILVA, Chemistry, Skoop On Somebody, 堂島孝平などのレコーディングに参加しています。

今回は初のリーダー作となり、Original Love/風の歌を聴けで共演した佐野康夫(Dr)と
タッグを組んだ上質なフュージョンアルバムに仕上がっています。
そのほかにも、ツアーに参加している鈴木雅之や、田島貴男がゲストとして参加しています。

イメージしている音としては70s後半から80s初頭にかけてのアメリカ西海岸のフュージョンの音と思われ、
タイトルからしてGeorge Bensonを思わせるような田島貴男のギターなど、にやりとさせられる部分の多い一枚です。

Crusaders, Ree Litenourなどを思わせる部分もあるのですが、
小松秀行のベースラインはそれ以降のファンクやアシッドジャズを射程に入れたグルーブが特徴的で、
そこが個性的な味付けになっていると思います。佳作。

13位 メジャー/SANABAGUN
Genres: Hip Hop, Alternative Hip Hop, Native Tongue


メジャー

東京都出身、日本のヒップホップバンド。
尚美学園大学ジャズ科出身のメンバーを中心に結成された彼らは、
トランペット、サックスの2管を擁する8人組のバンドで、ジャジーヒップホップのサウンドを生演奏で作り上げています。
メンバー全員が平成生まれ、ゆとり世代を自称しているということで、筆者と近い年代のバンドの一つです。

今作はメジャー1stで、緻密な演奏能力と攻撃的なラップで、
ドロドロとしたファンクを、いい意味で洗練させ過ぎずに見事に溶け込ませていると思います。

ホーンのフレーズやリリックは、まだ聴いていて完成されていない部分もあるように見受けられますが、
澤村一平(Dr)のキック連打の鋭さや抑揚の効いたフレーズの組み立て方、
エレピのコードバッキングの切れ味の良さなど、非常に光る部分もあります。

真新しいサウンドという訳ではないですが、日本語のユーモアあるリリックだけでなく、
サザンソウル、JBマナーなファンク、ネオソウルなど貪欲に取り込みながら、
心地良くもアグレッシブで、それらを絶妙なバランスで料理しています。
これからの活躍が楽しみで仕方がないバンドの一つです。グルーヴィーです。

12位 タビノオト/牧野由依
Genres: Pops, AOR, Adult Contemporary


タビノオト

三重県出身の声優、歌手、ピアニスト。1986年生まれ。
東京音楽大学器楽専攻ピアノ科卒。4年ぶりの4thアルバムです。
声優、歌手としてのデビュー10周年を記念したアルバムということで、
プロデューサーに渋谷系の代表的なバンドの一つであった元シンバルズの矢野博康を迎え、
作家には宮川弾、Avec Avec(Sugar's Campaign)、梅林太郎など矢野氏と親交のある人物が多数参加しています。

サウンドとしては作家陣、アレンジャーのメンツからしてソフトロック~ACに近い音になっており、
M8グッバイマイフレンドは、かつての堀江由衣/恋する天気図の山下達郎バンドを思わせるような
重いドラムスと柔らかいホーン、ピアノのコードリフが80sのグルーヴィーなシティポップスで白眉です。

その他にもリード曲となったM1ワールドツアーはキリンジを思わせるジャジーな曲展開で、
これも良く練られた一曲だと思います。
ネオアコ~渋谷系のような煌めきのあるM2星に願うならなど、
滑らかなボーカルが際立つ楽曲の切なさは素晴らしいと思います。上品で爽やかな一枚。

11位 Think Good/OMSB
Genres: Alternative Hip Hop, Hip Hop


Think Good

アメリカ、ニュージャージー州出身のアメリカ、日本のハーフのラッパー、MC。1989年生まれ。
神奈川県で結成されたヒップホップユニット、SIMI LABのメンバー。3rd。

私的名盤紹介の記事の中で言うと入江陽との共演や、DCPRGの菊地成孔との共演でも知られるOMSBの新作です。
普段邦楽ヒップホップをあまり聴かないのですが、ビートの訛り具合やサンプリングのセンスが非常に自分好みの音で、
ノイズを取り入れても聞き苦しくないミックスで心地よく聴けます。

リズムの中にもラテンっぽいもの、アフリカンなポリリズムの使い方にも、
音の処理の仕方などモダンで、艶消しな魅力に溢れていると思います。

ネオソウル~Robert Glasper周辺のクロスオーバージャズに見られるような
ヨレたビートの使い方も見られていますが、
どちらかといえばそうした先進性よりも、90sのジャジーヒップホップの流れを汲んだハーモニーの中に、
リズムのエッセンスとして取り込んでいるようで、OMSB自身のルーツを深めたような一枚だと思います。

そしてヒップヒップならではの魅力として、トラックのリズムに対してずらしていくフロウの作るグルーブがある訳ですが、
M8Touch The Skyのようなトラックでは歯切れの良く短めに音を切っていくスタイルで、
M4Gami Holla Bullshitではベロシティーの変わりまくるシンセの中で、
敢えてぎりぎりまで溜めて、鼻腔共鳴の強い声で重々しくと、
非常に多彩な表現でグルーブを増幅させます。

ドロドロとしたトラックだけでなく、冷ややかなM10Screamなど、
(誰かにとっての最高でもyeah誰かにとってのクソ野郎、
誰にも合せるつもりはないが実は誰にも嫌われたくないんだ~など、
筆者と近い世代の人には、リリックも刺さるものが多いと思います。)

アルバム全体としてのバランスも完璧で、そして一見脱力系で笑えるようでもあり、
しかし核心をついているリリックといい、久々にヒップホップの愛聴盤になりそうです。
素晴らしい。

10位 A Day In Dystopia/森広隆
Genres: Funk, Pops


A Day In Dystopia

鹿児島県出身の日本のシンガーソングライター。1976年生まれ。
2001年にワーナーミュージックジャパンからデビューし、現在はインディーズで活動しています。
1stアルバムに収録されている「黒い実」という曲にたまたま出会い、
以前からアルバムを揃えたいと思っていたのですが、最近ようやく買い始めたところです。

本人としては、JB, Stevie Wonder, Jamiroquai, Charに影響を受けているということだそうですが、
1stには山下達郎のBomberのカヴァーが入っていたり、リズムの作り方はTOTO的なAORの質感が強いと思います。

彼自身、ギターのテクニックも非常に高いようで、
今作でも、カッティングのビートやドラムスを前面に出した楽曲は、
ファンク~アシッドジャズに寄った曲が多いような印象を受けます。

そして彼のアルバムの面白さの重要なポイントは、ゲスト参加しているミュージシャンの演奏の堅さということなのですが、
今回は佐野康夫(Dr)、種子田健(B)、安部潤、河内肇(Key)に、バークレー音大のギター科准教授トモ藤田(G)が参加しています。

自身の鋭いリズムギターと柔らかく線の細いハイトーンに、
音数を極限まで絞り込んだ重厚なリズムが絡みつきます。佳作。

9位 Blue Avenue/花澤香菜
Genres: AOR, Soft Rock, Adult Contemporary, Pops


Blue Avenue

レビュー済みです。過去記事をご覧下さい。

8位 Smashing Anthems/水樹奈々
Genres: Pops, Symphonic Rock, HR/HM, AOR


Smashing Anthems

レビュー済みです。過去記事をご覧下さい。

7位 The Bay/Suchmos
Genres: Acid Jazz, Club Jazz, Funk


The Bay500

2013年に結成された神奈川県出身の日本のアシッドジャズ、ファンクバンド。
ボーカリストのYONCE.は湘南茅ヶ崎の出身で、茅ケ崎のレペゼン(represent)を自称している、らしいです。
メンバーはYONCE(Vo)HSU(Ba)OK(Dr)TAIKING(G)KCEE(DJ)TAIHEI(Key)の6人です。
バンド名の由来はLouis Armstrongの別名Satchmo(サッチモ)から取ったということだそうです。

メンバーの平均年齢は23歳ということで、完全に筆者と同世代のバンドで、
こうしたブラックロック系のバンドが出てきたことは純粋に嬉しいと思っています。

サウンド的にはM1YMMなど、アシッドジャズやディスコの影響が色濃いのですが、
ビートが非常に重く、かつてのアシッドジャズのような音の軽さとはまた違った、
ロック的なグルーブが全体を支配しています。

80sのパターンミュージックにあった切なさ、艶やかさが凝縮されたM3Mireeは白眉だと思います。
ボーカルも抜けがよくパワフルで、M4Girlのような音の隙間の多いトラックでも突き抜けています。

パターンミュージックとしての側面が強いアルバムなのですが、
EscalatorsやSoysoul、Original Loveの『結晶』のサウンドのような渋谷系後期の頃とはまた一味違う、
重いグルーブ、クラブ映えしそうな低音の太い、しかしノイジーでないミックスの具合が特に素晴らしいです。

ボーカルのYONCE.の声、歌も筆者的には好みで、
チェストの声の太さや、ファルセットもミックス気味の音ではないある程度力の入ったスタイルなのが堪りません。

UNCHAINやceroなどと合わせて、今後も追いかけていきたいバンドができました。傑作。

6位 Yellow Dancer/星野源
Genres: Pops, Soul, AOR, Funk


Yellow Dancer

埼玉県蕨市出身の日本のシンガーソングライター、俳優、作家、映像ディレクター。
インストゥルメンタルバンドSAKEROCKのリーダー。1981年生まれ。4th。

彼のソロアルバムに関してはこれまであまり聴いてこなかったのですが、
周囲のブログやTVなどメディア上で、本作がブラックミュージック寄りの音楽性を見せている、
という噂を聞きつけ、聴くに至りました。

ストリングスのアレンジにフィリーソウルの影響が色濃かったり(M1時よ, M3SUNのアレンジが代表的)、
重いキックにEWF的なホーンを加えたリズムトラックのM2Week Endのように、
70s末~80sのディスコ、ファンクのグルーブを現代的な感覚でブラッシュアップした周到な曲作りだと思います。

リズムの粘りは当時の音楽そのままという訳ではなく、もう少しグリッド通りでストレートな感じにしてあるのが、
彼の柔らかくすっきりとしたボーカルの音色や、モダンなJPOPとしてのサウンドイメージに綺麗に合っていると思います。

そして注目すべきなのは、シンセのフレージングの随所に、
いわゆる中華フレーズを取り入れたりYMOなどニューウェーブに影響を受けていることを窺わせる部分があり、
これも彼の個性となって表れている部分なのでしょう。

ヒット曲となったM3SUNは、動きの多いストリングスに注目したくなります。
それ以外にも、Aメロ部分では、ルートを刻むシンプルなベースラインと重い音色のドラムスをきちんと揃えて、
ロック的な推進力あるグルーブを与えておいて、
Bメロからサビが近づくにつれて少しずつ柔らかいノリに変えていくアンサンブルがニクいです。
ファルセット交じりのボーカルが印象的なサビでは、
一気に動きが大きくなるベースラインの構築は特筆すべき部分があると思いました。
何度聴いても良くできた曲です。

M5SoulのようにAメロではネオソウルのイディオムを用いたり、
Cメロではブルージーに展開したりと色々凝ったことをしている曲もあったり、M11Snow Menでは、
冒頭はネオソウル~ジャズの乾いた音を中心に音数少なくして、
サビでは00s初頭の邦楽R&Bを思い起こさせるようなJPOP展開へと、
一曲の中に、かつての日本のブラックミュージックのトレンドを上手くミックスさせて、
違和感なく仕上げている部分に驚嘆します。

M10Crazy Crazy, M12Down Town, M1時よのように、
リズムに対するメロディーの載せ方にある程度のパターンがあるように見受けられますが、
このあたりが曲ごとに個性をつけられると、さらに強烈なフックを用意できるように感じます。

ほぼ全編ファルセットで歌うM13夜はシンプルな構成の一曲ですが、
脱力したボーカルはフォーキーな香りとメロウさが絶妙に混じり合った表現です。
エロティック過ぎない味わい、透明感が彼の歌の魅力なんだろうと思います。

どこから聴いても、誰が聴いてもポップで聴きやすいように精緻に構成されていながら、
商業性を保ちながらも、
彼自身がやりたかった(であろう)ブラックミュージックと邦楽ポップスの融合が高い水準で成し遂げられた傑作。


5位 L.O.K/久保田利伸
Genres: R&B, Soul


LOK.jpg

日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。静岡県庵原郡蒲原町出身。1962年生まれ。

日本へブラックミュージックの真髄を持ち込んだ紹介者でありながら、
自身も00s初頭にはネオソウル界隈で活躍し、
日本人特有の優れたメロディセンスを備えた楽曲を多く残し続けている久保田利伸のニューアルバムです。

時代とともにシンセファンク~NJSの要素が強かった初期、
フィリーソウルの影響を強く感じさせながらも無類の艶やかさとポップネスを見せつけた90年代後半、
ネオソウル~ヒップホップのグルーブを積極的に取り入れていた00s初頭、
帰国後は再びポップスとしての徹底された巧みな構成、コード進行とキャッチーさを備えていった00s後半から現在に至るまで、
常に時代の最先端を走り続けてきた彼ですが、
今作はそうした過去取り組んできた音楽のスタイルが非常にバランスよく取り入れられており、
さらに完成度の高い作品になっていると思います。

ブラコン~クワイエットストーム風味の表題曲M1L.O.K,
初期の鋭いシンセファンクを思わせるM2Cosmic Ride,
ドロドロしたグルーブとエロティシズムに満ち満ちたネオソウルM5Squeeze U,
ピコピコシンセの生々しいリフが心地良いM9Upside DownはキメでChicのLe Freakそのままのフレーズが登場したりと、
過去の偉大なブラックミュージックへのオマージュも、いつも通りふんだんに盛り込まれています。
M10Da Slow Jamは80s後半のJam & Lewisの音を彷彿とさせる柔らかいスローで、
間奏のシンセのトーンなどはNJSを思わせる部分もありますが、
あくまで盛り上げ過ぎず、メロディーは綺麗に、トラックはしっとりとしていて最高のバランス感覚です。

やはり久保田利伸は最高です。
ずっと彼に付いて行って、ブラックミュージックの世界を探訪していきたい、と思えるような、
久保田風「総まとめ」のアルバムです。
傑作。

4位 Lotta Love/G.RINA
Genres: R&B, New Jack Swing, Black Contemporary, Funk

Lotta Love

日本のシンガーソングライター、トラックメイカー、DJ。今作は約5年ぶりとなるニューアルバムです。

偶然タワーレコードのポップで発見して聴いたのですが、
どうやらtofubeatsの楽曲、No1にフィーチャリングされてその名前が知られるようになったということだそうです。

彼女の詳細については不明な部分が多いですが、自身のレーベルMelody&Riddimを運営しながら、
プロデューサー、トラックメイカーとしての仕事を中心にして5枚のオリジナルアルバムを発売しているようです。

そうした中には土岐麻子、南波志帆、坂本冬美、tofubeats、OMSBなども含まれており、
今後の邦楽ブラックミュージックの隆盛に乗って活躍が期待される人材だと思います。

そして、肝心の内容ですが、
まずゲストはtofubeats、やけのはら、PUNPEE、LUVRAW、Kashifなどを迎えて制作されています。
ハウス的、ダブ的なずっしりとした打ち込みリズムが響くエレクトロから、
ディスコ、AORなどのサウンドを、M2音に抱かれてのベースラインのアレンジなどに特に顕著ですが、
懐かしいブラックコンテンポラリーのサウンドを中心としながら纏め上げています。

アンビエント~チルウェイブのような冷ややかなシンセに対しても、
音の輪郭をはっきりとさせるように配置された、軽やかなテレキャスのカッティングをフィーチャーしM3Kamakuraや、
エレピのコードバッキングはネオソウルに典型的なM4黄昏のメモリーレーンでも、
コーラスやウェストコースト風のホーンや、スチャダラパーを思わせる緩いラップを合わせて個性的に再構築していて、
非常に面白いです。

Jamiroquaiへのオマージュと思われるM5Virtual Intimacyでも、
ぶっといベースラインは生ベースにしておきながら、
コーラスのみになるパートを入れてみたりと音数を抑えて渋い出来上がりになっています。
リードトラックとなっているM10愛のまぼろしは、かつてのYMOのようなニューウェーブ風シンセに、
トークボックスの軽く掛かったコーラスがえも言われぬ浮遊感です。

今後にも非常に期待したいトラックメイカーです。

3位 POSITIVE/tofubeats
Genres: R&B, Electronica, Pops


Positive


日本の音楽プロデューサー、DJ、トラックメーカー、歌手。本名は河合佑亮。兵庫県神戸市出身。1990年生まれ。2nd。

いわゆるDTMを中心にして、PC一つで音楽制作を行うタイプのトラックメイカーとしては、
彼が日本で最も有名になった人物の一人なのだろうと筆者は思います。

普段から、ハードオフやブックオフ等を巡り(ここまでは筆者と同じ(笑))、
収集した中古CDや中古レコードを使いながら楽曲を作っていくというスタイルだそうで、
その過程で(おそらくBOOK OFFに沢山あるであろう)かつてのJPOPのサウンドを吸収していきながら、
主にシティポップの影響が色濃いエレクトロポップを作り出しています。

シティポップと言ってもニューミュージック色はさほど強くはなく、
それよりは80s以降のガールズポップス/アイドルポップスのキラキラした音に、
クラブミュージックのリズムパターンや凝ったクリスピーな音色を合わせていったサウンドと考えればいいと思います。

より時代の新しい小室哲哉のサウンドや、中田ヤスタカのサウンドをも取り込みつつ、
トランスやユーロビート、ハウス、ダブ的な構造、音処理にも目を向けながら、それらを彼自身のセンスで構築した一枚です。

e-girlsのAmiをフィーチャーした表題曲M2など、非常にポップなサウンドなのですが、
音の抜き差しのセンスが素晴らしく、トークボックスの掛かったバックコーラスがジャジーな感じを演出しています。

M3T.D.Mのベースラインでリフを作りパターンの下敷きにしていく手法は
Billy Oceanのような70s末~80sの作り方としながらも、
ピアノのコードバッキングは久保田利伸など好みそうな邦楽ポップス~R&Bのサウンドに近い作りで、
こういう部分がモダンな印象を与えているのだと思います。
M5STAKEHOLDERのように近年流行りのEDM的なブレイクを用意して、
分厚いシンセとブレイクビーツを合わせた楽曲でも、ベースラインにはブラコン風味の香りがしてきたり、
新旧いずれのブラックミュージックファンにも受け入れられそうな懐の広さを感じます。
M7I know youもディスコミュージック~初期ハウス直系のリズムパターンで構築され、
上部にはDavid Sanbornのようなフュージョンらしい豊饒なホーンが乗せられているバランスが良いです。
Skylar Spenceをゲストに招いたM8Without Uは邦楽的な側面の弱い一曲で、
チルっぽい冷ややかなシンセとトランスっぽい展開が懐かしいです。
玉城ティナをゲストボーカルに迎えた、シャッフルのリズムにAOR的なハーモニーが合わさったM9すてきなメゾンは,
いかにも筆者好みの音という感じです。
スネアに強く掛けられたリバーブ、重くもたれ掛かったビートが90sR&B的なM11閑話休題などなど、

今流行のEDMサウンドにはあまり興味を示せない筆者ですが、
tofubeatsのアレンジのセンスと、
新旧織り交ぜたブラックミュージックへの深い造詣を感じる楽曲たちの素晴らしさには感服します。

今後も追いかけていきたいと思います。傑作。

2位 Obscure Ride/cero
Genres: Pops, Pop Rock, Soul, Neo Soul, AOR


Obscure Ride

2004年に結成された東京都出身の日本のロックバンド。3rd。
バンド名のceroとはContemporary Exotica Rock Orchestraの略。
デビュー時より多彩な音楽からの影響を窺わせていますが、
とりわけシティーポップスや、かつての日本のインディーポップを独自に消化してきたサウンドと考えてよいと思います。

電子音楽、ブラスロックなどを取り入れてきたMoon Riders、音響派~現代音楽、
クラシックの影響が強かった坂本龍一や細野晴臣のソロなどが、
直接的に影響を受けた音楽たちだと思われます。
その中でも特にムーンライダーズの鈴木慶一とは縁が深く、2007年にはプロデュースを担当されています。

しかしながら彼らの重要な点は、前作フルのMy Lost City(2012)でもそうですが、
メロディーセンスの良さと、ホーンやコーラスの使い方など滑らかでバランスの良いアレンジの感覚にあるといえると思います。

演奏の面ではあまり固め過ぎた音にはせず、適度なルーズさがある所も、
現代的な音のトレンドに(さほど意識している訳ではないと思うのですが)非常にマッチしています。

中にはM11Wayang Park Banquetのように意識的にモダンなポリリズムを中心に据えながら、
ジャズのハーモニーを重ねていくという流行りのスタイルもありますが、こうした曲でもメロディーは聴きやすく演奏にも緊張感があって耐久度の高い曲になっています。

M4Summer Soulのようにジャジーヒップホップの定番な展開の曲でも、
邦楽らしいメロディアスでノスタルジーあるフックを用意していたり、
M7OrphansではキーボードやホーンのアレンジはRasaan Pattersonに代表されるような、
ネオクラシカルソウルのような軽妙さがありながら、メロディーはシティポップに昇華しているという、
彼ら自身のポップセンスが随所に見られます。
M8RojiはAdriana EvansのLove Is All Aroundを思い起こさせるようなリフに、
ラップ的なボーカルとか弱いファルセットを組み合わせていくセンスが素晴らしいです。
M9Driftin’は、イントロの進行やフェイクの使い方に、
かつてのOriginal Loveを髣髴とさせてくれるようなソウルフルな一曲ですが、
リズムはもっと緩やかでルーズ、インスト部ではしっかりフュージョン感を出した筆者お気に入りの一曲です。
これは最高に良い。
M12Narcolepsy Driverのサックスソロのメロウさ、ドラムスのフィルの感覚などは
(間奏に入る直前はネオソウル的なのですが)山下達郎バンドの初期メンバーを髣髴とさせるような音で、
懐かしい気持ちにもなります。

かなり長くなってしまいました。
彼らは最近のブラックミュージックのトレンドに近いものを十分出していると思いますし、
そこが売れた理由の一つでもあるのだと思います。
しかしながら重要な点は、AORやシティポップ、フュージョン、渋谷系、70sのフリーソウル、モータウンなど、
かなり射程が長いにも拘わらず、邦楽ポップスらしさを失わずに、
それらを矛盾なく同居させているという点にあると思います。

ロックを中心に聴いている層には革命的に映るサウンドかもしれませんが、
そうした繋がりの中で聴くと、
邦楽ポップスの正統的なクロスオーバーの進化形と言って良い一枚だと思います。

後世に残る傑作として、振り返られる一枚になると私は思います。

1位 ブルーペパーズEP/ブルーペパーズ
Genres: AOR, Soft Rock, Pops


ブルーペパーズEP

東京都在住の大学生、福田直木と井上薫の2人組による音楽ユニット。1stEP。
高校時代に共通の友人を介して知り合い、音楽の趣味が合っていたため意気投合、
次第に二人で作曲に取り組むようになったとのことです。

メンバーの福田直木さんは1992年生まれと筆者と同じ年齢で、
井上薫さんに至っては93年生まれと、完全に同世代の方々が、
こうしたAORに強い影響を受けた音楽を作っておられるということにとても感慨深いものがありますし、
誇らしく思っています。

AOR、ジャズ、フュージョン、ラテンなど様々なジャンルを追究し、
それらのエッセンスを盛り込みつつも「聴きやすいポップス音楽」というフォーマットに落とし込む
というバランス感覚を大切にしている、
と公式サイトのBiographyには記されていますが、
まさにこの通りで、近年再評価の機運が高まっているAOR~渋谷系にかけての音型のポップスでも、
彼らの作り出す音楽は「邦楽の歌ものポップス」としての構造にこだわって作られていて、
かつ音楽的にも無理なく整合性の取れた展開、バランスの良いアレンジであることが、
他のアーティストとの大きな差だと思います。

福田さんの洋楽好きの両親の影響でAORを聴きはじめ、
ドラマーとしてTOTOに触れるようになった、
その後はDTMでの作曲へと移行していったというBiographyにもニヤニヤしてしまいます。
その通り、サウンドでもカギを握っているのがドラムスで、
細かなフィルのフィーリング(特にここにブラジリアン、ラテン的なフレーヴァ―が散見される)、
グルーブの訛り方もJeff Porcaroを強く意識したパターンです。

福田さんの好きなミュージシャンは
Steely Dan, Jay Graydon, Pages, Gino Vannelli, Michael Franks, Toto, The Doobie Brothers,
Larry Carlton, Pat Metheny, Ivan Lins, Toninho Horta, キリンジ, 冨田ラボ, 山下達郎など、

キーボードを担当する井上さんの好きなミュージシャンは
塩谷哲, 佐野康夫, 菅野よう子, aiko, キリンジ, 坂本真綾, 古内東子, 吉澤嘉代子, Dave Weckl, Steve Gaddなど
で、

お二方とも歌もののAORだけではなく、インストとしてのフュージョンや現代のJOPからの影響も強いようで、
直接的な影響が見受けられる冨田恵一やキリンジのサウンドとは、
そうした点で変化が見られていることにも着目したいと思います。

ゲストボーカルに佐々木詩織を迎えたM16月の夢は、
ピアノのボサノバ的なリズムパターンが印象的なAメロ(バックで鳴るクラビネットがファンキーさを加えています)から、
Bメロ~サビ前ではAOR的な展開が目立ち、デュエットによるソロは爽やかで甘酸っぱい魅力があります。

以前の記事でもお話ししたLampや北園みなみのサウンドに近いイントロから始まるM2面影は、
サビはMOON期の山下達郎を思わせるような濡れたメロディで、
高音部の滑らかな響きが美しいフィリーなストリングス、ジャズ寄りの構造は冨田恵一などが好んで用いそうな展開です。
ドラムスはデッドな音色で、タムの絡んだフィルなどの重さは青山純や河村智康を思わせるようです。

George Bensonばりのギターと歌のユニゾン、跳ね回るベースに軽いドラムスが絡むイントロから
80sフュージョン色の強いM3汗は甘い口づけは、サビに近づくにつれて、
キリンジやボーカルの気怠い感じ、リバーブ感はキンモクセイなど割と新しい日本のソフトロックの音となっていきます。
歌に乗っかって短めのギターソロ(これもいかにもAOR)、ドラムソロでは歓声を入れてライブっぽい感じを出しています。

ギターソロはアウトフレーズは弾かずにメロディアスに、
そしてドラムソロはTOTOのツアーの時のJeff Porcaroを想起させるような、
サンバのグルーブ溢れるフレーズで構成されています。

インタールードのM4Eventideは、Weather期のJaco Pastoriusを思わせるベースが歌っているおぼろげなフュージョンですが、
後半にかけてはバラードらしくしっかりメロディアスに仕上げています。

本作の中でも特にSteely Dan色が強く仕上がっているM5星空と孤独のマスカレードは、
一番玄人好みな一曲だろうと思います。
ジャジーな展開で意表をついたコード進行の多い曲ですが、
メロディーはウェストコースト的で、Michael McDonald(在籍期のDoobie Brothers)の音に近い哀愁ある音なのが良いです。

英語詞のM6Callingは、モダンな印象を与えるエレピ弾き語りの冒頭から、
ハットが入り、Jeff Porcaro得意のパターンを思い出させてくれるドラムスが入ってくると、
一気に時代があの時代のLAの音に戻っていくのですが、ホーンの配置の仕方はEWFのような感じもありつつ、
音の切り方など、ゴテゴテにしすぎないで、もう少し艶消しな感じになっているのが面白いです。
ドラムスも含めて、アウトロのシンセのリードなど竹内まりやのMorning Gloryのグルーブを思い出すようです。
 
今年はブラックミュージック、クロスオーバー、AORという、
筆者にとって一番思い入れの強い音楽に影響された新作を次々と掘り起こすことができ、
極めて充実した1年間だったと思っています。


その中でも、このブルーペパーズのサウンドは抜群に自分の好きな音で、
何度も聴いております。
こうして自分の世代にも、自分と近い音楽を愛するミュージシャンが居て、
確かに良い音を作っているということに、わが身の幸福を感じています。

洋楽の年間ベストですが、目下編集中です。
こちらもかなり時間がかかってしまうかもしれませんが、
何とか書き上げたいと思いますので宜しくお願い致します。では、今日はこの辺で。

【以下、一覧です】
1位 ブルーペパーズEP/ブルーペパーズ
Genres: AOR, Soft Rock, Pops

2位 Obscure Ride/cero
Genres: Pops, Pop Rock, Soul, Neo Soul, AOR

3位 POSITIVE/tofubeats
Genres: R&B, Electronica, Pops

4位 Lotta Love/G.RINA
Genres: R&B, New Jack Swing, Black Contemporary, Funk

5位 L.O.K/久保田利伸
Genres: R&B, Soul

6位 Yellow Dancer/星野源
Genres: Pops, Soul, AOR, Funk

7位 The Bay/Suchmos
Genres: Acid Jazz, Club Jazz, Funk

8位 Smashing Anthems/水樹奈々
Genres: Pops, Symphonic Rock, HR/HM, AOR

9位 Blue Avenue/花澤香菜
Genres: AOR, Soft Rock, Adult Contemporary, Pops

10位 A Day In Dystopia/森広隆
Genres: Funk, Pops

11位 Think Good/OMSB
Genres: Alternative Rock, Rock

12位 タビノオト/牧野由依
Genres: Pops, AOR, Adult Contemporary

13位 メジャー/SANABAGUN
Genres: Hip Hop, Alternative Hip Hop, Native Tongue

14位 Breezin’/小松秀行
Genres: Fusion, AOR, Acid Jazz

15位 仕事/入江陽
Genres: Neo Soul, Hip Hop, Breakbeats

順位なし Awesome City Tracks/Awesome City Club
Genres: Pop Rock, Alternative Rock, Disco

順位なし Endless Cycle Of Rebirth/Kita Kouhei
Genres: Chill Wave, Ambient, Electronica

順位なし The Show/Lucky Tapes
Genres: Soul, Fusion, Neo Soul

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  1. 2016/02/21(日) 22:12:12|
  2. 雑記(音楽関連)
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【企画記事「宇宙への行き方」さんより】No Music No Life Question

私的名盤紹介にお越し下さっている皆様、お世話になっております。
管理人のSystematic Chaos(@privategroove)です。

現在のんびりと年間ベストを編集中なのですが、
その間に、主にTwitter上で懇意にして頂いている宇宙ネコさん(@sibuyandam)のブログ「宇宙への行き方
の企画であるNo Music No Life Questionというものに参加させていただくことになりましたので、
ここでその回答を掲載したいと思います。

No Music No Life Questionの企画の内容としましては、
これまでの音楽との出会い方、遍歴を辿っていくような質問に答えるというものです。

いつもは話が長くなってしまいがちなので、今回こそは短めに纏めていきたいと思います。
では、どうぞ。

Q1: 人生で初めて音楽をいいと思った瞬間はいつですか? きっかけになった曲があれば曲名と理由もお願いします。

僕の両親は揃って音楽の好きな人だったので、
幼いころ、幼稚園の送り迎えなどで、カーステレオで聴いていた音楽が自分にとっての原体験です。
具体的には、3歳の頃に聴かされた、
The Doobie BrothersのWhat A Fool Believes(1978)

僕にとって初めに記憶に強烈に残った曲だと思います。
中学生になってから自分で音楽を漁るようになり、自宅のCD棚でこの曲と再会することになるのですが、
その時もこの曲の持つ、乾いているけれども、その中にある切ない雰囲気に夢中になりました。
今聴いても、この当時のDoobie Brothersの曲は素晴らしいと思いますし、
ソフトで、都会的な音楽を生まれながらにして好んでいたのだと思います。
そういった意味で、良いと感じる音楽の姿は、3歳の頃から変わっていないのです。

Q2:どういった感じの音楽が好きですか? ジャンルでも、言葉で詳しく表現して頂いても構いません。

そうですね、なかなか難しい質問ですが、
自分の家系が元々ダウンタウンの出身であることもあり、「都市生活者の音楽」というのが、
僕の中で好きな音楽の共通項になっていると思います。
というより、そうした音楽の持っている湿り気というか、ビル街に光が差し込むと陰影ができるように、
光と影の両面が提示されているような音楽を好きになりやすいんだと思います。

都市をイメージさせるような音楽には、夜の時間が似合っています。
夜のドライブの時間は、僕にとって多くの音楽と出会うことになった貴重な時間でした。

音楽の中身に迫ってみると、まず歌が上手いこと、メロディーが美しく、リズムが整然として力強いこと、
という非常にシンプルなことを求めているに過ぎない、ということに最近やっと気が付きました。
ただし、この3つの条件をさらに突き詰めていくと、非常に長くなってしまうので、端的にお話しします。

歌が上手い、とは、器楽的な上手さだけではなく、その人の生まれ持ったトーンと曲との兼ね合い、
トーン自体のコントロール、抑揚の付け方、発音の仕方、フェイクの使い方、
そしてこれが一番大事なのですが、リズムに対して非常に意識的で、
狙ったところに音を置きに行くことが出来るボーカリストが、僕は好きです。
つまり、意識的に音を伸ばしたり、適切な所で切ったり、バックに合わせて歌をコントロールして歌う人が良いです。

メロディーが美しいこと、とは曖昧な基準にならざるを得ませんが、
曲のアレンジの中で、ある程度しっかりとした一本の線が通っているものが好きなことが多いです。
ただ、電子音楽やフリージャズなどではそうしたものを求めない場合もあります。

リズムが整然として力強いこと、とはリズムの中に、
曲の下部構造を支える堅牢なモチーフが存在するということで、
演奏者、作曲者自身の「訛り」が適切に含まれていること、
平たく言えばグルーブがあるということですが、そうしたリズムが好きです。
力強い、とは音が大きければ良いということではなく、曲のアレンジの中で適切な音色で、
多すぎない少なすぎない音数で、曲全体を揺さぶり動かし、張り詰めた緊張感を与えるものでなくてはいけません。
そうした意味で、打ち込みでも構わないのですが、抑揚の無い平坦なリズムでは聴きたくなくなってしまいます。

その他、幾つか副次的なことを挙げますと、
・ハーモニーに意表を突いた部分があったり、曲中で様々な色合いを見せるもの、
或いは、ディスコのように、一つの短い循環の中に曲のエネルギーを集約させたようなものも好きです。
明るいだけでなくて翳りのあるコード進行も良いですね。
定番、王道的なものも嫌いじゃないです。(ファンクのように進行しなくても良いですが、その場合は強いビートが欲しい)

・アレンジが精緻/適切であること
時代や地域や人物の雰囲気などを凝縮し、
音色と音配置の中に封じ込めている音楽が良い。

・録音が良いこと
適切な音圧、特性周波数、ダイナミックレンジで、各楽器の分離が良好であるけれども、
分離しすぎずにある程度の混ざりが存在していること。

・歌詞がメロディーに対して綺麗に嵌っていること、
SSWの場合は作家の私小説的な内容か、心象風景を描いたような作風が好き。

ジャンルで答えると、ステレオタイプに嵌ってしまって面白くない答えになってしまいますが、
ざっと列挙させて頂きますと、

1. 1970年代末~1980年代前半のアメリカ西海岸の音楽: 
AOR, アダルト・コンテンポラリー、ソフトロック、アメリカン・プログレハード
2. 1970年代末~1980年代の、モダンジャズ~モードジャズから派生してきた音楽:
フュージョン、スムースジャズ、邦楽フュージョン
3. 1970年代から現代までのアフリカンアメリカンのポピュラー音楽:
R&B, ソウル、ファンク、ディスコ、ブラック・コンテンポラリー、ニュージャックスウィング、ネオソウル
4. 黒人音楽のストリートミュージック:
ドゥーワップ、コーラスグループ、ヒップホップ、オルタナティブヒップホップ(Native Tongue)、ジャジーヒップホップ
5. 1970年代から1980年代の日本のニューミュージック、シティポップ
6. 1990年代、1990年代以降の日本のポップス:渋谷系、Jポップ
7. 1990年代以降の日本のロック:邦楽ロック(ソフトロック)
8. ハードロック・ヘヴィメタル
スラッシュメタル、プログレッシブメタル、メタルコア、パワーメタル、メロディックデスメタル
9. プログレッシブロック、ジャズロック:テクニカルなものが主体です。
10. 主に1990年代以降の黒人音楽の影響が強い電子音楽:
ハウス、ブレイクビーツ、テクノ、ニューウェイブ、チルウェイブ、アンビエント
といったところだと思います。

Q3: 上の質問で挙げたジャンルを好きになったきっかけはありますか?
それに関しては、「以前の記事」でお話しさせて頂きましたので、もし関心のある方がいらしたらご覧下さい。

Q4: 好きなアーティストはいますか?
はい。沢山います。
これも申し訳ないですが、「以前の記事」でお話しさせて頂きました。
しかし、一人挙げるとするなら、
山下達郎さんの音楽が、僕にとってポップスを聴くときの判断の基準になっている、
ということだけ申し上げておきたいと思います。

Q5: 音楽を聞いて感じたことがあればレビューなどを書いたりしますか?
はい。このブログやTwitterで音楽についての話をさせて頂いております。

昔から、感想文や作文を書くのが大好きな子供でした。
それに自分の大好きな音楽を結び付けようと考えたのは、ある意味では必然だったのかなと思います。
自分の周りに好きな音楽を共有できる友達も少なく、それがこのブログを始めるきっかけとなりました。

初めは友達に音源を貸すときに、一言でレビューと紹介文を添えて送るという形で始めたのですが、
書き終えたものをそのままにしておくのが勿体なくて、Amazonレビューに投稿しようか、とも考えましたが、
自分のサイトを一つ作ってそこに来て頂くことで、
新たに趣味を共有できる仲間が見つけられるのではないかと思いました。

Q6: 上の質問で書いてると答えた方だけに質問です。そのアルバム(曲)の何を重視して伝えてますか?

私がある音楽について話すときは、以下のようなことを意識して書くようにしています。
1. その音楽が生まれてきた経緯、ミュージシャンの経歴を、音楽性の側面から簡潔に纏めること。
2. アルバムに収録されている曲1つ1つを、
 そのサウンドが生み出されるときに目指そうとしていた方向性を想像しながら説明する。
 つまり、作り手が表現したかった音、空間を考えること。
3. その音楽を聴いて、自分の、主観的で率直な感想を述べること。
4. その音楽が、自分のリスニング歴の中でどのような位置にあり、どのような音楽と繋がっているかを考えること。

Q7: どんな時に音楽を聞きますか? また、状況に合わせて聞くものを選んだりしますか?

小中高までは、音楽とは必ず移動に伴うものでした。
幼児~小学校までは両親の運転する車のカーステレオで、中高は初めて買って貰ったWALKMANに曲を入れ替えながら、
家にあるCDと、近くのTSUTAYAで手に入れたものを聴き漁っていました。
時折、タワーレコードやショッピングモールに入っていたHMVでCDを買うこともありましたが。
大学生以降は、車で移動する際に音楽を掛けるようになりました。
そして、このブログを始めるようになり、軽音楽部の仲間から教えて貰って、
意識的に広く聴く」という態度を身につけるようになっていったと思います。

•Q8※アニソン・声優系の曲は聞きますか? 聞く場合は何に注目して聞いていますか?

はい。聴くときもあります。
アニソン、声優だからといって注目すべき点が変わることはありません。
ただし、アニメやTV、CMのテーマソングとしての音楽は、「限られた時間」の中で聴く者の耳を奪い、
集中をそちらに向けさせなければなりません。
したがって、メロディーラインとフックの構造に細心の注意を払って作られていることが多いと思います。
ですから、始まってからワンコーラスが終わるまでの間に、
どうやって聴く人を夢中にし、世界観の中に引き込むのか、に注目して聴くこともあります。

•Q9:※印の質問で声優アーティストの曲を聞いていると答えた方に質問。
アーティスト活動している声優で好きな方はいますか? 魅力も書いてみてください。


水樹奈々さん、堀江由衣さん、花澤香菜さん、上坂すみれさん、悠木碧さん、豊崎愛生さん、牧野由依さんなど、
女性声優のソロアルバムを聴くことがよくあります。

水樹奈々さんに関しては、中高生の頃からファン歴8年目で、新譜を買ってライブに参加してきております。
ほかにもアニメを観ていて気になった声優のアルバムを聴くようになりましたが、これは大学に入ってからです。

自分の場合は、アニメよりもラジオで声優さんの存在を知ることが多く、
文化放送系で番組を持っている水樹奈々さん、堀江由衣さん、
地元の東海ラジオでコアな音楽系番組を持って居た上坂さんなどは、アニメよりもラジオで好きになった面々です。

花澤香菜さんが渋谷系再評価の中でボーカリストとして取り上げられたり、
堀江さんが清竜人のプロデュース楽曲で人気を博したように、音楽的にも面白いアルバムが多くなって来ていると思います。
一般に人気の高い日本のポップスやロックのトレンドとは一味違ったアプローチをした作品が多いのが特色で、
そういうニッチな部分を埋めている貴重な存在だと思います。

Q10 こちらも※印の質問で声優アーティストの曲を聞く方への質問。
 キャラソンを聞く時はどういった部分に注目して聞いてますか?(歌唱、表現など…)


キャラソンという括りではあまり聴いていないです。
それこそ、水樹奈々さんの出演する番組のキャラクターソングを買ったりすることはありますが、
彼女の場合はキャラクターに歌わせるというよりは自分のソロの曲の延長線上で表現している感じなので、
特にどこに注目、ということはないと思います。
そのアニメに思い入れがあれば、聴こえ方も違ってくるのですが。

Q11: 映画・アニメ・ドラマ・ゲームなどのサントラは聞いたりしますか?

はい。さほど多くはないのですが、映画やゲームのOSTは多少持って居るものもあります。
ただ、CDを購入するまで至るものは少なく、レンタルか、アニメに詳しい友人を介して手に入れることがほとんどです。

ゲームではFinal FantasyⅩ、ゼルダの伝説時のオカリナ、Persona4など、
映画ではWoman In Red, Flashdance, Juiceなど
少し古い映画のOSTを何枚か持って居ます。

Q12: ライブにはよく行きますか?

はい。よく行く方だと思います。
去年は年間に9本のライブに参加しました。
平均すると年間10本くらいは行っていると思います。最近は海外のアーティストを見に行く機会が増えました。
毎年欠かさず山下達郎のツアー(今回は2回見に行きました)と水樹奈々のツアーには参加し続けています。
働き出してからも、何とかこの2つだけは行こうと思っています。
あとはUNCHAINのツアーにも毎年行っていますね。

Q13: あなたが今まで聞いた音楽の中でもっとも印象に残っている作品を教えてください。
 アルバムでも楽曲単位でも構いません。ジャンルも問いません。印象に残った理由も交えて書いてみてください。


一つに絞るのは難しいのですが、アルバムで挙げるとしたら、山下達郎のMelodiesだと思います。
Melodies
レビューは過去記事にありますのでそちらをご覧いただければと思います。
歌、演奏、アレンジ、録音、ミックス、歌詞、ありとあらゆる面で完璧なポップスの姿が体現された作品の一つだと思います。

Q14: あなたにとっての音楽とは何?

自分にとって、音楽は感性を構築しているものだと思います。
そして音楽を聴くという行為は、
聴いた音楽が自分を作り、そしてまた次の音楽を吸収するようにして、自分の価値観が定まっていく過程です。
ですから、もし音楽が無かったら、「どれそれという曲」を聴いていなかったら、
という仮定は決してすることが出来ない、自分と不可分の存在だと思います。

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  1. 2016/01/28(木) 00:29:45|
  2. 雑記(音楽関連)
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プロフィール

Systematic Chaos

Author:Systematic Chaos
独断と偏見により、お気に入りのCDを紹介して行きます。
医学部医学科の大学生として臨床医となるべく勉強しています。
山下達郎ファンクラブ
TATSURO MANIA会員。
水樹奈々ファンクラブ
S.C. Nana Net 会員。
上坂すみれファンクラブ
コルホーズの玉ねぎ畑 会員。
初心者ですが宜しくお願いします。
好きなジャンル:
1. AOR, MOR, ソフトロック
2. R&B,ファンク, モータウン,
ニュージャックスウィング,
フィラデルフィアソウル, シカゴソウル,
ブルーアイドソウル
3. ポップス、Jポップ
渋谷系、ニューミュージック
4. プログレッシブロック
5. ハードロック, へヴィメタル,
プログレッシブメタル, スラッシュメタル,
メロディックデスメタル,ブラックメタル
6. ジャズ,フュージョン,
ハードフュージョン, アシッドジャズ,
ハード・バップ, ジャズファンク,
ジャズロック
7. ジャジーヒップホップ,
オルタナティブヒップホップ
8. エモ, スクリーモ
9. ハウス, アシッドハウス,ディスコ

ライブラリは65,000曲ほどです。
ヘッドフォンはAKGのQ701、Audio TechnicaのATH-ESW9、
イヤフォンはShure-SE425を使っています。
iPod ClassicにTEAC-HAp50またはATH-PHA31i(ポータブルヘッドフォンアンプ)を挿して聴いています。
ブログとして記事を書くことを通じて
自分のライブラリと向き合ってみると、
相当趣味が偏ってるということを
痛感しています。
これから沢山の音楽に触れ、勉強していきたいです。
たまに医学関連の記事や日々の雑感を書いております。
※当ブログはリンクフリーです。
コメント下さると励みになります。
下さったら嬉しいです。
※Twitterもやっております。
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