Album: Elektric Band
Artist: Chick Corea
Genres: Jazz, Fusion

1941年生まれのアメリカマサチューセッツ州チェルシー出身のピアニスト、キーボーディスト。
エレクトリックジャズ黎明期から、Miles Davisバンドの一員としてIn A Silent Wayと
Bitches Brewに参加し(これがFender Rhodesに触れるきっかけとなりました)、
ジャズ・ロックからフュージョン全盛期において、常にジャズの新しいコンセプトを打ち立ててきた
超重要人物ですね。最近では、2008年に上原ひろみとピアノ・デュオを組み、
アルバム、Duetを発表したりしています。
本作は、1985年に彼が結成したエレクトリック・バンド(John Patitucci(B),Dave Weckl(Dr)
という現代を代表するリズム隊を引き連れた)の1stアルバムです。
多作家であるチックの組んだプロジェクトは沢山ありますが、一番有名なのが、
Return To Foreverでしょうか。RTFと比較すると、あちらがエレクトロ色の強いサウンドで、
ラテン音楽の影響が強いのに対して、Electric Bandでは、ハードロックよりのパワフルで
ラウドな音色になっており、メロウで都会的なフュージョンサウンドとは対照的な、
ハード/テクニカル・フュージョンの奔りとして捉えることもできると思います。
Dave Wecklのドラムも、普段に比べてよりパワフルでへヴィ―なトーンになっています。
Milesのバックで演っていた時から、既にフリー・ジャズへと傾倒していたChickですが、
(スタジオ音源とは異なり、ライヴ・アルバムではよりフリーな演奏スタイルを楽しめます)
Electric Bandではさらにその傾向が強まり、転調や分数コードといった高度な理論と
優れたテクニックに裏打ちされた演奏を見せています。
テクニカルながらも、ジャズファンにも、ロックファンに強くも訴えかけること間違いなしの
キャッチ―なフレージングに溢れており、若きリズム隊とChickのYAMAHAのキーボードから生み出される
スペイシーなサウンドがぶつかり合い、激しく火花を散らしています。
熱い!熱すぎる!!!
Rumble
Got A Match
Artist: Chick Corea
Genres: Jazz, Fusion

1941年生まれのアメリカマサチューセッツ州チェルシー出身のピアニスト、キーボーディスト。
エレクトリックジャズ黎明期から、Miles Davisバンドの一員としてIn A Silent Wayと
Bitches Brewに参加し(これがFender Rhodesに触れるきっかけとなりました)、
ジャズ・ロックからフュージョン全盛期において、常にジャズの新しいコンセプトを打ち立ててきた
超重要人物ですね。最近では、2008年に上原ひろみとピアノ・デュオを組み、
アルバム、Duetを発表したりしています。
本作は、1985年に彼が結成したエレクトリック・バンド(John Patitucci(B),Dave Weckl(Dr)
という現代を代表するリズム隊を引き連れた)の1stアルバムです。
多作家であるチックの組んだプロジェクトは沢山ありますが、一番有名なのが、
Return To Foreverでしょうか。RTFと比較すると、あちらがエレクトロ色の強いサウンドで、
ラテン音楽の影響が強いのに対して、Electric Bandでは、ハードロックよりのパワフルで
ラウドな音色になっており、メロウで都会的なフュージョンサウンドとは対照的な、
ハード/テクニカル・フュージョンの奔りとして捉えることもできると思います。
Dave Wecklのドラムも、普段に比べてよりパワフルでへヴィ―なトーンになっています。
Milesのバックで演っていた時から、既にフリー・ジャズへと傾倒していたChickですが、
(スタジオ音源とは異なり、ライヴ・アルバムではよりフリーな演奏スタイルを楽しめます)
Electric Bandではさらにその傾向が強まり、転調や分数コードといった高度な理論と
優れたテクニックに裏打ちされた演奏を見せています。
テクニカルながらも、ジャズファンにも、ロックファンに強くも訴えかけること間違いなしの
キャッチ―なフレージングに溢れており、若きリズム隊とChickのYAMAHAのキーボードから生み出される
スペイシーなサウンドがぶつかり合い、激しく火花を散らしています。
熱い!熱すぎる!!!
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